初♪残雪期北アルプス!!!3106m北穂高岳へ!!!
- GPS
- 32:31
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 1,872m
- 下り
- 1,864m
コースタイム
横尾 10:35-55
本谷橋 12:36-40
涸沢 14:24
「2日目」涸沢 5:19
北穂高岳 8:29-9:03
涸沢 10:37-11:53
本谷橋 12:30
横尾 13:35-46
上高地BT 16:25
天候 | 14日 晴 15日 曇・山頂は霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢まではアイゼンなしでも可能です。 |
写真
感想
残雪期の北アルプスに初めて行ってきました(^^)//
3月の八ヶ岳は、私の体調不良で中止になったので今回は万全の体調で臨みました!!!
前日の夜に、東海北陸自動車道「ひるがのSA」で車中泊する予定でしたが少しでも先へと思い次の「松の木峠PA」へ変更!!これが失敗でした(><)本線から近くうるさくてなかなか寝付けず(−−)
あかんだなPの始発6:20に合わせて5時前に出発!!!
GWも過ぎているので閑散としていました。バスも私達を含め8人、登山客は私達だけでした。7時頃に上高地BTに到着!!登山届を出し、さぁ!!出発だ!!!「あっ!!!バスにストック忘れた!!!!Noooooooo〜」バスは既にあかんだなPに向けて出発済、次の8時着の運転手が持ってきてくれるとの事。1時間のロスタイム(><)Tanto君ごめんなさいZzzz
予定通り?8時に上高地を出発!!!今日は、涸沢までなので時間には余裕がある。
しかし、ザックがが重い(−−)1泊で水も最低限の1Lなのに18Kg!!!
雪山装備恐るべし!!
何時もなら、横尾まではウォーミングアップがてらテクテク歩いているが今回は、勝手が違った!!!足取り重し(><)
横尾から本谷橋までは、所々残雪があるが特に問題なく歩けた(じゅくじゅく道でした)。ここから先、涸沢までは雪渓歩き!!この2時間程がかなりきつかった(><)それでも14時半頃にはヒュッテに到着!!
テン場の受付け後寝床を設置!!!さすがに平日とあってガラガラ。
夕食も早目に済まし、眠りに就くが下からの冷気で思うように寝つけず、更に雨に強風でテントのポールが折れそうな位しなっていた。
明け方になり、雨も上がり風も若干弱くなった!!!
Tanto君に「どうする?」と問いかけ、「行けるとこまで行って、危なくなったら撤退しましょか!!!」との返事(私的には、気持ち半分撤退でした)。気持ちを切り替え5時過ぎに出発!!!「2時間位で登れるんかなぁ?」なんて軽い気持ちで登り始める!!!
30分程で涸沢小屋の上部に「結構、登ったなぁ!!!」(実際にはあまり登ってない)。稜線上まではほぼ直登!!!更に傾斜も今まで経験した事のない角度にふくらはぎに痛みが・・・高度が上がるにつれて四方霧に包まれて眺望”0”見えるのはTanto君の後ろ姿とトレースのみ(−−)
稜線到着まで2時間どころか3時間掛かった!!!ここからは夏道の岩場を進み、北穂高岳山頂に到着!!!勿論、いつもの様にホワイトスクリーンをバックに記念撮影(^^)//山小屋で山バッチを購入、小休止をとる。
下山にはかなり注意が必要!!!雪もそれほど締まっておらず滑落には気をつけなければならない状況だった。
小休止中に、Tanto君が、アンザイレンの準備をしていた!!!私の事が好きなみたいで、どうしても繋がって下りたいらしく(勿論、私が前ですが)私的には、一抹の不安(Tanto君の雪山経験とアイゼンワーク)を感じながら下山を開始しました!!!
「ビレイヤーは絶対滑落したらあかんねんぞ!!!」なんていいながら、稜線から少し下りた所で、Tanto君が滑落!!!真っ直ぐ落ちると私を巻き添えにすると思い(滑落した時点ですでに巻き添え食らってますが)横を滑り落ちて行く!!!それを見て私もすぐさま山側を向きピッケルを打ち込みザイルを引き寄せる!!!勿論、Tanto君も滑落停止姿勢で何とか停止(汗)
どうも、私が2,3歩分をグリセードした時に引っ張られて転倒したみたいだった!!!
何とか気持ちを落ち着かせて慎重に下山再開!!!10分もしないうちにTanto君2回目の滑落!!!今回は、やばいと思った!!!Tanto君も滑落停止姿勢がとれず、流れ落ちてくる!!!私はピッケルを打ち込み、流れてくるTanto君を掴み左足で無理やり停止(Tanto君のアイゼンが私のふくらはぎに食い込んで停止しました)
さすがに、これでは命がいくらあっても足りない!!!
「どうする?ザイル外す?」
「でも、外したら下まで行ってしまうよな?」
ここで解ったのが、Tanto君は下りが苦手だと言う事!!!Nooooo~!!!
もっと早く言ってくれ〜(><)下りが得意な私とは逆!!結局、私がビレイヤーになり、安全な位置までアンザイレン。あとは、シリセードでタノシード!!!1時間半程でテン場に無事帰還!!!
いやぁ〜、生きた心地しなかったねぇ〜!!「奥穂に向かわなくてよかったなぁ〜、最初の雪壁やったら2人とも死んでたで!!!」
来シーズンは、Tanto君との雪山スキルUPで臨みたい(^^)//
◎ 北穂高岳3106m登頂おめでとうございま〜す! Y^0^Y
◎ 素晴らしい兄弟愛?師弟愛?コンビ愛? どちらかが困ってれば助ける上手いカバーリングで山行も無事に終えて良かったですね!
◎ やはり斜度はキツかったですか? 今回アンザイレンが正解みたいで良かったですね! 一歩間違うと共倒れの恐怖も有ると聞きました。 私も少しずつスキルアップしてから、何時かは臨みたいと思ってます!
◎ その後の身体は大丈夫でしょうか? ゆっくりと休んで下さい! 本当にお疲れ様でした! m(_ _)m
◎ありがとうございます まさか、3000m級の雪山に登れるとは感無量です
◎う〜ん どれかと言うとコンビ愛かな 登りでは結構、ほったらかしにされてますが
◎結構な斜度でしたね アンザイレンは賛否両論あると思いますね 私はあまり好きではないですね 信頼される程の技術も無いので
◎体は元気です 疲れは残ってますが mypaceさんの体力なら十分行けると思いますよ 技術的にどうかは私には解りませんが、一皮むけた気分になりますよ
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