小春日和に扇山〜百蔵山

2023年11月22日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.1km
• 登り: 998m
• 下り: 1,174m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:45
• 合計: 5:57

7:58 山谷
8:06 林道終点
9:03 三境
9:28 9:38 扇山
9:44 大久保のコル
9:49 大久保山
10:18 カンバノ頭
10:33 長尾峰
10:44 宮谷分岐
10:55 コタラ山
11:27 コタラ山分岐
11:30 11:55 百蔵山
12:08 表登山道分岐
12:48 百蔵山登山口（表登山道）
13:14 百蔵山登山口バス停
13:42 13:52 セブンイレブン大月猿橋駅前店
13:55 猿橋駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路　JR中央本線　高尾駅始発甲府行7時7分発　鳥沢駅7時36分着
　　　富士急バス鳥沢駅前7時46分発 山谷7時55分着
　　　https://www.fujikyubus.co.jp/pdf/rosen/otsuki/otsuki-torisawa_202304.pdf
復路　JR中央本線　猿橋駅14時19分発

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはありませんが、落ち葉が多いのでスリップには注意。

その他周辺情報

福泉寺方面へ下りたら寄りたかった吉田うどんの「くらざき」
https://tabelog.com/yamanashi/A1905/A190501/19008144/

写真

11/22 7:57

鳥沢駅前で定刻より少し遅れたバスに乗って終点の山谷到着。途中の停留所で私たち以外唯一の女性が下車し、ここまで二人の貸切。
運転手さんが「見えてるよ」と声を掛けてくれて「ウワァッ」と、綺麗に雪化粧した富士山でテンションアップ！

