北穂東稜
- GPS
- 05:50
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 772m
- 下り
- 773m
コースタイム
1日(土)起床7:15 バス8:00→上高地8:21→明神9:00(休憩8)→徳沢9:49(休憩9)→横尾10:46(休憩23)→本谷橋12:15(休憩7)→涸沢BC14:19(就寝19:30)
2日(日)起床5:00 涸沢BC6:30→東稜への分岐7:37(休憩12)→稜線8:11(休憩8)→ゴジラの背8:30→ゴジラの背越え9:30→ロープ解除10:00→10:38北穂高山荘→涸沢BC12:20(テント撤収35)→本谷橋13:42(休憩3)→横尾14:38(休憩5)→徳沢15:34(休憩5)→明神16:20→上高地17:06→バス17:15→沢渡上駐車場17:41
天候 | 5月1日 晴れ 梓川沿いに見た前穂稜線は雪煙が舞っていて風が強そうだった 5月2日 晴れ 涸沢では前日9時ごろより明け方まで風速20メートル 8時より快晴・気温も高め |
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過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
ファイル |
パスワードあり
北穂高岳東稜 最終版.xls
(更新時刻:2010/05/03 23:53)
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写真
感想
前日の5月1日に東稜に入ったメンバーからの情報では、4月30日夜半からの新雪で、ラッセル+稜線の雪が不安定で相当厳しい状況とのことで、我々も難しいかもしれないとの判断で出発(計画では3時出発としていたが、明け方まで涸沢でも強風で様子見、4時過頃より風もやみ、6時半に出発(とりあえず様子を見ながら、雪の状態がよくない場合は撤退含み)
前日及び本日の先行パーティーのつけてくれたトレースのおかげで、東稜稜線まで比較的順調、風もさほどなく、雪の状態も一日経ったためか悪くはない。
稜線に出てから、アンザイレンし、コンテで進む。核心部のゴジラの背では、先行パーティーが一組あり若干停滞(停滞中に後続パーティーが2組)。
先行パーティー通過後、SBさんリードで核心部を行く(KJさんボディビレイ)、1ピッチ目のトラバースでは、スノーバーの支点1箇所を含め3ヶ所の支点で越える。後続2人目(KJさん)はフィックスにして通過。2ピッチ目は3メートル程度の下降ポイントの手前でスノーバーで支点を取りSBさんリード(KJさんのボディビレイ)、後続2人目のはKJさんはSBさんとKWで前後から肩がらみで確保。以上2ピッチで核心通過。
一日の違いで、我々の入った2日は、雪の状態が安定していた。今年は天候が異常とは言え、春の雪の状態も見極めが難しい。
我々パーティーは運良く「良い目」が出たが、一日の違いで、これほどまでに違うことを肝に銘じたい。
東稜稜線を行っている時、北穂沢を滑降しているスキーヤーがいたが、彼が小規模な雪崩を起こしていた。下山時、多少危ぶまれたが、昼前には安定したようで、多くの登山者が登下降に使用していた。
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