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Yamareco

記録ID: 6453246
全員に公開
山滑走
甲信越

大渚山

2024年02月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
T_HAYASHI その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:58
距離
9.3km
登り
923m
下り
909m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:36
休憩
0:22
合計
5:58
8:13
167
大草連最終除雪地点
11:00
11:22
169
14:11
大草連最終除雪地点
天候 雪のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長野県小谷村中土大草連(おおぞうれ)集落最終除雪地点よりスタート
白馬村より国道148号線を糸魚川方面へ進み、県道114号線に入る。
大草連の登りは狭くガードレールもない。
(google mapのストリートビューを見ていただき、車での移動に不安に思うなら止めた方が良い)
前日に降雪があった場合、朝8時まで除雪作業が行われているので、それまで県道で待機するか到着時間を合わせる事をお勧めする。
コース状況/
危険箇所等
大草連林道から登り始め、大渚山山頂直下の南南東尾根末端に取り付き、山頂まで登り詰める。
藪はほとんどないが、数か所に深さ1メートル以上のホールが開いていた。
登りは足元にも十分注意する事

山頂から北東方向に向かい1250m北面台地まで向かう。
積雪は30〜50cm。気温も2℃と安定した事もあり素晴らしいパウダーだった。
1250m北面台地から湯峠から伸びる登山道へ登り返す。
大草連に向かうためには1300m南面台地を乗り越さなければならない。
自分たちは南面台地まで降りてシールで登り返したが、南東尾根までは出来るだけ高度を落とさないようにトラバースした。
日の入り時刻から15時前には大草連に戻りたいところ。
湯峠から台地のドロップポイントまでシール張り直して進んだ方が時間的に早いと思う。この区間はどう進むか悩むと思います。雪面の状況で各自最適な判断を。
南東尾根からまな板斜面の谷底まで降りますが、滑れないことはないけど藪がまだ煩いです。
まな板斜面は少しクラストしていたけど、最高のオープンバーンでした。
その他周辺情報 サンテインおたり 大人700円
昼食は14時半まで。
臨時駐車場は上に3台、下に3台程確保できている。
除雪直後だった事もあり、自分達は下に停めた。
これ以上はスタックして進めなかった。(FF車)
臨時駐車場は上に3台、下に3台程確保できている。
除雪直後だった事もあり、自分達は下に停めた。
これ以上はスタックして進めなかった。(FF車)
10年前に訪れたことあるけど、林道沿いの沢が埋まり切っていなかった。
登り始めとなる南南東尾根までは林道を進む。
すでに先行者がいた様でトレースをありがたく使う。
10年前に訪れたことあるけど、林道沿いの沢が埋まり切っていなかった。
登り始めとなる南南東尾根までは林道を進む。
すでに先行者がいた様でトレースをありがたく使う。
10年前はあったかな?
覚えていないけど最近できたと思われる真新しい砂防ダムがあった。
10年前はあったかな?
覚えていないけど最近できたと思われる真新しい砂防ダムがあった。
Y氏が仕事疲れでペースが上がらなかった。
激務で大変なのに今日も来てくれた事に感謝したい。
それだけモチベーションが高いんですね…。
Y氏が仕事疲れでペースが上がらなかった。
激務で大変なのに今日も来てくれた事に感謝したい。
それだけモチベーションが高いんですね…。
南南東尾根のとりつきにて3Dアセントを装着する。
ここから本格的な登りとなる。
南南東尾根のとりつきにて3Dアセントを装着する。
ここから本格的な登りとなる。
最初の壁を登る。
メインの真ん中を進むのではなく、左の狭い尾根を登り詰めた。
最初の壁を登る。
メインの真ん中を進むのではなく、左の狭い尾根を登り詰めた。
細かい藪は埋もれていたため、安定して登って行けたのが幸いだった。
細かい藪は埋もれていたため、安定して登って行けたのが幸いだった。
途中に数か所平らな所がある。
休憩にはちょうど良かった。
右手に帰還の際に滑り降りるであろう谷間のオープンバーンをチェックする。
途中に数か所平らな所がある。
休憩にはちょうど良かった。
右手に帰還の際に滑り降りるであろう谷間のオープンバーンをチェックする。
