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記録ID: 6314707
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ハイキング
中国

水ヶ丸山 曽場ヶ城山 (瀬野駅→八本松駅) 数十年ぶりに歩いてみた

2023年12月29日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:42
距離
12.6km
登り
975m
下り
761m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:12
休憩
0:31
合計
5:43
距離 12.6km 登り 975m 下り 769m
8:16
14
JR瀬野駅
8:30
8:31
24
8:55
7
9:18
9:25
71
10:36
10:45
12
10:57
10:59
113
12:52
13:01
38
13:39
13:41
6
13:47
13:48
11
天候 快晴、ほぼ無風。
東シナ海の高気圧に覆われて、よく晴れました。午前8時の瀬野の気温3℃。日中は稜線でも気温が上がり、長袖シャツ1枚で行動できました。
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
●往路 JR山陽本線瀬野駅から国道2号旧道(旧山陽道・西国街道)を東へたどり、一貫田で右折して広島県道174号を呉方面へ南下。500mほど先で平山神社参道に入り、神社手前から右へ細い車道を取ると、道なりで水丸山奥野原登山口へ。瀬野駅前から一貫田または宮の前バス停(平山神社参道の入口)まで芸陽バス線も使用可。
●復路 八本松の曾場ヶ城山登山口に下山、住宅地を道なりに下りてJR八本松駅へ。
コース状況/
危険箇所等
●普通の登山道です。要所に道標完備、踏み跡はっきりで道迷いの余地は少ないでしょうが、稜線の露岩でルートを探してキョロキョロ(テープあり)する程度はあるかも。急坂にナラ類の落葉が積もっている箇所(水丸山周辺)は上り下りスリップ注意。
●地味な山だけに、人は少ないです。この日は山中で誰にも会いませんでした。
その他周辺情報 コンビニは一貫田の国道沿いに2軒あります。
瀬野駅です。自分の記憶の中のこの駅は、小荷物窓口のある青い瓦屋根の地上駅舎、機関車がたむろする大きな機関区、駅横の国鉄官舎。ガキどもはこっそりロープをくぐり、機関車のデッキに乗って遊んでおりました。機関区跡は駐車場と化しています。
2023年12月29日 08:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 8:13
瀬野駅です。自分の記憶の中のこの駅は、小荷物窓口のある青い瓦屋根の地上駅舎、機関車がたむろする大きな機関区、駅横の国鉄官舎。ガキどもはこっそりロープをくぐり、機関車のデッキに乗って遊んでおりました。機関区跡は駐車場と化しています。
下瀬野の旧街道には造り酒屋もお医者様も、そして商店もたくさんありました。すっかり静かになりました。
2023年12月29日 08:25撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 8:25
下瀬野の旧街道には造り酒屋もお医者様も、そして商店もたくさんありました。すっかり静かになりました。
瀬野小学校の正門前。画面左の児童館の場所にはかつて瀬野村役場がありました。古い木造の旧村役場が公民館として使われていたのを覚えています。
2023年12月29日 08:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 8:32
瀬野小学校の正門前。画面左の児童館の場所にはかつて瀬野村役場がありました。古い木造の旧村役場が公民館として使われていたのを覚えています。
一貫田の旧街道を歩いています。江戸時代は間宿だった集落で、昭和の末頃まではここにも商店が並んでいました。今残るのは散髪屋と郵便局くらい?
2023年12月29日 08:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 8:58
一貫田の旧街道を歩いています。江戸時代は間宿だった集落で、昭和の末頃まではここにも商店が並んでいました。今残るのは散髪屋と郵便局くらい?
大正時代の道標。ここを右に曲がります。この十字路にはスーパー、酒屋、石屋、そして古いお屋敷がありました。寂しくなりましたね。
2023年12月29日 08:59撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 8:59
大正時代の道標。ここを右に曲がります。この十字路にはスーパー、酒屋、石屋、そして古いお屋敷がありました。寂しくなりましたね。
宮の前バス停横で左折すると、平山神社の参道です。初詣の準備中でした。秋の大祭には露店が並び、神楽が奉納される立派な神社でした。次の鳥居をくぐったところを右に曲がるのが、水丸山に向かう昔からの道です。(今では水ヶ丸山という名前がよく流通しているようですが、ここでは自分が子どもの頃に教わった通り水丸山と書きます)
2023年12月29日 09:06撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 9:06
宮の前バス停横で左折すると、平山神社の参道です。初詣の準備中でした。秋の大祭には露店が並び、神楽が奉納される立派な神社でした。次の鳥居をくぐったところを右に曲がるのが、水丸山に向かう昔からの道です。(今では水ヶ丸山という名前がよく流通しているようですが、ここでは自分が子どもの頃に教わった通り水丸山と書きます)
平山神社前から道なりに上がってきました。直進すると瀬野川公園手前の貯水池に至りますが、水丸山へはここを右。道標あり。
2023年12月29日 09:17撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 9:17
平山神社前から道なりに上がってきました。直進すると瀬野川公園手前の貯水池に至りますが、水丸山へはここを右。道標あり。
ひたすら単調な上りが続きます。数十年前までこのあたりの山ではマツタケが獲れました。その後柴刈りがされなくなり、アカマツは枯れて、見る影もありません。
2023年12月29日 09:35撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 9:35
ひたすら単調な上りが続きます。数十年前までこのあたりの山ではマツタケが獲れました。その後柴刈りがされなくなり、アカマツは枯れて、見る影もありません。
炭焼き窯の跡。自分が小さかった頃炭焼きはもう行われていなかったので、少なくとも半世紀は経っています。こんなにしっかりと残っているのは珍しいかも。
2023年12月29日 10:07撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 10:07
炭焼き窯の跡。自分が小さかった頃炭焼きはもう行われていなかったので、少なくとも半世紀は経っています。こんなにしっかりと残っているのは珍しいかも。
主稜線に出ました。水丸山は右へ。
2023年12月29日 10:27撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 10:27
主稜線に出ました。水丸山は右へ。
山頂直下は滑りやすい急坂。固定ロープがあります。
2023年12月29日 10:47撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 10:47
山頂直下は滑りやすい急坂。固定ロープがあります。
水丸山頂上です。約半世紀前にここへ来たときはもっと下界の眺めがあったような覚えがあるのですが、今は東側だけ。
2023年12月29日 10:35撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 10:35
