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Yamareco

記録ID: 652446
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳 〜千曲川源流を辿り、シャクナゲの稜線へ

2015年06月01日(月) ~ 2015年06月02日(火)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
25:40
距離
16.0km
登り
1,375m
下り
1,368m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:40
休憩
0:07
合計
5:47
10:30
31
11:01
15
11:16
89
12:45
12:46
101
16:03
16:04
13
2日目
山行
5:46
休憩
0:19
合計
6:05
6:06
41
宿泊地
6:47
6:48
4
6:52
6:56
69
8:05
21
8:26
8:27
44
9:11
9:22
42
10:04
28
10:32
60
11:32
11:34
36
12:10
1
12:11
ゴール地点
天候 1日: 晴れ のち 曇り
2日: 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
同行者を信濃川上駅でピックアップして車で毛木平駐車場(約60台)
駐車場手前3kmほどは未舗装の道。
シャクナゲの季節は平日でも混雑しており、入り口近くに路駐した。
コース状況/
危険箇所等
源流地までは緩慢な登りが続く。その後山頂まではやや急登になるが特に危険な個所はなし。
甲武信小屋から十文字峠までの稜線ルートは岩場、鎖場が数ヶ所あり、ややアップダウンあり。
その他周辺情報 川上村内に温泉、飲食店見つけにくい。
最寄りの日帰り入浴可能な場所は「滝見の湯」(南相木村) 300円/人
【1日目】
駐車場は満車
2015年06月01日 10:30撮影 by  X20, FUJIFILM
6/1 10:30
【1日目】
駐車場は満車
歩き始めは明るい林の中
2015年06月01日 10:33撮影 by  X20, FUJIFILM
1
6/1 10:33
歩き始めは明るい林の中
十文字峠方面と分岐して右へ進む
2015年06月01日 10:41撮影 by  X20, FUJIFILM
6/1 10:41
十文字峠方面と分岐して右へ進む
千曲川本流に沿って緩やかな登りが続く
2015年06月01日 10:59撮影 by  X20, FUJIFILM
6/1 10:59
千曲川本流に沿って緩やかな登りが続く
途中で昼食休憩もしたのでナメ滝まで2時間以上かかった
2015年06月01日 12:51撮影 by  X20, FUJIFILM
2
6/1 12:51
途中で昼食休憩もしたのでナメ滝まで2時間以上かかった
小規模なナメ滝だね
2015年06月01日 12:54撮影 by  X20, FUJIFILM
3
6/1 12:54
小規模なナメ滝だね
だんだん流れが細くなってきた
2015年06月01日 13:37撮影 by  X20, FUJIFILM
1
6/1 13:37
だんだん流れが細くなってきた
源流はもうすぐかな?
2015年06月01日 14:15撮影 by  X20, FUJIFILM
6/1 14:15
源流はもうすぐかな?
千曲川源流に到着
ここまで4時間もかかった
2015年06月01日 14:34撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
4
6/1 14:34
千曲川源流に到着
ここまで4時間もかかった
水源地から急登を這い登って稜線に出る
2015年06月01日 15:08撮影 by  X20, FUJIFILM
1
6/1 15:08
水源地から急登を這い登って稜線に出る
あれが頂上かな?
2015年06月01日 15:38撮影 by  X20, FUJIFILM
1
6/1 15:38
あれが頂上かな?
甲武信ヶ岳山頂
山頂標識は埼玉、長野、山梨の3県分が別々に立つ
2015年06月01日 15:50撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
6
6/1 15:50
甲武信ヶ岳山頂
山頂標識は埼玉、長野、山梨の3県分が別々に立つ
甲武信小屋は埼玉県側に建つ
2015年06月01日 16:18撮影 by  X20, FUJIFILM
1
6/1 16:18
甲武信小屋は埼玉県側に建つ
平日なのにほぼ一人/1枚の混雑
2015年06月01日 16:19撮影 by  X20, FUJIFILM
3
6/1 16:19
平日なのにほぼ一人/1枚の混雑
【2日目】
日の出直前に山頂に着くと満月が甲斐駒に沈んで行くところ
2015年06月02日 04:07撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
5
6/2 4:07
【2日目】
日の出直前に山頂に着くと満月が甲斐駒に沈んで行くところ
日の出を待つ人たち
2015年06月02日 04:27撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
6/2 4:27
日の出を待つ人たち
富士山の上方の雲は少し染まってきた
2015年06月02日 04:29撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
6
6/2 4:29
富士山の上方の雲は少し染まってきた
昨日登って来た沢沿いの道方面
左上に八ヶ岳
2015年06月02日 04:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
6/2 4:38
昨日登って来た沢沿いの道方面
左上に八ヶ岳
八ヶ岳はちょっと紅くなったかな
2015年06月02日 04:40撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
6/2 4:40
八ヶ岳はちょっと紅くなったかな
靄った空でパッとしないが、富士山も少し焼けた
2015年06月02日 04:40撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
11
6/2 4:40
靄った空でパッとしないが、富士山も少し焼けた
6時過ぎに小屋を出発
2015年06月02日 06:07撮影 by  X20, FUJIFILM
6/2 6:07
6時過ぎに小屋を出発
小屋の傍には荒川水源の碑がある
2015年06月02日 06:08撮影 by  X20, FUJIFILM
6/2 6:08
小屋の傍には荒川水源の碑がある
トラバース道にはまだ残雪があった
2015年06月02日 06:20撮影 by  X20, FUJIFILM
6/2 6:20
トラバース道にはまだ残雪があった
埼玉県最高峰の三宝山
今回の山行の最高地点
2015年06月02日 06:55撮影 by  X20, FUJIFILM
2
6/2 6:55
埼玉県最高峰の三宝山
今回の山行の最高地点
稜線の林の中を歩く
2015年06月02日 07:13撮影 by  X20, FUJIFILM
6/2 7:13
稜線の林の中を歩く
新潟からの9人グループ
平均年齢70歳くらいだそうだが健脚だった
2015年06月02日 07:16撮影 by  X20, FUJIFILM
6/2 7:16
新潟からの9人グループ
平均年齢70歳くらいだそうだが健脚だった
尻岩で少し休憩
2015年06月02日 07:39撮影 by  X20, FUJIFILM
6/2 7:39
尻岩で少し休憩
最初の鎖場
2015年06月02日 08:16撮影 by  X20, FUJIFILM
6/2 8:16
最初の鎖場
武信白岩山の山頂は巻く
2015年06月02日 08:27撮影 by  X20, FUJIFILM
1
6/2 8:27
武信白岩山の山頂は巻く
山頂への道は×印
2015年06月02日 08:33撮影 by  X20, FUJIFILM
6/2 8:33
山頂への道は×印
この辺からシャクナゲが現れ始めた
2015年06月02日 08:45撮影 by  X20, FUJIFILM
2
6/2 8:45
この辺からシャクナゲが現れ始めた
断崖上からシャクナゲを写す
2015年06月02日 08:50撮影 by  X20, FUJIFILM
6/2 8:50
断崖上からシャクナゲを写す
この辺のシャクナゲはまだまだこれからの感じ
2015年06月02日 09:15撮影 by  X20, FUJIFILM
1
6/2 9:15
この辺のシャクナゲはまだまだこれからの感じ
シャクナゲはこんなもんでいいかな?
2015年06月02日 09:37撮影 by  X20, FUJIFILM
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6/2 9:37
シャクナゲはこんなもんでいいかな?
甲武信小屋から4時間で十文字小屋着
2015年06月02日 10:05撮影 by  X20, FUJIFILM
1
6/2 10:05
甲武信小屋から4時間で十文字小屋着
十文字峠から下りて来ると、しだいに植生が変わって林が明るくなってくる
2015年06月02日 11:21撮影 by  X20, FUJIFILM
6/2 11:21
十文字峠から下りて来ると、しだいに植生が変わって林が明るくなってくる
沢の水が作った池
2015年06月02日 11:51撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
6/2 11:51
沢の水が作った池
千曲川本流を渡る橋
もうすぐ登山口
2015年06月02日 12:00撮影 by  X20, FUJIFILM
1
6/2 12:00
千曲川本流を渡る橋
もうすぐ登山口
千曲川本流
2015年06月02日 12:01撮影 by  X20, FUJIFILM
6/2 12:01
千曲川本流
登山口まで戻って来てお疲れ様!
今日も無事下山
2015年06月02日 12:11撮影 by  X20, FUJIFILM
1
6/2 12:11
登山口まで戻って来てお疲れ様!
今日も無事下山
今日も路駐の列が延びていた
2015年06月02日 12:14撮影 by  X20, FUJIFILM
6/2 12:14
今日も路駐の列が延びていた

