節分の日に妙見山から歌垣山へ。

2024年02月03日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.9km
• 登り: 827m
• 下り: 781m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:11
• 休憩: 0:38
• 合計: 3:49

11:14 野間の大ケヤキ
12:13 妙見山
12:18 妙見山山頂
12:20 12:23 妙見山
12:22 妙見山山頂
12:24 12:44 妙見山
13:49 妙見奥ノ院
14:05 堀越峠
14:24 14:39 歌垣山
15:02 阪急バス歌垣山登山口バス停

歌垣山登山口バス停から野間の大けやき駐車場までの約4キロは1時間かけて歩いて戻った。自動車に注意して歩かなければならない。

天候

くもりときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

北摂の登山では妙見山より北は電車の駅がない。阪急バスも1時間に一本ほどでなかなか便が悪い。しかも土日はバスがないため歌垣山はマイカーでアクセスする方がよいと私は考えている。野間の大けやきの駐車場は秋のけやきの紅葉の時期以外はおおむね満車にはならない。数台停められるのと、トイレや自販機がある。(無料だが利用できる時間に注意)

コース状況／危険箇所等

大阪環状自然歩道の難点としては、道を迷いやすいのと、車道を横断する箇所が多いところである。477号線は自動車の量が多いため事故に留意すること。それからコンビニやスーパーなどの店も妙見山より北は極めて少ないので食料や水は持っていくこと。

その他周辺情報

剣尾山の登山口に能瀬温泉があり、以前はよく下山後の日帰り入浴に利用していた。この温泉の駐車場も無料であり、剣尾山に登る際はとてもありがたい。

写真

2/3 11:14

久しぶりに野間の大けやき駐車場に駐車してスタート。車道を妙見山に向かって歩く。

2/3 11:22

梅が咲き始めていた。

2/3 11:27

ロウバイの香りが良い。

2/3 11:30

スイセンも咲き始めた。

2/3 11:40

車道を挟んで喫茶店があり、その向かい側の本瀧寺への入り口を見逃さないこと。

2/3 11:46

本瀧寺を守っている。

2/3 11:54

本瀧寺にきた。自販機で温かい飲み物を買う。

2/3 12:00

杉の坂道を登る。

2/3 12:08

大阪では珍しいブナの林。ここと和泉葛城山ぐらいしかない。

2/3 12:13

能瀬の妙見山。日蓮宗の寺院。

2/3 12:14

先々月娘が生まれたので安産お守りを返した。

2/3 12:18

この裏に三角点。ケーブルが休止になるとここも遠くなる。

2/3 12:21

大阪湾がみえる。数時間だけ晴れた。

2/3 12:23

願いをこめて鐘をつく。

2/3 12:28

売店の奥にある食堂。客は私ひとりしかいないが、入店させてもらった。

2/3 12:28

貸し切り状態。ランチセットとドルチェセットがある。

2/3 12:37

ドルチェセット(紅茶とアップルパイ)を用意してもらう。

2/3 12:45

本瀧寺に戻る。

2/3 13:02

この階段は転びやすい。前きたとき転んだような気がする。途中鹿の糞も落ちている。

2/3 13:05

この喫茶店を見たら西へ。

2/3 13:06

車道をしばらく歩くが、カーブが多く見通しが悪いため危ない。

2/3 13:09

鳥居から山道に入る。

2/3 13:15

村の中を歩く。ここからの道が分かりにくい。

2/3 13:16

地図の文字が消えかけている。

2/3 13:17

大阪とは思えない山村風景。

2/3 13:18

実はこれが道標にもなっている。

2/3 13:21

この分岐も重要。

2/3 13:26

この辺りは不法投棄が多いので至るところに看板がある。

2/3 13:29

セメントで舗装された道を行く。

2/3 13:31

この辺りは大阪環状自然歩道の北部。北から南からよくここを通っていったなあ。

2/3 13:31

今谷池近くの小屋。ここでひと休みしたこともあったなあ。

2/3 13:32

しかし、入れなくなっている。

2/3 13:49

奥の院まできた。

2/3 14:04

この写真のサギソウが気にはなっているのだが、まだみたことはない。

2/3 14:05

堀越峠。歌垣山へは横断歩道のない車道を横断しなければならない。危ない。

2/3 14:06

車道のわきに登山口があり、交通事故が心配。

2/3 14:15

急な坂を登る。

2/3 14:24

歌垣山頂上についた。前に来たのはいつだったろうか。

2/3 14:24

あせびが咲いている。

2/3 14:24

「そこに山があるから」でも妙見山から歌垣山の縦走が取りあげられた。

2/3 14:25

北側の眺望。天気が悪くなってきた。

2/3 14:31

歌がく広場にきた。正面に六甲山地がみえる。

2/3 14:32

箱を開けると記帳グッズが入っている。

2/3 14:33

歌垣といえば筑波山もそうですよ。

2/3 14:38

誤字が多いが、登山者ノートに記帳。私も数年前、ある人の言葉に奮起した。

2/3 14:41

これも見落とさないように。環状自然歩道に沿って下山する。

2/3 14:54

じわじわと登山道を整備して下さっている。ありがとうございます。

2/3 14:59

村の中に下りてきた。

2/3 15:02

バスがあれば四キロほど乗ろうとあてにしていた。だが土日は運行は休みである。

2/3 15:06

寄り道して倉垣天満宮のいちょうを見に行く。天満宮なので菅原道真を祀る。それで梅が咲いていないかみにきた。まだだった。

2/3 15:10

歩いておおけやきの所まで帰る。

2/3 15:49

野間の町の中を歩くが、閉まっている商店も多く何とも寂しい。過疎化が進んでいるか。

2/3 15:55

帰ってきた。ツーリングのバイクがいっぱい。

2/3 15:57

ロウバイが咲いている。

撮影機器：

SC-54A samsung

装備

備考

手袋は登山用ではない薄手のもの。靴はトレラン用のローカット。ストックは二本。

感想

伊賀ちゃん

久しぶりに北摂の山登り。昨年夏に妙見山で安産お守りをもらい、娘が生まれたので返しにきた。
歌垣山はテレビ番組「そこに山があるから」で本上まなみさんが登っていたのでしばらくぶりに行きたくなった。
私が大学生の頃、後輩が本上さんのファンだった。今やドラマでは母親役を演じている。でもいつまでも若い感じはする。
もうひとつの歌垣山に行く理由は、数年前に日本百名山をすべて登ったというコメントを歌がく広場にある登山者ノートでみたことによる。私はそのときから百名山完登を急に意識し始めた。
それはさておき、前日までは大阪府外に行こうか迷っていたが、ここのところ私は歯痛と腰痛で弱っている。その理由が大きくて比較的に近いところに行くことにした。
大阪環状自然歩道を大阪府が自然に満ちたトレイルにしようと整備していた。けれども高島トレイルや汐の道トレイルみたいにはならなかった。大阪は大きな都市を抱えているため仕方がないだろう。
古代の歌垣とは今で言う合コンに似たところもあるのだが、歌(ポエムのことでソングではない)で求愛するあたりが知的であり、同じではない。
それを庶民の男女が行っていたことが興味深い。貴族は万葉の頃から恋愛の方法として行ってきたことはよく知られている。庶民にも文学的なセンスを求められるのは面白いと思う。ただ歌が苦手な人は困ったことだろう。