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記録ID: 635920
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ハイキング
東海

舟伏山

2015年05月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.8km
登り
894m
下り
891m

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
0:40
合計
5:50
8:00
80
夏坂谷林道入口
9:20
9:30
80
10:50
11:20
30
11:50
0:00
70
13:00
0:00
50
林道終点駐車場
13:50
夏坂谷林道入口
天候 快晴、但し、遠望不良
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
名二環から名古屋高速一宮線、名神、東海北陸道と乗り継いで東海環状の終点関広見ICで降りる。国道418号線の谷合で右折して県道200号線を遡り、夏坂谷林道入口の道路脇に駐車する。川側に三台ほどの駐車スペースがある。地元の人に尋ねたら問題ないとのことであった。
コース状況/
危険箇所等
・ 桜峠までは概して緩やかな登りで、危険個所などは無い。
・ 桜峠から200mほどの間には急斜面崩壊地の狭い土道があり、転ぶと 数十mは落下しそうなところがある。雨の日や雨の後は泥で滑りやすい と思われるので、疲れた降り道には使わない方が良いと思われる。
・ 標高が1,000mを越える広い山頂部は自然林の新緑が素晴らしい。
・ 山頂から林道終点の登山口までは、急斜面に刻まれたジグザグ道であ るが、特に問題の無い登山道である。
 神崎川沿いの県道200号線から左折し、夏坂谷林道へ入ってゲートを過ぎたところの道路脇に車を駐車する。地元の人がおられたので許可を得る。
2015年05月10日 07:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 7:55
 神崎川沿いの県道200号線から左折し、夏坂谷林道へ入ってゲートを過ぎたところの道路脇に車を駐車する。地元の人がおられたので許可を得る。
 戻ってゲートを出たところに、木造の新しい感じの登山届ボックスがある。用紙が準備されていたので、書いて投函する。
2015年05月10日 07:57撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 7:57
 戻ってゲートを出たところに、木造の新しい感じの登山届ボックスがある。用紙が準備されていたので、書いて投函する。
 登山道へは、お墓の中央にある階段を登って取りつき、左へ登って行く。ここは二度目であるが、今回は山頂の山県さくら嬢に会いにゆく。
2015年05月10日 07:59撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 7:59
 登山道へは、お墓の中央にある階段を登って取りつき、左へ登って行く。ここは二度目であるが、今回は山頂の山県さくら嬢に会いにゆく。
 最初は急斜面のジグザグ道である。前回登った時はこの辺りで大きな赤マムシに出会ったが、今はまだ地中で眠っている?と思われる。
2015年05月10日 08:14撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 8:14
 最初は急斜面のジグザグ道である。前回登った時はこの辺りで大きな赤マムシに出会ったが、今はまだ地中で眠っている?と思われる。
 この道沿いには写真のような石囲いの石仏が桜峠までに四体あった。かなり古いもののようであり、山仕事の安全を願って建てられたと思われる。
2015年05月10日 08:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 8:18
 この道沿いには写真のような石囲いの石仏が桜峠までに四体あった。かなり古いもののようであり、山仕事の安全を願って建てられたと思われる。
 山の斜面には間伐材が放置され苔むしている。もったいないような気もするが、土に還った木が次の木を育てると考えれば、これで良いのかもしれない。
2015年05月10日 08:32撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 8:32
 山の斜面には間伐材が放置され苔むしている。もったいないような気もするが、土に還った木が次の木を育てると考えれば、これで良いのかもしれない。
 この山の木には写真のようなものや、〇〇年お寺分などと書かれた木があるが、いったい何を意味するものか気にかかる。
2015年05月10日 08:58撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 8:58
 この山の木には写真のようなものや、〇〇年お寺分などと書かれた木があるが、いったい何を意味するものか気にかかる。
 舟伏山に向かう尾根道は山仕事の古い作業道のようで、ピークは巻き道で通って無駄なエネルギーの消費を抑え、全体が緩い登り道となっている。
2015年05月10日 09:13撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 9:13
 舟伏山に向かう尾根道は山仕事の古い作業道のようで、ピークは巻き道で通って無駄なエネルギーの消費を抑え、全体が緩い登り道となっている。
 変わった形の花?のようであるが、いったい何の花?茎はコンニャクイモの茎ようである。
2015年05月10日 09:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 9:18
 変わった形の花?のようであるが、いったい何の花?茎はコンニャクイモの茎ようである。
 林道奥の駐車場から舟伏山に登るルートのうち、東ルートは立木伐採作業のため歩くのを止められている。今年度いっぱいは続くようである。