水丸山頂上です。約半世紀前にここへ来たときはもっと下界の眺めがあったような覚えがあるのですが、今は東側だけ。
水丸山を後に、八本松へと稜線をたどります。霧ヶ峰展望所というところで、瀬野が一望できました。
2023年12月29日 10:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 10:58
水丸山を後に、八本松へと稜線をたどります。霧ヶ峰展望所というところで、瀬野が一望できました。
稜線にこんな石がポツポツと。赤く塗られ、てっぺんに丸型の刻印があります。何かの境界石?
2023年12月29日 11:06撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 11:06
稜線にこんな石がポツポツと。赤く塗られ、てっぺんに丸型の刻印があります。何かの境界石?
今はなき瀬野川町。
2023年12月29日 11:09撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 11:09
今はなき瀬野川町。
瀬野原峠。安芸郡上瀬野村と賀茂郡原村の境です。瀬野と原の間には通婚もありましたので、この峠を往来した人はたくさんいたのではと。ここを西へ下ると写真No.7の場所を通って平山神社に至ったのですが、今、地形図上の破線道の入口には枝で×印が組まれていました。
2023年12月29日 11:12撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 11:12
瀬野原峠。安芸郡上瀬野村と賀茂郡原村の境です。瀬野と原の間には通婚もありましたので、この峠を往来した人はたくさんいたのではと。ここを西へ下ると写真No.7の場所を通って平山神社に至ったのですが、今、地形図上の破線道の入口には枝で×印が組まれていました。
これが現代の瀬野原峠。原側に道はありません。
2023年12月29日 11:14撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 11:14
これが現代の瀬野原峠。原側に道はありません。
P652、弥仙山の頂上です。
2023年12月29日 11:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 11:32
P652、弥仙山の頂上です。
P652から少し行ったところで稜線の展望が大きく開けました。右は無名峰、左奥が目指す曾場ヶ城山。賀茂郡の山らしい眺めだと思います。
2023年12月29日 11:36撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 11:36
P652から少し行ったところで稜線の展望が大きく開けました。右は無名峰、左奥が目指す曾場ヶ城山。賀茂郡の山らしい眺めだと思います。
原側を見下ろしたところ。溜池がたくさんあります。ガキどもの釣りの名所でした。
2023年12月29日 11:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 11:41
原側を見下ろしたところ。溜池がたくさんあります。ガキどもの釣りの名所でした。
露岩にロープ。一見簡単そうですがガバに乏しいので、おとなしくロープの助けを借ります。
2023年12月29日 11:47撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 11:47
露岩にロープ。一見簡単そうですがガバに乏しいので、おとなしくロープの助けを借ります。
振り返ると弥仙山。左奥は水丸山です。
2023年12月29日 11:57撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 11:57
振り返ると弥仙山。左奥は水丸山です。
P561、小倉山頂上を通過します。
2023年12月29日 12:14撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 12:14
P561、小倉山頂上を通過します。
稜線を下っていくと峠らしき広場が現れました。
2023年12月29日 12:25撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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稜線を下っていくと峠らしき広場が現れました。
道標です。北側は大山峠へ。南側は小倉神社に下りられるんですか。。毛利氏が戦勝祈願をしたというお社です。
2023年12月29日 12:24撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 12:24
道標です。北側は大山峠へ。南側は小倉神社に下りられるんですか。。毛利氏が戦勝祈願をしたというお社です。
曾場ヶ城山頂上に着きました。
2023年12月29日 12:51撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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曾場ヶ城山頂上に着きました。
頂上から少し下りたところに古い石垣が。その右上は…
2023年12月29日 13:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 13:13
頂上から少し下りたところに古い石垣が。その右上は…
曾場ヶ城の本丸跡でした。安芸の国をめぐって大内氏と尼子氏が争っていた時代に築かれた、大内側の山城であったそうです。
2023年12月29日 13:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 13:15
曾場ヶ城の本丸跡でした。安芸の国をめぐって大内氏と尼子氏が争っていた時代に築かれた、大内側の山城であったそうです。
竹のトンネル。雰囲気あります。
2023年12月29日 13:18撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 13:18
竹のトンネル。雰囲気あります。
稜線を下りていくと、午の段跡に…
2023年12月29日 13:21撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 13:21
稜線を下りていくと、午の段跡に…
三の丸跡。大きな山城であったようです。
2023年12月29日 13:25撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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三の丸跡。大きな山城であったようです。
ここで主稜線を外して左へ行くと、
2023年12月29日 13:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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ここで主稜線を外して左へ行くと、
間もなく巨大な露岩が。戦没者供養塔でした。参道を15分ばかり下りていくと、八本松駅に至ります。
2023年12月29日 13:43撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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12/29 13:43
間もなく巨大な露岩が。戦没者供養塔でした。参道を15分ばかり下りていくと、八本松駅に至ります。
撮影機器:

感想

戦国武士が駆け回り、先人たちが越えた山。昔見聞したことを思い出しながら歩きました。

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