旧碓氷峠 → 鼻曲峠 → 十六曲峠 （+めがね橋）

2023年11月19日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 29.8km
• 登り: 1,684m
• 下り: 1,679m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:00
• 休憩: 1:00
• 合計: 9:00

8:15 碓氷湖駐車場
8:30 8:35 めがね橋
9:00 旧中山道口
9:30 9:35 覗
9:45 碓氷坂の関所跡
10:15 めがね橋分岐
10:35 10:40 山中学校跡
11:10 思婦石
11:15 熊野神社
11:20 11:25 碓氷峠見晴台
11:35 思婦石
12:05 一ノ字山
12:50 留夫山
13:00 13:20 登山道脇
13:45 金山
13:50 鼻曲峠
14:40 十六曲峠分岐
14:50 15:05 金湯館
15:15 きりづみ館（跡地）
16:20 16:25 道路脇
17:05 旧中山道口
17:15 碓氷湖駐車場

17:30 峠の湯 18:20
関越道の軽めの渋滞にハマりながら 20:00頃 帰宅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

碓氷湖から歩きました。
碓氷湖は上信越道の松井田妙義ICから15分といったところ。今回自分は横川SAの下りで仮眠後に向かっていて、この場合は碓氷軽井沢ICで降りて戻ってくる形になって40分程度を要しました。道中の県道92号もちょっと大変な道路になるので時間以上の遠回り感があります。。
なお国道18号（旧道）は現在めがね橋より少し先のあたりで全面通行止めで、軽井沢方面には抜けられません。
碓氷湖には広大な駐車場に小綺麗なトイレも併設しています。今回は到着時も下山時も全くガラガラで、まぁ登山者で賑わうような場所ではなさそうです。

コース状況／危険箇所等

全体的に危険箇所は無いと思います。
現状標高1000mを超える付近からちらほらと雪が見られますが、通行に支障がある程ではありませんでした。とは言え今後特に日陰などの凍結具合はちょっと怪しいかも。

今回のコースは概ね3つの区間に分類できるかなと思います。それぞれ以下にまとめます。

■ めがね橋〜旧碓氷峠（旧中山道）
良い感じに整備された登山道で、標識（というか名所のご紹介）多数、傾斜もあまりきつくなく広々とした道になっている箇所も多くとても歩きやすいです。流石の歴史！
この区間ではちらほら他登山者も見かけました。

■ 旧碓氷峠〜十六曲峠（分岐標識）〜霧積温泉駐車場
途端に人の気配は無くなり、傾斜もところどころかなりきつく、落ち葉山盛りの歩きにくい道に変わります。
鼻曲峠まではアップダウンがきつい体力コース、十六曲峠まではあちこちが崩落した登山道になっていて少し神経を使いました。崩落のきつい箇所にはロープがあったり、迂回路が整備されていたりするので、通行不能ということは無いです。なお展望は皆無！

■ 霧積温泉駐車場〜碓氷湖
約10kmの舗装路歩きです。長めですが標高差で500m程の下りになるのが救い。この時間ではほとんど車も通らず。見かけたものと言えば猿、北陸新幹線、カモシカぐらい。

