根子岳 大明神沢
- GPS
- 06:57
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,089m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:52
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
四阿山の翌日は白馬方面の予定だったが、どうも降りすぎてる感がある。
雪崩に遭わないとしてもラッセルが大変になるからと根子岳へ。
奥ダボスのゲレンデからスタートする。
雪は少ないが降雪から日が経ってないので滑走に支障はない。
特に問題もなく2時間半で山頂。
下りのプランはいくつか考えていたが、大明神沢へ行ってみる。
核心は山頂からの岩場の下りだった。降雪量によって難易度は大きく変わると思う。
岩場を抜けたらドロップ。本谷の源頭部は予想どおりパック気味だがよい雪だった。
なるべく下まで降りようと考えたが1800mで沢割れ。
右岸は崖で渡渉も難しい。もう少し降りたかったが全員で協議し、登り返すことにした。
登り尾根はそれなりの急斜面。藪や固めの雪に苦労したメンバーもいたが全員登り切れた。
登山道のある尾根まで出てしまえばもう安心。登り尾根までトラバースしてあとは駐車場まで一気に降りるだけ。
一般的な根子岳のルートに比べれば軽々しく行ける所ではないが、よい沢だと思った。
根子岳か、今回はハイキングだなと思ってたら、なかなかのアドベンチャーでした。
今シーズンはあまり登れてないので、登りが結構長くて疲れた。
なかなか良いルートでした。
当初北アに向かう予定だったが、直前の降雪量が予想以上に多く実際に雪崩事故も起きており、当日の天気も悪そうなので、リスク低く天気も良さそうな東信エリアからコンディション次第でルートを選べる根子岳へ。
放射冷却の影響か、気温はぐっと下がり菅平に上がると車の温度計は-16℃を示し、2号軽油の凍結温度を大幅に下回っていてドキドキしながらも無事奥ダボスに到着。
今シーズン初めて、凍えながら準備をしてスタート。スノーキャットコースにはいかずにゴルフ場、牧場を通って右手の尾根を進む。 低温に加えて快晴&無風と最高のコンディション。今日はガチャ引き当てたな、と心躍る。絶景を堪能しながらゆるゆると高度を上げていく。
山頂付近はさすがに風が出てきたが強風というほどでもない。 天気も快晴でしばらくは持ちそう。このコンディションなら、ということで大明神沢を落とすことに。
山頂から大明神沢に向かうには岩場をトラバースすることになる。この岩場が板を履いたまま通過するのは厳しくシートラ。板を背負うと枝に引っかかってしまうため、板をリレーしたりしてなんとか通過。
岩場を越えたあたりではっきりとしたワッフ音がし、地面が少しズレた感覚があった。尾根上にいたので雪崩れたとして巻き込まれる可能性は低いが、その後は気にかけながら滑った。
難所を越えた先には広大な斜面が。多少笹が出ていたり、南面なので雪がだいぶ緩んできてはいたが気持ちよく落とせた。そこから沢床に落とすと、沢幅が思ったより狭く沢割れと藪を避けながら進む。
Co1700まで落とせばトラバースしてそのまま帰れるというプランであったが、Co1750あたりで渡渉が必要となり登り返す。
少し登ったところでトラバースを試みるが、ここからトラバースだと沢をいくつも超えないといけないため広い尾根を選んでジグを切って登る。
Co2000くらいまで登り返すと斜度は緩み、Co2100までトラバース気味に登ってモードチェンジ。ガスがちょうど降りてきたところでいいタイミングで逃げ切れた。
根子岳南西面は斜度が緩く、藪を避けながらではあるが、雪質は上々で駐車場まで気持ちよく滑ってこれた。
BCデビューくらいの初心者向けルートとして知られる根子岳だが、大明神沢は景色や滑走、ルーファイ含めてなかなか楽しめるルートだった。
条件が揃ってないと入る気にはならないので、いいコンディションのときに行けて良かった。
お疲れ様でした。根子岳を甘く見ていました。こんなに変化に富んだルートがあるとは知らず、ご一緒させていただいてありがとうございました。またよろしくお願い致します。
それにしても、この青空、素晴らしいです。素晴らしい!
コメントありがとうごいます。私はそんなに上手くはないのですが、、
天気と雪がよかったので楽しめました。
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