竜王山ヒルクライム【47都道府県最高峰】
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- GPS
- --:--
- 距離
- ---km
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 16:17
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 16:27
- 山行
- 17:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 17:02
天候 | 初日雨、以降は良い天気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船 自転車
大分県の佐賀関から愛媛県の三崎まで1時間20分ほど。 1070円プラス自転車料金ですが、バイクツーリング集団で混み合っており3時間待ち。 分解したらすぐ乗れるよとのことで、輪行で渡りました。 何故か手荷物料金はとられませんでした?? ちなみに本来なら自転車料金より手荷物20kgのほうが高いのでお得にはなりませんよ。 便数が多く(長期休暇は特に)使い勝手が非常によろしいです。 カードも使えるし、何かと親切。サービスいいです。 予約なしでもキャンセル待ちすれば結構渡れます。(保証はしませんが) ギリギリの時間に予約して、早い便に空きがあれば渡ってしまうスタイルがおすすめ。 大分側も愛媛側も交通の便が非常に悪いので(特に三崎)、交通手段は考えておかねばなりません。 自転車の旅ならば、帰りは別府→八幡浜のフェリーを使いたいです。 四国フェリー(宇高) 香川県の高松港から岡山県の宇野まで1時間ほど。 自転車料金1050円に1名搭乗者含まれます。 地元の人の足になっていて、ママチャリで乗り込む人がけっこういます。 便数は多いのですが、深夜営業しておりません。20時10分の便に間に合わなければ次は翌7時の便。12時間足止めされます。 チケットは自動券売機。松屋みたい。 1時間ほどの短距離フェリーですがシャワールームがあります。これは使える!でもすぐ汗だくになるので入りませんでした。頭ぐらい洗えばよかったかな。 窓際の各席にはコンセントが備え付けられており、携帯の充電などができます。(充電して良いと書かれています) 1時間充電できるのは大きいのでコンセント→USB変換器もってくればよかったです。 ここ以外でも、フェリーは電源使えることが案外多いです。他は充電して良いかわかりませんが。 自転車は予約できませんが、乗れないことはあまりないと思います。 香川側も岡山側も駅が近く便利。18切符と組み合わせても良さそう。 高松は都会なのでバックパッカーには(野宿は)厳しいです。 スオーナダフェリー 山口県の徳山から大分県の国東半島へ2時間。 自転車あわせて4000円弱です。 1日6便、深夜も動きますが、自分のときは3台しか乗っていなかったので、深夜便はそのうちなくなるかも。前の便は結構のってました。 正直この路線は需要が低そうなので、運行してもらえるだけでありがたい。 採算厳しい感じがそこかしこに溢れており、トイレの紙すら有料です。 シャワーはないし、店内に売店もありません。 窓口販売で決済は現金のみです。 バイクは予約できないそうなので、自転車も無理でしょう。 山口側は徳山駅がすぐ近いのですが、大分側は本当に田舎で10km以上歩かないとコンビニのない無法地帯です。 大分から山口へ単身渡るのは手かもしれませんが、逆は車をもっていかないと話になりません。 総距離675km 1日目103km 2日目227km 3日目265km 4日目80km 24時間で走った最高距離315km でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
四国は全般的に走りやすいです。愛媛は交通マナーも最高。日本一です。 国道2号線はナビですとバイパス(自転車通行不可、もしくは不向き)に誘導されます。 歩行者ナビだと階段に誘導されるので、解決になりません。 予め地図やwikiで旧道の2号線(今は号数が変わっているところ)チェックしておいたほうが良いでしょう……と言いたいところですが、いかんせん距離が長いのでそうも言っていられないでしょう。 岡山も広島もふいに曲がったり一時停止無視の車が多くドキっとしますが、全国的に見ればかなり良い方です。たまにいる筑豊ナンバーに要注意です。轢いたらバックして止めをさすと聞きます。おお怖いですね。 大分は交通マナーが悪いのでがんばれ。自転車ひっかけても気づかずいってしまうかもしれませんが、悪気はないので許してやってくれたまえ。 |
写真
お昼時、夕飯どきに、街中にいる確率が低いので、まともな食事がとれません。油断してるとコンビニばかり。
ラーメン屋は営業時間が長いのでよく入るのですが、名物はだいたいくいのがします。
写真は運良く入れたラーメン屋。
カロリーis正義。
本場ですよ、店員さん中国人だし。
写真の回鍋肉飯は微妙だったけどラメーンのチャーシューは旨かった。
12時から営業ですが、10時にいれてもらいました。掃除が済んでいたのかな。0時まで営業は嬉しいですね。
かけ流しの温泉。泉質いい感じです。肌つるっつるです。
王子温泉より好きかもしれません。
料金も300円でお安いままですし、サウナもあります。
湯温が高いのはちょっとつらいところですが。
お湯は出ません(プッシュすると温泉が出るタイプ)
また入りにきたいと思います。
ポップなHPがありますが、雰囲気的に都会育ちの若者には敷居が高いでしょうね。
http://www.u-gakugei.ac.jp/~a120513s/index.html
感想
今回の山は、香川県の最高峰である竜王山(讃岐山脈)
登山の対象としてはマイナーな山です。
各都道府県の最高峰を全制覇という遊びを百〜三百名山踏破と並んでやっておりまして、その一貫です。
さてはて、この竜王山という山ですが、山頂に電波塔がございます。
福岡の最高峰の釈迦岳などもそうですが、国立公園でもない1000m級なりの扱いということです。
