金冠山〜達磨山
- GPS
- 03:46
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 598m
- 下り
- 589m
コースタイム
天候 | 快晴、強風、7〜13℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
8時半。レストハウス駐車場にはまあまあの台数。登山客以外ももう動き出してる様子。出発前にまずは建物の裏手から富士を拝む。これがもう登らなくていいんじゃないかと思える絶景。とはいえ登らないわけにもいかないので出発。歩き出しから広く緩くのんびりとした道で、これぞハイキングといった趣。ぼやぼやと歩いていたら3頭の鹿と遭遇。どどどっという音とともに一瞬で草むらへ消えた…と思ってたら15分くらいしてまたもや遭遇。おそらく同じ3頭だろう、どどどっと目の前を横切って行った。
金冠山直下から登山道らしくなり、くくっと登ったかと思うともう山頂。富士山と駿河湾と沼津市街が一望できる、絵のような風景。山頂から海が見えるのはいいなあ。ちょっと風が強く、そそくさと小達磨山へ向かう。舗装路などを歩きつつ戸田峠で車道を横切る。富士を背にてくてくと歩くと右手に戸田港がくっきり。港が御浜岬に守られているのがはっきりと見える。熊笹が増えてきて、強風が笹の上を吹き抜けるようになった。ふうふうと登るっていると、あれ?ここが小達磨山頂か。気づかないほどさりげなく山頂標識が現れた。
さて、本日はこの小達磨山頂が天国と地獄の分かれ目だった。やや強いと思っていた風が徐々に強風、やがて暴風とも思えるパワーになって体にぶち当たる。達磨山に向けて一瞬出る車道部分には遮るものがなく、体が持っていかれそうになった。熊笹から出ている上半身はいいように蹂躙され、体感的には無風時の倍以上きつい。ふと思ってしゃがんでみるとぐっと風が弱まった。なんと偉大な熊笹よ。ひいひい言いながら直登し達磨山頂へ。休憩する人もちらほら…というよりも考えうるすべての木陰に退避していた。
長居は無用と来た道を戻る。帰りも強風だったが登りよりは楽だった。風向きかな?小達磨を越えた辺りからまたのんびり山歩きに戻った。今日はぷらぷらと絶景を楽しむつもりで伊豆まで来たが、ふたを開けてみるとジェットコースターのよう。思いのほか刺激的な半日。山に来たのに魚が美味いのも素晴らしい!
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