大渚山は山スキー向けの山として信州人に知られている。
一定の斜度が山頂まで続くのでリズム感良く滑り降りれるのが特徴。
大草連まで来るのは大変だが、山スキーを志す者なら一度は訪れて欲しい。
大渚山は山スキー向けの山として信州人に知られている。
一定の斜度が山頂まで続くのでリズム感良く滑り降りれるのが特徴。
大草連まで来るのは大変だが、山スキーを志す者なら一度は訪れて欲しい。
山頂まで残り300m地点。
直下の急登に入る。
山頂まで残り300m地点。
直下の急登に入る。
小まめにジグを切りながら昇り詰めていく。
小まめにジグを切りながら昇り詰めていく。
そして山頂稜線が目前に。
ここを登り切れば山頂です。
そして山頂稜線が目前に。
ここを登り切れば山頂です。
東峰に向かう。
山頂に展望台があるが、まだ2階部分が埋もれていなかった。
山頂には首都圏からお越しの2名がいた。
K氏が色々と情報交換をしている内に滑走準備を始める。
自分も北面は初めてなの緊張する。
東峰に向かう。
山頂に展望台があるが、まだ2階部分が埋もれていなかった。
山頂には首都圏からお越しの2名がいた。
K氏が色々と情報交換をしている内に滑走準備を始める。
自分も北面は初めてなの緊張する。
その北面。
K氏が先行で果敢に飛び込んでいった。
薄暗くで先の見通しが悪い中良く行けるなぁと思いながら自分も飛び込んだ。
斜度は40度近いと思うが軽いパウダーで板が思うように飛んだ。
1
その北面。
K氏が先行で果敢に飛び込んでいった。
薄暗くで先の見通しが悪い中良く行けるなぁと思いながら自分も飛び込んだ。
斜度は40度近いと思うが軽いパウダーで板が思うように飛んだ。
GPSで現在位置を確認。
少し調子こいて西側に来てしまった。
東側の沢へ向かう。
GPSで現在位置を確認。
少し調子こいて西側に来てしまった。
東側の沢へ向かう。
別のドロップポイント。
前日のシュプールが数本残っていた。
どこでも滑れる山、それが大渚山。
別のドロップポイント。
前日のシュプールが数本残っていた。
どこでも滑れる山、それが大渚山。
標高1250m台地まで滑り降りた。
今季最高のパウダーランでした。
Y氏もK氏も大満足だった。
ここで大休憩を。
20分後に湯峠登山道へ登り返す。
K氏の板(LINE魚)では登りは不得意だったようで、自分がラッセルする事になった。
滑りのK氏。登りの私。なんだかなぁ〜。
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標高1250m台地まで滑り降りた。
今季最高のパウダーランでした。
Y氏もK氏も大満足だった。
ここで大休憩を。
20分後に湯峠登山道へ登り返す。
K氏の板(LINE魚)では登りは不得意だったようで、自分がラッセルする事になった。
滑りのK氏。登りの私。なんだかなぁ〜。
前日のトレースがあったが30cm以上埋もれていた。
あまり当てにはならないので、自分の方向感覚で湯峠を目指した。
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前日のトレースがあったが30cm以上埋もれていた。
あまり当てにはならないので、自分の方向感覚で湯峠を目指した。
本当にどこでも滑れる。
1
本当にどこでも滑れる。
湯峠登山道に戻るも大草連まで戻るには標高1300m台地をトラバースしなければならない。出来るだけ標高を上げたい所だが…。切が良いところで台地へ降りる事になった。
湯峠登山道に戻るも大草連まで戻るには標高1300m台地をトラバースしなければならない。出来るだけ標高を上げたい所だが…。切が良いところで台地へ降りる事になった。
南面に入ったため、雪質は少し重たくなったがまだ走れる。
台地に下りたところで2度目のシールオン。
ここでも先行ラッセルは私。なんだかなぁ…。
南東尾根のドロップポイントまでシールでトラバースする。
南面に入ったため、雪質は少し重たくなったがまだ走れる。
台地に下りたところで2度目のシールオン。
ここでも先行ラッセルは私。なんだかなぁ…。
南東尾根のドロップポイントまでシールでトラバースする。
南東尾根のドロップポイントから谷へ。エントリーは藪が酷かったが、谷へ出るとオープンバーンが広がった。
面白いくらい飛ばして林道に戻った。
南東尾根のドロップポイントから谷へ。エントリーは藪が酷かったが、谷へ出るとオープンバーンが広がった。
面白いくらい飛ばして林道に戻った。
そのまま大草連の駐車場まで滑り降りて終了。
Y氏もK氏も大満足して頂けました。
私も単独で2回来ていますが、二人のお陰で周回ルートにチャレンジする事が出来ました。
同行して頂き、ありがとうございました。
山スキーの機動性を発揮できた素晴らしい山行でした。

