☆安峰山 飛騨古川より古道を歩き飛騨国府へ
- GPS
- 08:00
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 587m
- 下り
- 661m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 4:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
そこから登山道入口までは林道を少々歩きます。 林道入り口付近にも、1、2台なら駐車できるかも知れませんが、林業の方に迷惑のかからない範囲でお願いします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
古川の登山道入口から山頂までは危険箇所はありません。 先日までは倒木等が凄かったようですが、今は林道・登山道共に倒木は撤去されてます。 山頂より国府方面への道は歩く人も少なく、登山道は山へ返ろうとしています。 一部は刈払いした形跡がありました。 踏み痕を読み取る事が出来なければ立ち入らない方が良いと思います。 ピンクリボンは所々残っています。 |
写真
感想
こどもの日は子供と登山です。
安峰山へ行ってみました。
安峰山と言えば古川から登れる手軽な山。
さらに言えば山頂まで車で行けちゃうお手軽な山です。
山頂まではそれほど急登も無く、登山道入口からは1時間ほどで行けるほどです。
しかし、かつては山頂近くに安房山清峯寺と言う飛騨屈指の大寺院があり栄えた場所でもあります。
そして、安峰山と言えば飛騨古川の山と言うイメージが強いですが、古川と国府に境界を持つ山でもあり、先ほどの清峯寺は現在国府町鶴巣地区にあります。
応永18年(1411年)足利幕府軍と姉小路,広瀬連合軍との戦い(応永飛騨の乱)で焼失したと言われています。
その際、今の清峯寺より少し奥に入った位置に、清峰寺はありました。
その後、白山神社と共に今の鶴巣地区に移動したようです。
尚、国府町桐谷地区には「つり鐘落とし」と言う土地があり、その伝説が伝えられています。
「安峰山の清峰寺には,金が8分ほど使われた釣鐘があった.
寺が焼き討ちにあった時、釣鐘を山伝いに担いで隠そうとした.
しかし急な坂にかかった時、釣鐘を下のサコ(谷)に落としてしまった.
あるとき桐谷の2人の百姓が、つつじ藪のそばに釣鐘の竜頭が頭を出している夢を見たが鐘は発見できなかった.
その後も付近から元日に鐘の音がしたとか、僧兵の泣き声がしたとかいう話が絶えないう話です。」(※コピペ)
つまり安峰山は国府町にもゆかりのある山と言う事になります。
そして、今は歩く人は少ないのですが、安峰山の山頂より今の白山神社、安房山清峯寺までは古道により歩く事ができます。
途中にはかつての峠、桐谷地区と山本地区を繋ぐ峠の十字路があったりと、歴史を感じる道です。
登山道は徐々に山に帰りそうな勢いを見せています。
展望も無くアップダウンの続く小道ですが、変化に富んだ森林地帯を歩く気持ちのよい道です。
是非皆様、訪れてみて下さい。
飛騨古川駅より安峰山まで歩き飛騨国府へ下山するルート、お勧めいたします。
今回は、息子一緒に飛騨の古道を歩いてみました。
また今度、ピンクリボンを持って歩きに行きたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する