2015年05月10日 09:21撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 9:21
 林道奥の駐車場から舟伏山に登るルートのうち、東ルートは立木伐採作業のため歩くのを止められている。今年度いっぱいは続くようである。
 桜峠の石仏は今まで見てきたほかのものより立派で、赤い涎掛けを付けている。
2015年05月10日 09:21撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 9:21
 桜峠の石仏は今まで見てきたほかのものより立派で、赤い涎掛けを付けている。
 桜峠には案内板と、桜の苗木が植えられ「桜植う いにしえしのぶ 峠みち」という句が掲げられている。しかし、桜の苗木は枯れているようだ。
2015年05月10日 09:22撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 9:22
 桜峠には案内板と、桜の苗木が植えられ「桜植う いにしえしのぶ 峠みち」という句が掲げられている。しかし、桜の苗木は枯れているようだ。
 桜峠から舟伏山頂上まではまだ2.2kmある。
2015年05月10日 09:26撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 9:26
 桜峠から舟伏山頂上まではまだ2.2kmある。
 桜峠から200mほどの間には、急な崩壊斜面に付けられた狭い土道がある。泥岩や石灰岩の風化粘土のようであり、湿ると滑りやすくて危険である。
2015年05月10日 09:35撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 9:35
 桜峠から200mほどの間には、急な崩壊斜面に付けられた狭い土道がある。泥岩や石灰岩の風化粘土のようであり、湿ると滑りやすくて危険である。
 青空に新緑がまぶしい。
2015年05月10日 09:42撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 9:42
 青空に新緑がまぶしい。
 標高750m付近からの自然林の緑は素晴らしい!
2015年05月10日 09:52撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 9:52
 標高750m付近からの自然林の緑は素晴らしい!
 標高770m?付近の「みのわ平」。
2015年05月10日 09:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 9:55
 標高770m?付近の「みのわ平」。
 若葉をきれいに巻いた巻物は?中には何かの幼虫が入っているのかもしれない。暖かくなって山では毛虫が出始めている。
2015年05月10日 10:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 10:11
 若葉をきれいに巻いた巻物は?中には何かの幼虫が入っているのかもしれない。暖かくなって山では毛虫が出始めている。
 南西の方向に高く見えるのは伊吹山か?
2015年05月10日 10:13撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 10:13
 南西の方向に高く見えるのは伊吹山か?
 上品な紫はスミレ?
2015年05月10日 10:32撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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 上品な紫はスミレ?
 楓の葉のような、特徴的な型の若葉の群生地がある。
2015年05月10日 10:41撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 10:41
 楓の葉のような、特徴的な型の若葉の群生地がある。
楓の葉のような若葉は日陰のものはピンとして元気が良いが、日向のものは葉先を垂れてぐったりしている感じである。
2015年05月10日 10:42撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 10:42
楓の葉のような若葉は日陰のものはピンとして元気が良いが、日向のものは葉先を垂れてぐったりしている感じである。
 非常に小さいが、綺麗な草花である。花の形はリンドウのように見えるが?
2015年05月10日 10:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 10:43
 非常に小さいが、綺麗な草花である。花の形はリンドウのように見えるが?
 初めて見る黄色の可愛い草花。
2015年05月10日 10:45撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 10:45
 初めて見る黄色の可愛い草花。
 舟伏山山頂の山県さくら嬢である。聞くところによると、この山にある「イワザクラ」という花の名前からとった名前のようである。
2015年05月10日 11:25撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 11:25
 舟伏山山頂の山県さくら嬢である。聞くところによると、この山にある「イワザクラ」という花の名前からとった名前のようである。
 初めて歩く降りの西ルートも、自然林の新緑が綺麗な山である。道には2,3億年前に赤道辺りで出来た珊瑚石灰岩の露頭がいっぱいある。
2015年05月10日 11:28撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 11:28
 初めて歩く降りの西ルートも、自然林の新緑が綺麗な山である。道には2,3億年前に赤道辺りで出来た珊瑚石灰岩の露頭がいっぱいある。
 木々の間に見えるのは、まだ雪をかぶった能郷白山のようである。登ってきた単独女性登山の方に教えていただいた。