管理道が山頂まで通っており、車で行くとなると、ゆっくり歩いても駐車場から3分で山頂についてしまいます。
それで最高峰制覇!と言えば簡単ですが、私達は登山者であり登山が趣味であるので、これはどうかと思うわけですね。
日本百名山である岩木山、山頂付近までロープウェイで登れますが、だからといって観光客と一緒にロープウェイで山頂へ登り、百名山全座制覇したとか言うひとはいませんから。
いろいろ考えて今回は自転車で登ることにしました。
周りにめぼしい山もないので(四国の百、二百、三百名山、三県の最高峰は全て踏破済み)竜王山に注力します。
昨年は釈迦岳で同じ事をやりましたが、自宅から山頂まで自転車でいくことにしました。
99%は自転車を漕いでいますが、目的地が竜王"山"ですので、お目こぼし願います。
※さすがにフェリーは使います。泳いで渡ったりはしません。
どうやら素直に往復すると500km程度らしいので、3日あれば十分往復できるものと判断しました。
余裕があれば岡山へ渡る算段でした。
(どこの山にいったの?と聞かれた時のために岡山へ渡りました。
岡山、福山、徳山の三連縦走です。仕込みは完璧です。)
5月3日の祖母山山開きに参加して、帰ってから出発する予定でしたが、山開きは雨で中止。昼から出発しました。必然的に初日は雨でした。
3日は雨の中30km佐賀関まで走り、三崎から70km走り向井原駅の近くまで走りました。
佐賀関のフェリー乗り場の直前で前輪がパンク。変なものを踏んだようです。かなり大きな音がしました。
パナレーサーのツアラープラスでしたが、パンクしやすいってことはないと思います。
むしろ酷い切れかたをしたにも関わらず、よく新居浜までもってくれたと思います。
向井原駅の近くは線路が高架になっており、その下なら雨にも降られないという事でそこで寝ていました。
夜中に喉の乾きから目がさめ、まわりを確認すると、無数のナメクジに囲まれておりました。
雨で活発になったようです。自分の体の上にもナメクジこんばんわ。
まいった、どうしよう。
しばらく考えましたが、ヤマビルよりはマシだという結論にいたり、周囲のナメクジをデコピンではじき飛ばして、再び眠りにつきました。
朝起きると、幸い自分の体にナメクジがついていたりはしなかったのですが、ヘルメットの内側にナメクジの足あとがキラキラと輝いておりました。ナメクジの足あとは、乾くとペリペリ剥がれます。実害はございません。
ナメクジのおかげかだいぶ快眠できまして、2日目(5月4日)はかなり調子よく走れました。
テーピングもいい仕事をしてくれたかもしれません。
新居浜の自転車屋に到着したのが10時半。そこでタイヤ交換をしました。
パナレーサーのストラディアスエリートプラス。そんなに高いタイヤではありませんが、ツーリング向けのツアラープラスに比べるとレーシーで、太さが26c→23cになったことも相まって図らずしもペースアップとなりました。
調子よく走っていたのですが、最後の竜王山ヒルクライムになると荷物の重さと疲労から厳しく感じられ、かなりのペースダウンとなりました。
夕暮れまでには山頂に登り証拠写真を撮りましたが、その日のフェリーには間に合うペースではありませんでした。
最終便から始発まで11時間、強制的に待たされることになります。
翌日の走行距離を考えると焦りましたが、その休み時間が逆に良く作用して、3日目も元気に走れました。
その時間でテーピングの張替えなども行えましたから。
3日目(5月5日)は岡山から山口まで260kmの予定です。
無理なら無理で次の日に持ち越せば良いのですが、区切りの良い所まで走りたいという気持ちはありました。
ほとんど平地なのでなんとかなりそうでしたが、2号線の罠や渋滞にのまれなかなか苦しかったです。
暑さにも苦労しました。なんで岡山県はいつも晴れているのでしょうか。なんとなしに脚を舐めると塩の味がしました。
広島手前と、岩国前後でかなりの渋滞に巻き込まれ苦労させられました。
高速道路で火災があったようですね。体力的に調子良かっただけに、思うように距離が稼げずイライラしました。
この日は宮島の近くを通ったはずですが、夜に通過したので何も見ていません。
4日目(5月6日)はゴムの日です。
フェリーで国東半島へ渡り、そこから80km走れば自宅になります。
フェリーは2時発、4時到着。2時間仮眠し、降りてさらに仮眠する予定でしたが、ここのフェリーはトイレの紙が有料なので、トイレのある場所まで移動してから寝ることにしました。
ところがいくら走ってもトイレがないのです。最寄りのコンビニまで10km以上はありましたかね。どんな田舎ですか。
公園もありません。公園なんてあっても需要がないのでしょう!!!
そんな感じで走っていると夜が明けてしまいましたので、そのまま寝ずに帰ることにしました。
確か3日目は8時に出発して、4日目は8時までかなり走ったので、24時間内の走行距離は300kmを越えました。
だらりと漕いで帰宅が9時でしたので、出発から70時間弱、実質3日以下で帰ってこられました。
今回は終始膝の調子が良く、最後までアウターでガシガシ漕げたのが良かったです。
補給をシビアすればもっと時間短縮できるので、ブルベにチャレンジするのも良いかもしれません。今回の感じからするとブルベ400までならいけそうな気配ですね。
コメント
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messageteaさん、自転車とはいえ長い距離おつかれさまでした。
47都道府県最高峰制覇とは、すごいテーマですね
現在、どのくらい達成できてるんですか?
ナメクジとの一夜やトイレ探してそのまま帰宅・・・なんて、
いろんな意味でハードですね
今のところ19座、21県です。
すごいテーマではありませんよw 十年二十年かけてのんびりやるつもりです。
千葉県の最高峰なんて400mクラスですから。(ただ自衛隊の基地内ですけど。)
西日本は百名山も少ないし、他のテーマも絡ませてみたのです。
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