11/22 7:58

思いっきり逆光ですが、バス停の証拠写真を。
それではスタート。

11/22 7:58

分岐を左へ進みます。

11/22 8:02

5分ほど行ってこの標識が左に見えたら…

11/22 8:02

戻る方向の斜め右に入ります。

11/22 8:06

集落を抜けて登山道に入るところで振り返りました。

11/22 8:15

暫くは暗い針葉樹の森。スギ(？)の中にマツが混在しているので松葉がたくさん落ちていました。

11/22 8:24

見事な立ち姿のテンナンショウ属さん。

11/22 8:27

針葉樹林帯を抜けるとポツポツ紅葉が見られるように。

11/22 8:28

この看板の手前が急登でした！

11/22 8:29

でもこんなきれいなカエデの樹があったので頑張れました。

11/22 8:43

明るい広葉樹林帯の上には更に明るい青空！

11/22 8:49

何ツツジが咲くのかな？
momoさん撮影。

11/22 8:55

ここでカックンと曲がるけれどT字路ではないので「三境」にあらず。

11/22 8:58

稜線近くになるとあれや…

11/22 8:59

これや…
色付いた樹が増えます。

11/22 9:02

「二十六夜」と彫られた石碑。
江戸時代の旧暦の1月と7月の26日の夜に村人が寄り合って飲食をしながら月の出を待つ「二十六夜待ち」という行事、に因むもののよう。

11/22 9:03

いいペースで「三境」通過。

11/22 9:04

なだらかな稜線はほとんどが黄葉。

11/22 9:06

時々紅葉。

11/22 9:13

下ばっかり見てないで上も見なくちゃね。
momoさん撮影。

11/22 9:21

こんなに綺麗なんだから！
(mo) 実は紅葉がこんなに見られると思っていなかったので嬉しい誤算？でした。

11/22 9:28

山頂直下は恐れていたほどキツクはなかった。
誰もいない貸し切りの扇山頂上！

11/22 9:30

北側には広場。
(mo) こんなに広々した山頂（しかも交通便利で人気のお山）にほかに誰もいない、ってけっこう珍しいかも。
momoさん撮影。

11/22 9:40

一休みしてから百蔵山へ向かって再出発。

11/22 9:44

コルはあっという間。

11/22 9:45

大久保山までは明るい稜線でルンルンだったけど…

11/22 10:03

その先は激下り。これは上を振り返った写真。

11/22 10:05

左手は明るいけどだいぶん荒れている感。
(mo) 下りが苦手の私的には今回ここが一番イヤな下りでした。

11/22 10:12

少し傾斜が緩くなってきたから…

11/22 10:17

あの小山が「カンバノ頭」かな？と思いながら左へ。

11/22 10:19

森を明るくしてくれる黄葉。

11/22 10:44

「宮谷分岐」。ここからが上り返し、と覚悟してたら暫くは巻く感じ。

11/22 10:56

樹間から来し方を。

11/22 11:01

(mo) 時々見上げると、お日様がこんなにまぶしかった。
momoさん撮影。

11/22 11:09

ここからがこの日一番きつかった最後の上り。標高差150mほどを一気に。

11/22 11:27

ゼエゼエしながら分岐に到着。

11/22 11:27

山頂へはもうちょっと。

11/22 11:30

到着！
(mo) さすがにここには数名の方がいました。
momoさん撮影。

11/22 11:30

ここでも富士山クッキリ。

11/22 11:31

春には両側の桜が咲いて良い眺めとなるでしょう。

11/22 11:55

大休止の後、富士山とお別れ。

11/22 12:08

分岐では表登山道へ。

11/22 12:08

最初は明るい広葉樹林帯。

11/22 12:18

展望台のようなところで。だいぶん霞んできてる。

11/22 12:21

本日お初のマクロ撮影。
コウヤボウキのピンクのポワポワ。

11/22 12:22

数少ない咲き残りの花。

ここから先は針葉樹林の暗い森のジグザグ下りでした。

11/22 12:45

水場を過ぎると…

11/22 12:47

カウンターがあり…

11/22 12:48

登山口到着。

11/22 12:48

こっちの道を行くと遠回りになるから引き返して…

11/22 12:51

「きれいなトイレ」がある方へ。

11/22 12:52

アキノタムラソウ。
momoさん撮影。

11/22 12:56

お天気が良いのでリンドウも開いてる。

11/22 12:57

登山口からここまで左側に綺麗な紅葉がたくさんあったのだけれど、それらは「和田美術館」(閉鎖中)のもの。

11/22 12:58

トキリマメ？
タンキリマメ？

11/22 13:01

ナンテンハギかな。

11/22 13:02

天敵、爆発準備中！

11/22 13:03

残念ながらトトロの奥の富士山は写らなかった。

11/22 13:02

向かいにある「きれいなトイレ」。
momoさん撮影。

11/22 13:09

どっちに行っても「百蔵山」の標識越しの百蔵山。

11/22 13:14

「百蔵山登山口バス停」。「登山口」からここまで舗装道路だったけれど150m高度を下げているので結構な急坂だった。

11/22 13:28

西にポッコリ岩殿山。

11/22 13:35

鉄柵に絡まるセンニンソウはまだ真っ盛り。

11/22 13:39

高速道路越しに百蔵山を振り返って。

11/22 13:40

「宮下橋」から上流を。
ここから駅まではほんの少し上り返し。

11/22 13:55

途中のセブンイレブンでアイス補給(体感は小春日和を通り越して初夏⁈)をしてからゴール。
(mo) セブンでアイスを買うことを思いついてくれたmymmamaさん、ありがとう!!　超おいしかった！

11/22 14:10

最後に、電車を待つホームから「扇山・百蔵山」を。
(mo) 扇山の頂上が隠れてるという下手くそ写真になっていた・・
momoさん撮影。

撮影機器：

DMC-TZ85 Panasonic

Canon PowerShot SX620 HS Canon

感想

momo1024

お花もほぼなくなってきたこの季節は富士山がきれいに見えるお山へGo！　ということで以前から目をつけていたこちらへ。ただし、2つ一度に登ることには自分としては懐疑的でした。
らくルートで計画すると6時間越え。6時間以上の歩行は体力的に危険、というのはわかっているので実は内心かなり躊躇しましたが、ヤマプラとのコースタイム差が1時間以上あること、バスの便が1本ではない（福泉寺方面へ下りた場合）ことで決断しました。
結果的にはかなり良いペースで歩くことができ、まだこのくらい歩けるんだと安堵。下山まで全く雲がわかないという晴天に恵まれ、紅葉も富士山も堪能できた良い一日になりました。

mymmama

「秀麗富嶽十二景」の「6番扇山」と「7番百蔵山」を一度に、と考え出したのは春先。らくルートで計画してみると5時間越え。「私たちにはちょっと無理かな」と諦めかけていたけれど、今年はここまでいい感じで山行を重ねてきたし、翌日のことは何も考えないで「暗くなる前に下りられればいいんじゃない」と、思い切りました。

往きの中央線では多摩川を渡る際に「けあらし」も見られるほど冷え込んだ朝でしたが、山中では終始ポカポカ陽気。(鳥沢駅前のバス停で冷たく感じた風も南風に変わった？)
「急登がきつい」との噂通りに感じたのは百蔵山の手前。何度も立ち止まりながら上りました。
下りがきつかったのは扇山の「大久保のコル」から先。比較的木の根や石は少ないけれど300m下げるのは長かったなぁ。

まだ残る紅黄葉と美しい富士山を堪能した一日でした。


備忘：スマホログ　距離12.3km 登り1108m 下り1282m