鋸山（浜金谷〜保田）

2023年12月25日(月) [日帰り]

• GPS: 05:33
• 距離: 8.2km
• 登り: 660m
• 下り: 651m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:27
• 休憩: 2:06
• 合計: 5:33

距離 8.2km 登り 661m 下り 656m

8:55 金谷海浜プール
9:01 房州大福温泉
9:06 9:07 関東ふれあいの道・車力道分岐 下部
9:16 9:18 車力道入口
9:22 9:24 車力道上り口
9:50 10:05 切通し跡
10:06 関東ふれあいの道・車力道分岐 上部
10:07 10:40 切通し跡
10:44 10:45 関東ふれあいの道・車力道分岐 上部
10:55 10:56 東京湾を望む展望台
11:12 11:32 鋸山
11:50 12:00 東京湾を望む展望台
12:09 関東ふれあいの道・車力道分岐 上部
12:11 切通し跡
12:16 12:29 石切り場跡
13:05 13:22 地獄のぞき
13:34 13:42 日本寺大仏
13:45 13:46 鋸山日本寺無料駐車場
13:52 13:54 鋸山日本寺表参道管理所
14:28 保田駅
14:28 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

金谷海浜公園駐車場
保田駅から浜金谷駅までJR内房線木更津行で戻りました。

その他周辺情報

◎日本寺
http://www.nihonji.jp/
北口管理所で拝観料700円を支払いました。

写真

12/25 7:15

夜明けの東京湾アクアライン、海ほたる。

12/25 8:53

浜金谷から出発。

12/25 9:07

左の車力道から登ります。

12/25 9:33

石を切り欠いた道にワクワクします。

12/25 9:44

たわむように真ん中が抉れた石の階段からも、その時代を見ているような気持ちになります。

12/25 9:50

猫丁場に行ってみます。

12/25 9:52

猫丁場の手前から、高速道路が眼下に見え、手作業で石を切り出した時代の遺構とのギャップが面白いです。

12/25 9:53

ハートは2021年に作られたようです。
(これ以上は保護のため近づけません)

12/25 9:53

いた！

12/25 10:00

ネコチャンンン…！
猫丁場は、切り出した1つ80kgの石を3つ積んで運び出す台車をねこ車と言ったことが由来だそうです。積み下ろしは女性の仕事で1日に3往復とか…。
過酷な労働環境で勤勉に働く中でも、鞠に戯れる猫を彫っちゃう遊び心が、とても良きです。

12/25 10:07

切り通し
規則的なツルハシの跡に引き込まれるように足を踏み入れてしまいました。

12/25 10:08

つき当りには、垂直な切り出しと、複雑な矩形の凹凸が。手前の池には鯉が泳いでいた。

12/25 10:15

いきなり異空間に踏み込んだような気持ちになる、垂直・直角の世界。

12/25 10:17

下部

12/25 10:18

楽しすぎる

12/25 10:43

一段上がった所には内部に煉瓦状の柱で支えを作ってありました。

12/25 11:30

鋸山山頂

12/25 11:14

菱形基線測点

12/25 11:51

東京湾を望む展望台から富士山。

12/25 11:52

保田の町と漁港を見下ろす。左方の少し高い山は冨山？

12/25 12:02

ひたすら階段。

12/25 12:09

分岐から石切り場跡方面へ。

12/25 12:19

古い工作機が数台、その時代を偲ぶ造形を留めています。

12/25 12:20

絵になる…

12/25 12:21

石舞台
ここは、壁面に残された跡にツルハシ(人力)からチェーンソー(電動)に切り変わった時代を見ることができます。

12/25 12:21

安全第一。

12/25 12:22

TOYOTA製！

12/25 12:24

何にしても、すごい。

12/25 12:32

地獄のぞきを見上げる。

12/25 12:44

12/25 12:48

ラピュタの壁
案内版がありQRコードのアプリで楽しい(？)写真が撮れます。

12/25 12:49

いったい、ココはドコ…？
みたいな景色ばかりです。楽しい。

12/25 12:51

イイ感じの石段。登りきった所に日本寺の入り口があります。

12/25 12:57

北口管理所から入るとすぐに百尺観音。

12/25 13:07

地獄のぞき

12/25 13:19

地獄のぞきを別角度で。

12/25 13:25

手掘りは良い…

12/25 13:31

最後の紅葉。
大仏様まで階段。

12/25 13:35

日本寺大仏

12/25 13:55

山門と阿吽。

12/25 14:14

保田小学校への分岐。保田駅への案内板は頻繁にあります。

12/25 14:30

保田駅から内房線に乗ります。
二両の電車。

12/25 15:09

浜金谷駅の跨線橋から。鋸山の稜線が見えます。

12/25 16:31

岡本桟橋に寄りました。
太陽は左手に沈み、富士山がくっきり浮かび上がってきました。丁度、逢魔が時。

砂塵が舞う程の強風でしたがさすがイチオシの場所、カップルも学生グループも一眼レフの方もいました(岸側に)。

撮影機器：

SO-52B Sony

iPhone 13 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 帽子 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 カップ レスキューシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 虫除け 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ツェルト

共同装備

GPS ガスカートリッジ コンロ

感想

usagimori

浜金谷から鋸山、日本寺、保田へと歩いてきました。
ルートには数々の遺構があり、時を忘れて楽しめます。
冬の午前中、北面で日が差さなかったけれど、光が入るとまた違った見え方になるのでしょうか？
千葉県の山は遠いイメージでしたが、今回で地理的な概念が掴め、行ってみたいと思う場所が増えました。

wkn

鋸山は横須賀から海を挟んで眺める事はありましたが、今回初めて登ることができました。

歩きこまれ凹んだ石階段や、人力で切り出した石と運び出す作業の途方もない根気。ツルハシの規則正しい跡、垂直に切り出す技術。
この山の内部にみっしりと石の層があること。

石階段を歩きながら、今ある風景と同時に、一歩ごとに目には見えないものにも思いを馳せるような山行でした。


神奈川県民ですが、近くて遠くて近い千葉でした。
行きは夜明けの東京湾アクアライン、海ほたるを経由。帰りは浜金谷から久里浜へ。浦賀水道を横切りフェリーで45分。
小旅行楽しいです。