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Yamareco

記録ID: 6447365
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

泉ヶ岳

2024年02月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:25
距離
7.6km
登り
650m
下り
642m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:51
休憩
0:33
合計
3:24
距離 7.6km 登り 650m 下り 642m
8:14
8:14
30
8:44
8:44
12
8:56
8:57
58
9:54
10:18
14
10:32
10:32
10
10:42
10:42
10
10:52
11:01
27
11:28
ゴール地点
天候 無風/雪
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
泉中央駅 7:15発のバスを利用
コース状況/
危険箇所等
 全体として登山道は雪に覆われているが、例年より積雪が少ないらしく、笹等露出している。
よく歩かれている登山道なのでトレース上は圧雪されている。トレースを外れると脛〜膝まで沈む。

【登山口〜水神分岐】
 非常に緩い登りの道。路面はフラットで歩きやすい。
危険箇所は無く、この区間はツボ足で通過した。

【水神分岐〜頂上】
 分岐から山頂直下まで傾斜が強くなる。下部はツボ足で登ったが、大岩の直下辺りで岩と雪のミックスとなり滑りやすくなったので、チェーンスパイクを装備。
目立った危険箇所は無いが、傾斜の強い箇所は滑る。

【頂上〜北泉ヶ岳方面】
 少しの間は薄くトレースが有るが、引き換えした辺りでトレースが消える。ちょうど下降が始まる辺りで、斜度がきつくなる。トレースが消失する辺りで、ツボ足では膝上まで沈む。

【頂上〜登山口:滑降コース】
 上部では傾斜がきつく、笹の上に積もった雪が圧雪されているため、降りでは滑り止め必須。道が細いため、スノーシューの人は動きづらそうだった。
 お別れ峠を過ぎると傾斜は緩くなり、ツボ足で問題無いと思う。渡渉箇所は沢が露出しているため、踏み抜き無しで渡渉は容易。
その他周辺情報 利用無し。
登山開始!
薄いですがしっかり雪山です
2024年02月11日 08:11撮影 by  Pixel 8, Google
4
2/11 8:11
登山開始!
薄いですがしっかり雪山です
コース入り口のかわいい看板
2024年02月11日 08:17撮影 by  Pixel 8, Google
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2/11 8:17
コース入り口のかわいい看板
水神平の分岐点
2024年02月11日 08:44撮影 by  Pixel 8, Google
1
2/11 8:44
水神平の分岐点
さて漸く水神コースへ
2024年02月11日 08:54撮影 by  Pixel 8, Google
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2/11 8:54
さて漸く水神コースへ
水神の碑
しっかり露出してます
2024年02月11日 08:55撮影 by  Pixel 8, Google
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2/11 8:55
水神の碑
しっかり露出してます
この辺りでチェーンスパイクを装着
(この下部はツボ足で通過したがちょいちょいずり落ちる)
2024年02月11日 09:20撮影 by  Pixel 8, Google
2
2/11 9:20
この辺りでチェーンスパイクを装着
(この下部はツボ足で通過したがちょいちょいずり落ちる)
賽の河原
開けてたのはこの上
2024年02月11日 09:38撮影 by  Pixel 8, Google
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2/11 9:38
賽の河原
開けてたのはこの上
振り返って船形連峰
2024年02月11日 09:43撮影 by  Pixel 8, Google
3
2/11 9:43
振り返って船形連峰
頂上!
2024年02月11日 09:52撮影 by  Pixel 8, Google
3
2/11 9:52
頂上!
頂上の道標はこっち
この奥が北泉ヶ岳へのルートだけどノートレースで膝上なので引き換えして来た
2024年02月11日 09:53撮影 by  Pixel 8, Google
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2/11 9:53
頂上の道標はこっち
この奥が北泉ヶ岳へのルートだけどノートレースで膝上なので引き換えして来た
水神様の社?
2024年02月11日 10:09撮影 by  Pixel 8, Google
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2/11 10:09
水神様の社?
少し降りて見返り平より
2024年02月11日 10:41撮影 by  Pixel 8, Google
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2/11 10:41
少し降りて見返り平より
降りてきました
この柵は開けっ放しで固定されてたけど冬だからかな?
2024年02月11日 11:20撮影 by  Pixel 8, Google
4
2/11 11:20
降りてきました
この柵は開けっ放しで固定されてたけど冬だからかな?
撮影機器:

感想

 宮城県出張3か月目。折角の東北なので、自分でも登れそうな雪山に登ってきた。登山開始時から雪が降っていたが、殆ど無風だった為、決行。

 歩き始めは舗装路から入り、暫くの間は緩い登りのコース。同じバスから降りたのは私を含めて3名で静かに歩き始めた。積もった雪が音を吸収して、自分が雪を踏みしめる音以外、音がしなかった。
時折風が吹くと、降っている雪と木に積もった雪が横から私に吹き付けてきて、頬が少し冷たかった。

 水神分岐を過ぎると傾斜が強くなり、登山の雰囲気が強くなってきた。小雪とは言え足元はしっかり雪だったから、忠実にトレースを辿って、スリップしない様に登った。
大岩辺りに差し掛かると更に傾斜は強くなって、加えて岩とのミックスになったので、流石にチェーンスパイクを装着した。登りやすさは格段に上がったが、雪質のせいか、チェーンスパイクに噛み込む雪玉が少し気になった。

 賽の河原から少し上部に出ると視界が開け、振り返れば初めての東北の雪山が広がっていた。空は曇っていたし、降雪で遠くの視界も良くなかったけれど、本当に残雪期ではない雪山に来れたことを実感して、嬉しかった。

 頂上は広くは無いが休憩するには十分な広さだった。そこにいた現地の方と思われる人と話すと、今年は特に小雪らしかった。その人は表コースを登ってきたようだが、岩が露出していて岩登りだったと言っていた。

 頂上であった人と別れて北泉ヶ岳へ向かうと、直ぐにトレースが薄くなった。それでもまだトレースは追えるくらいだったので、トレースとピンクテープを追っていくと、下降点でトレースが消失した。ラッセルしながら降るかと考えたが、次の一歩で膝上まで埋まり、装備から考えて引き返した。再び通過した頂上にはさっきの人がいて、少し気恥ずかしかった。

 下山には滑降コースを選択したが、ここが少し曲者だった。上部は笹に雪が積もっている様な急登で、チェーンスパイクを着けているとは言え、慎重に降った。すれ違った人たちは、ツボ足の人もいたし12本爪の人もいた。
 少し降って見返り平に到着して、振り返れば雪の泉ヶ岳が見えた。夏にキタコとは無いけれど、取り分け美しく見えた。

 そのまま降れば直ぐに登山口に到着した。登山口付近はスキー場とレジャーパークになっていて、子供たちがスキーの練習をしていた。家族連れで賑やかで、人里に戻ってきた事を実感した。

 初めての厳冬期の雪山は小雪だったけれど、それでもとても綺麗だった。これからもっと技術を身に着けて、装備を揃えて、遠くない将来に今回引き返したルートを歩きたい。

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