和気閑谷学校～夕立受山 🚗さんぽ

2023年11月26日(日) [日帰り]

• GPS: 00:37
• 距離: 0.9km
• 登り: 66m
• 下り: 67m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:07
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:07

16:36 夕立受山
17:04 ゴール地点

閑谷学校の紅葉を求めて、ゆる～くハイキング。

天候

☀快晴☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

和気閑谷学校までは備前市を抜けて国道2号線で。閑谷学校から日生の夕立受山までは意外と近い。

コース状況／危険箇所等

和気閑谷学校→観光地。側に観音寺山がある。
夕立受山→瀬戸内海を見渡す好展望地。ハイカーに優しい登山道。

その他周辺情報

日生周辺にはこの時期のおいしいものが多い。今日は家に帰って🍺。

写真

昼から快晴の和気閑谷学校へ。県南では紅葉の名所として名を馳せるスポットに久々にやってきた。数年前にチャリで来て以来です。表のモミジは見頃。

門をくぐって中に入る。講堂の立派な建物。一枚一枚色が違う備前焼の瓦が美しい。

国宝の講堂には「火灯窓（かとうまど）」と呼ばれるお寺のような造りの窓が四方にある。床はピカピカに磨かれ柔らかく光を反射していた。

ガイドさんから「この時間はこの窓からの講堂が一番ですよ。」と導かれるままに中をのぞく。確かに外の景色の色が床にはね返って美しい。中央の「克明徳」は岡山藩五代藩主池田治正の書。「自分に打ち勝ち，物事を正しくみる目を持ち，正しい行いを行動に移す」という意味だそう。自分には．．．。

校門（正門）は中国最古の詩集である「詩経」の中の詩に因んで「鶴鳴門」とも呼ばれるそうだ。屋根は備前焼の瓦で，池田家の家紋である「丸に揚羽蝶」のモールドが施されている。この紋は岡山城でも見られます。造形は隅々までていねい。

有名な楷の木は一足早く落葉していた。後ろにあるのは聖廟。儒学の開祖である孔子の徳を称える場所。中国からの観光客が参っていた。

資料館をじっくりと見学した後，日生の夕立受山へ。和気閑谷からは25分ほどで移動でき意外と近い。駐車場すぐ上の展望台から片上湾に傾く夕日が見えた。美しい入り日が見えそう♪。

山頂までは10分ほどで上がれる。夕日をバックにススキが銀色に輝く。

東の空に月齢13.1のお月様。もう後少しで満月。

南方向。カキ筏の並んだ片上湾，日生諸島，長島の向こうに大きな小豆島。空のグラデーションは期待通り。

でっかい夕日はだんだんと光が柔らかくなる。太陽黒点がはっきりと見えるほどに。

よい天気に恵まれた週末。よき入り日でよき一日。

感想

satopan7

朝から快晴。午前中は所要につき行動開始は昼から。和気閑谷学校か豪溪か？近場の紅葉🍁を見たく，今日は東へ。家人が見たことがないと宣った和気閑谷学校の紅葉さんぽに出かけた。
和気閑谷学校は岡山藩主池田光政によって開設された日本最古の庶民の学校。岡山では武士のための岡山藩校に続く藩立学校として開かれた歴史をもつ。詳細は以下。
http://shizutani.jp/japanese/
敷地内には数々の施設が大切に残されており長い歴史を感じる場所。国宝や重文をいくつも見ることができる。楷の木の葉はすっかりなくなっていたが，周辺のモミジの紅葉はピーク。青空の下に真っ赤な紅葉🍁を眺めることができ満足。
美しい講堂，資料館の充実した展示などを見て回り，江戸期から今に至る和気閑谷学校の歴史に触れることができた。ちょっとだけ閑谷学校通になったひととき。
後半は夕景期待で日生の夕立受山へ。閑谷学校からは30分ほどで移動でき意外と近かった。駐車場すぐ上の展望台から夕日が美しい。期待して山頂へ上がると想像通りとても見通しがよく，瀬戸内海の夕景を堪能する。
ショートのドライブさんぽでしたが，歴史探訪とすてきな夕景☀️に元気が出る午後でした。