2015年05月10日 11:35撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 11:35
 木々の間に見えるのは、まだ雪をかぶった能郷白山のようである。登ってきた単独女性登山の方に教えていただいた。
 花は無いが、バイケイソウのように見えるが?
2015年05月10日 11:49撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 11:49
 花は無いが、バイケイソウのように見えるが?
 舟伏山の南西に位置する小舟伏山である。ルートはこの先で南(左)へ折れて急な山腹斜面をジグザグに降る。
2015年05月10日 11:49撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 11:49
 舟伏山の南西に位置する小舟伏山である。ルートはこの先で南(左)へ折れて急な山腹斜面をジグザグに降る。
 西ルートの標高の高い所は雑木林の緑が綺麗な自然林である。
2015年05月10日 11:54撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 11:54
 西ルートの標高の高い所は雑木林の緑が綺麗な自然林である。
 標高が600mを切る辺りになると、人工林のヒノキ林の中を歩くことになる。
2015年05月10日 12:33撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 12:33
 標高が600mを切る辺りになると、人工林のヒノキ林の中を歩くことになる。
 しばらくは涼しげな谷沿いの道を歩く。
2015年05月10日 12:58撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 12:58
 しばらくは涼しげな谷沿いの道を歩く。
 橋を渡ると林道に出る。
2015年05月10日 13:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 13:01
 橋を渡ると林道に出る。
 未舗装林道をしばらく歩くとこの地点に出る。右に駐車した車が数台見える。左には今朝ほどと同じ登山届のボックスがある。ここで下山届を出した。
2015年05月10日 13:07撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 13:07
 未舗装林道をしばらく歩くとこの地点に出る。右に駐車した車が数台見える。左には今朝ほどと同じ登山届のボックスがある。ここで下山届を出した。
 林道脇にシャガソウの群落があった。先の駐車場からは舗装した林道を歩くことになる。
2015年05月10日 13:23撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 13:23
 林道脇にシャガソウの群落があった。先の駐車場からは舗装した林道を歩くことになる。
 舗装した林道を歩くのは面白くないと思っていたが、花を眺めたり、川を覗いたり・・・と、それなりの楽しみはある。
2015年05月10日 13:32撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 13:32
 舗装した林道を歩くのは面白くないと思っていたが、花を眺めたり、川を覗いたり・・・と、それなりの楽しみはある。
 小さな滝の泡立つ流れも綺麗である。透明度の高い水中には魚影が見える。先ほど頂上付近で会った人に乗らないかと声をかけ戴いたが、今日は周回を目指しているのでご好意だけ戴いて、歩いた。
2015年05月10日 13:50撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/10 13:50
 小さな滝の泡立つ流れも綺麗である。透明度の高い水中には魚影が見える。先ほど頂上付近で会った人に乗らないかと声をかけ戴いたが、今日は周回を目指しているのでご好意だけ戴いて、歩いた。
 魚たちは水の中だけを見ているのではないようで、10mほどの高い位置から、影を写さないようにそっと近づいてもサッと隠れてしまう。
2015年05月10日 13:51撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 13:51
 魚たちは水の中だけを見ているのではないようで、10mほどの高い位置から、影を写さないようにそっと近づいてもサッと隠れてしまう。
 スタート地点に止めた車が見えてきた。8:00に出発して13:50に戻ったので、5:50分、約6時間かけて一周したことになる。
2015年05月10日 13:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/10 13:55
 スタート地点に止めた車が見えてきた。8:00に出発して13:50に戻ったので、5:50分、約6時間かけて一周したことになる。
撮影機器:

感想

 山県市役所では舟伏山(1,040.3m)、釜ヶ谷山(696.0m)と相戸岳(671.7m)を山県三名山とし、この頂上にあるイワザクラのイメージキャラクター「山県さくら」嬢と一緒に写した写真を産業課に送ると記念品と認定証を戴ける・・・とのことを知って、早速舟伏山に向かった。残る 釜ヶ谷山と相戸岳は一日で登れそうである。
 今日も絶好の山日和であったが、山頂や登山道で会った人は20人に満たない人数であった。
 山頂で高いアンテナを立てて無線をする人や、イワザクラを見るために登った人もおられた。この人たちにはイワザクラのことや花の名前など、いろいろと教えていただいた。
 降る途中であった女史には帰りの車に乗らないかと声をかけていただいたし、単独行の男性には背中に着いた毛虫を払っていただいた。
 山に登り、山を楽しみ、自然を愛でる人たちは、心根の優しい人が多いと思う。今日も一日、気持ちの良い山旅ができた。

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