風不死岳〜苔の回廊

2023年11月26日(日) [日帰り]

• GPS: 07:18
• 距離: 11.8km
• 登り: 908m
• 下り: 911m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:06
• 休憩: 0:12
• 合計: 7:18

距離 11.8km 登り 908m 下り 911m

9:10 風不死岳（北尾根ルート）登山口
10:07 10:09 5合目
10:41 10:48 見晴台
11:40 11:42 風不死岳
11:47 11:48 ニセピーク
12:25 963mコブ
12:53 砂れきのコル
15:24 倒木のケルン
15:31 楓沢
16:03 紋別橋
16:28 風不死岳（北尾根ルート）登山口

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

楓沢の下り、等高線430m付近の崖がかなり危険。
登りだと通行止めのロープで塞がれ、巻き道のピンテがあるのでここを通ることはありませんが、下りでは（私の見落としでなければ）止められず崖まで来てしまいます。
これで降りてくださいと言わんばかりのロープがあるので行く人もいるでしょうが、クライミングの心得があるならまだしも普通のハイカーにはとても無理。途中まで降りて動けなくなり、登り返す力も尽きたら意を決して飛び降りるしかないでしょう。骨折を免れるとは思えません。骨が丈夫で運が良ければ捻挫で済むかな？いずれにしろケガをしては自力下山は厳しいでしょう。
このロープがあるせいで無茶をする人が出ないように撤去してしまおうとも考えましたが、私にそんな権利はないのでここで注意喚起するに留めます。

写真

11/26 9:10

出発

11/26 9:35

積雪はくるぶしくらいでした。

11/26 9:55

斜度が上がると滑るようになったのでチェーンスパイクを着けました。

11/26 11:05

山頂へ

11/26 11:19

九合目

11/26 11:33

着いたー

11/26 11:34

三角点

11/26 11:48

樹氷

11/26 12:41

フカフカの雪の下が岩なのか草なのかわからないので、トレッキングポールで探りながら進みました。

11/26 12:54

砂れきのコルからの北山

11/26 13:00

ピンテがありました。
楓沢はこっちでしょう。

11/26 13:10

地図を見て歩きやすいところを適当に進むと、

11/26 13:19

答え合わせのようにピンテが現れて安心します。

11/26 14:24

つっかい棒

11/26 14:41

等高線430m付近の垂直の崖から真下を撮っています。
5〜6メートルでしょうか？
ロープがついていたので一歩降りてみましたが次の足場がありません。落ちて骨折する未来しか見えないので撤退。
這い上がるのも大変でした。

11/26 14:49

戻って巻き道を探します。ここが適当かな。ロープもあったので登りました。

11/26 14:59

崖ばかりで下りられずに少し困りましたが、ようやく道を見つけました。

11/26 15:01

合流。
左のピンテが今下りてきた巻き道、正面は通行止めになっていました。
崖を下りようとしたとき、邪魔になりそうなトレッキングポールを先に落としておいたので回収に行きます。

11/26 15:09

あった。

11/26 15:13

こんな崖で、青で描いたような体勢でした。
左足は降ろせそうですが、そうすると登り返すことができなくなりそうなので消耗する前に撤退しました。

11/26 15:29

こういうところがちょいちょいありました。

11/26 15:37

あの崖に比べればこんなのへっちゃら。

11/26 16:01

苔の回廊の特異な景観から一転、退屈な国道に出ました。

11/26 16:13

国道から風不死岳が見えました。
あぁ、さっき風不死岳に登ったんだっけ。楓沢の崖が強烈すぎて風不死岳のことはもう忘れていました。

11/26 16:24

ここを登ったら駐車場。

11/26 16:28

安着

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 11 Apple

感想

doso

先々週、イチャンコッペ山と紋別岳から見えて登りたくなったので風不死岳に行きました。いつもは樽前山とセットですが今回はちょっと気になっていた楓沢の苔の回廊に下りることにしました。

前日のほうが晴れマークだったのですが、windyによると最大瞬間風速が19mとのことで、やせ尾根でそんな風に吹かれるのは危険かなと思い、曇りですが本日にしました。

まだ雪が少なく岩が完全に埋まっていないので、963mコブ前後がちょっと歩きづらかったです。

楓沢の下りは危険箇所等のところに書いたとおりです。
下りで初めて入る人は知らずに崖まで行って降りられないロープを手に取ってしまうでしょう。下りからでも通行止めとわかるようにしておくべきだと思います。

苔の回廊の苔は寒さで休眠状態になり茶色くなっていました。皆さんの写真で見るような青々とした苔を見るなら春〜秋がよさそうです。それでも地形が独特なのでそこそこ楽しめました。