燕岳 中房温泉登山口ピストン
- GPS
- 08:45
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,402m
コースタイム
6:25第一駐車場6:55→7:00中房温泉登山口(朝食)7:20→第一ベンチ7:55→第二ベンチ8:15→第三ベンチ8:55→富士見ベンチ9:35→10:10合戦小屋10:25→11:40燕山荘(休止)12:10→燕岳山頂12:40→13:20燕山荘(大休止昼食)14:05→合戦小屋14:30→第三ベンチ15:15→第二ベンチ15:35→第一ベンチ15:50→中房温泉登山口16:05
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
●駐車スペースまで 豊科ICから第一駐車場までは50分程度かかりました。最後の20分位は何箇所か対向車が来ると嫌な箇所がありましたが、全体的には走り易い道だと思います。 有明荘を通り過ぎて端を渡りすぐ左の第一駐車場に入りましたが、GW明けの翌週からか空いていました。 中房温泉登山口にはキレイな水洗のお手洗い、登山ポスト、休憩箇所と売店があります。 ●コース状況 第一ベンチに水場と書いてあったのですが、少し下らないといけなかったので確認していません。 第二ベンチ以降少しずつ残雪が登山道に現れてきて、第三ベンチを越えた辺りからほとんど雪道です。ただしアイスバーンになっている箇所はほとんどなかったのでアイゼン無しでも大丈夫でした。凍っている場合はアイゼン必要でしょう。合戦小屋まではほとんど展望がありません。 合戦小屋からは完璧な残雪道です。雪が柔らかかったのでアイゼン無しでも大丈夫だと思いましたが、念のためここからアイゼン装着しました。展望が開けてきて槍が顔を出してきました。 燕山荘に到着すると北アルプスが一望できます。槍ヶ岳が本当に大きく見えました。 燕山荘〜山頂まではほとんど雪が残ってませんでした。人気通り燕山荘はキレイで泊まり易そうです。アイゼンをはずして燕山荘に荷物をデポして山頂に向かいました。 時間があれば北燕岳まで足を伸ばすのも良いかもしれません。また蛙岩まで行きたいと思いました。 |
写真
感想
初めての北アルプスということで前日から胸高鳴らせて深夜2時半に草加を出発した。ヤマレコの記録を読むも燕岳は相当人気があるので、駐車場に車を置けるか心配したが、到着してみると意外に空いていて拍子抜けした。
さすが人気の山だけあって登山口のトイレは清潔でこれからの時間を考え期待が膨らんだ。
登山口からのジグザグの急登は噂に違わぬもので、10分も登ると汗が流れてきた。ロンティー1枚になり再び登りはじめる。第一、第二、第三ベンチとナイスなタイミングで用意されていて急登の割には意外に登りやすい感じがした。
合戦小屋にたどり着くと既に数パーティーが休憩中。大きな荷物を背負ったテント泊の人たちがくつろいでいた。我らも軽く一服した後、アイゼンを装着して登りを開始した。
合戦沢ノ頭まで来ると槍の頭が見えてきた。意外に大きく見える槍の姿に感動し、数歩歩いてはカメラを構えを繰り返す。燕山荘が見えてくるもすぐ近くに見えてなかなかたどり着かなかった。
燕山荘に到着すると雪はほとんどなく白砂と巨岩の燕岳が見えてきた。鳳凰三山も綺麗だがそれ以上の景色にただただ感動した。
山頂へは空身でアイゼンを外して出発する。合戦尾根を登ってきて足が重くなっていたが、ゆっくりと山頂へ向かう。白砂と花崗岩の巨石の間を歩くのはなかなか楽しい。山頂からは360度の展望で、鹿島槍、剣岳、立山、薬師、水晶、野口五郎、双六、そして槍と登りたい名山がいくつも見えた。
たっぷりと堪能し、燕山荘に戻る途中登りでは気づかなかったイルカ岩が目に止まる。その愛くるしい姿もなかなか素敵だ。
燕山荘に到着すると4張だったテントが10張位に増えていた。テントかついでこの急登を登るのもなかなか骨の折れるのに皆凄い。
暖かい日差しの中カップラーメンを食べてゆっくりとした時間を凄し、缶バッチを購入し下山を開始した。
天気が良かったため下山時には雪が大分ゆるくなっていたので、アイゼンをはずして降りてきた。日光と雪の反射でかなり紫外線を受けたが、寒いよりはましだと思う。強い日光を浴びて雪が光、テカテカに見える雪の表面がまた素晴らしかった。
あまりに素晴らしい展望だったため、計画よりも随分と時間をオーバーしてしまい、翌日の浅間前掛山まで辿り着けないと判断し断念することに。その結果、焼岳の素晴らしさをすることとなったので良しとしよう。
初めて足を踏み入れた北アルプス。登った人が北アルプスばかり行きたくなるのもよ〜く分かった。次に登る時には山頂テント泊も良さそうだし、表銀座やりたいね〜。そして合戦小屋のスイカも楽しみだ。
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