帰りの道は丁寧な除雪のおかげで路面の雪は殆ど溶けていた。
タイヤのグリップが効く内に県道へ降りた。
そのまま大草連の駐車場まで滑り降りて終了。
Y氏もK氏も大満足して頂けました。
私も単独で2回来ていますが、二人のお陰で周回ルートにチャレンジする事が出来ました。
同行して頂き、ありがとうございました。
山スキーの機動性を発揮できた素晴らしい山行でした。

帰りの道は丁寧な除雪のおかげで路面の雪は殆ど溶けていた。
タイヤのグリップが効く内に県道へ降りた。

装備

個人装備
ブンリン3Dアセント

感想

雪不足で行けるところも限られている中でK氏から大渚山に行かない?とお誘いを受けた。
以前にもK氏に大渚山を紹介した事あったが、なぜかその時は気にならなかったらしい。
今回は大渚山周回(大草連〜山頂〜北面台地〜湯峠〜大草連)を3名で挑むことになった。単独なら絶対行かないけど、強力な2名と同行なら心強かった。
当日は自宅を5時半に出発。上信越自動車道長野ICから白馬オリンピック街道を抜け、白馬村から小谷村中土へ。大草連集落の入り口は蕎麦屋の看板がある所から入山した。入山する直前K氏から「まだ除雪中」との連絡が入る。行ける所まで進むと、最後のヘヤピンの所で除雪車が降りて来た。コーナー部分が1.5車線程のスペースがあったので、手で挨拶してすれ違った。
最終除雪地点ではK氏とY氏が「ここで良いの?」と聞いてきたので「そうだ」と答える。先に1台訪れていた。この時は知らなかったが、手前の所に分岐があり、そっちにも2台程訪れていたようだ。狭い道を登ってくるだけでも精一杯なのでそこまで考えている余裕はなかった。
無事に駐車できた所で、準備をして山行スタートした。

湯峠〜1300m台地〜南東尾根区間
湯峠まで登り返した所でなるべく西峰に取りついて標高を稼ぎたい所ですが、そのままシールでトラバースして南東尾根まで進んだ方が時間短縮になると思います。
体力、時間に余裕があれば1300m台地まで滑り降りるのはありだと思います。
帰りは大草連の狭い急勾配を車で下ります。路面凍結が始まる16時前までには駐車場に戻りたい所です。



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コメント

T_HAYASHIさん、おはようございます。
大渚山BCはまだ行ったことがありませんが、レコを見て一度行ってみたいと思いました。
hareより
2024/2/13 3:17
hareharawaiさん
田舎なので仕方が無いのですが、県道から登山口(臨時駐車場)までが核心部なので、行くまでが大変ですよね。
相方のステーションワゴン(FF車 1900kg)では最後のコーナーでスリップして上がるのに苦労したようです。
軽の4WDが無難です。
村内の道がもう走りやすかったら入山し易いのですが…。
気をつけて行って来て下さい。
2024/2/14 8:37
プロフィール画像
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