その他周辺情報

すぐそばにある碓氷峠の森公園に併設の峠の湯の一択かなと！3時間700円。
露天風呂が快適な季節になってきましたねー

写真

11/19 8:17

少し遅めの今朝は碓氷湖から。秋色と良い青空にテンションが上がります！

11/19 8:21

まずはめがね橋へ

11/19 8:32

すぐに立派な橋に到着

11/19 8:33

余裕の100歳超えの橋のはずですが、歩く分には現役バリバリ

11/19 8:34

影めがね

11/19 8:40

下からの眺め。よくぞ作った

11/19 8:53

国道を歩いて戻ります

11/19 9:01

そのまま国道沿いにある登山口へ

11/19 9:02

ここから旧中山道。碓氷峠を目指して出発です

11/19 9:33

概ね小綺麗で歩きやすい登山道です。
ところどころに名所の紹介があります

11/19 9:33

覗からの風景。上信越道はちょっと遠い。碓氷峠を回避しているのが分かります

11/19 9:44

碓氷坂の関所跡。休憩ポイントです。
それにしても「設けたといわれる場所と思われる」。噂話の推定となるとかなり怪しい気が・・・

11/19 9:57

秋色の旧中山道。楽しく歩けましたね！

11/19 10:46

これも「どういうこと！？」となった標識。中ボスか何かなのか

11/19 11:07

少し白くなってきた

11/19 11:15

道路に出てきました。旧碓氷峠です

11/19 11:16

国境に建つのは熊野皇大神社。この神社のホームページは尖っていて面白いです

11/19 11:22

そばに見晴台という展望スポットがあります

11/19 11:23

群馬県|長野県

11/19 11:23

奇岩群、妙義。恐るべき見た目

11/19 11:23

遠方にうっすらと見えるのは筑波山

11/19 11:24

こちらには八ヶ岳。←の権現岳から→の蓼科山まで収まっています

11/19 11:25

そしてすぐそばに見えている浅間山。けっこう白い。
今日はまた後で見る機会もあるだろうと踏んでいたのですが・・・まさかのこれが最初で最後の展望でした

11/19 11:25

左肩には更に白い峰々。北アルプスの槍穂高のあたりか

11/19 11:35

一息付いたところで鼻曲山の方面へ

11/19 11:55

ここからは別世界。
雰囲気は平和ですが、容赦ない登りと落ち葉で悪い足元が体力をがっつり奪う・・・

11/19 12:14

木々は薄いのですが・・・イマイチ見えず

11/19 12:44

容赦ない登り

11/19 12:50

容赦ない登りを超えると留夫山。特に展望のあるピークではありません

11/19 12:52

下降側は日陰になるので割と白い

11/19 12:59

留夫山を少し降りてぶつかる謎の林道。
広々としているので、このあたりで今日はお昼ごはん休憩に

11/19 13:04

今日のお昼ごはんはだるま弁当。
これが食べたかったと言うか器が欲しかったのでわざわざ横川SAの下りに立ち寄っていたのですが、販売はAM7:00頃からという事で少し出遅れていた次第でした

11/19 13:31

食べ終わって再出発するとすぐに容赦ない登り・・・これはきつかった

11/19 13:47

金山。1602mは安中市の最高峰だそうで

11/19 13:50

今回は鼻曲山はスルーして十六曲峠へ

11/19 14:26

十六曲峠方面も油断出来ない雰囲気が続きます

11/19 14:44

落ち葉山盛り。
今回特に深いところだと腿ぐらいまで埋もれることもありました

11/19 14:55

林道に降りてきました。帰路は写真左ですが、ちょっと金湯館を見てきます

11/19 15:01

霧積温泉 金湯館。かなりの秘境温泉だと思います！

11/19 15:06

金湯館からはこちらから降りていきます。ホイホイ坂。
宿泊の方は別途林道からの車での送迎もあるそうです

11/19 15:12

まぁ普通の登山道でした。違和感は電柱があることぐらい

11/19 15:16

降りてきました

11/19 15:28

ここからは県道56号歩き。谷筋の道になるので日当たりは全く無く寒い・・・
そしてなかなかの険道で車で通行するのは難儀しそう

11/19 15:46

何やら轟音が聞こえると思ったら北陸新幹線

11/19 16:02

何やら声が聞こえると思ったら猿軍団

11/19 16:49

何やら視線を感じると思ったらカモシカ
なかなか退屈しないロードでした

11/19 17:14

薄暗くなってきた頃に碓氷湖に戻ってきました。ふー

撮影機器：

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー フリース ジャケット ズボン タイツ 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 ネックウォーマー 靴 チェーンスパイク ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

moono

頻繁に車で通る碓氷峠。浅間山の周辺地図を眺めてこのあたりに色々歩けそうな場所があるのは分かっていたので、いつか歩いてみようと考えていた次第でした。
元々今回考えていたのは碓氷湖から旧中山道で軽井沢に抜けて国道18号を戻るというコースで、何なら軽井沢で美味しいものでも戴いてくる！という、まったりハイクのはずでした。が、国道18号の災害通行止めでそれは無理な事に気づいたのが割と直前で、ちょっと強引に周回コースを維持しようとした結果、今回のコース取りとなりました。
今回のコース、何と言ってもちょっと長い！特に舗装路が。というのが感想になるのはやむを得ないにしても旧碓氷峠から十六曲峠までの無展望は予想外。何か浅間山が見えるスポットがあるだろうと思ったのですが・・・下調べが足りず、まったりハイクどころか修行登山になった感があります。まぁ色々なスポットを把握出来たのは良かったのですが、天気がすこぶる良かったので色々展望も欲しかったですね。鼻曲山はあとは氷妻山方面からのコースが残っているので次はそっちから来てみます。