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

旧知の先輩二人と初めての甲武信ヶ岳へ。長野県側から千曲川源流を辿って登り、シャクナゲが盛りの十文字峠経由で下りるルートを計画。

【1日目】
信濃川上駅で二人をピックアップして車で20分ほどの毛木平へ。既に駐車場はいっぱいで近くの路上に止める。
準備をして10時半に登山開始。千曲川の流れに沿って比較的緩やかな登山道を登って行く。空は良く晴れて気温も高めなのですぐに汗が滲んでくる。

1時間も歩くと日帰り登山の人達とすれ違う様になり、登山道の様子やシャクナゲの開花状況などの情報を教えて貰いながら進む。
昼食休憩も挟み、ゆっくりとしたペースで歩いたので4時間かかって千曲川の水源地標識に到着。小休憩して源流の水を汲んだり、記念撮影をしたり。

源流の動画



ここからは急斜度の九十九折の道になって一気に稜線へ登り詰める。稜線はやや風もあって涼しいが、空にはかなり雲が多くなってきた。
稜線をさらに30分ほど歩き、最後の急登を這い上がるとやっと甲武信ヶ岳の山頂。やはり視界が悪くなってすぐ近くの山々も見えないのが残念。
他の登山者と撮影し合ったりしてしばらく頂上で過ごした後、15分ほど下って甲武信小屋に到着。

意外なことに平日だというのに大混雑で辛うじて一人布団一枚を確保できるレベル。さすがシャクナゲの季節ということか。
荷を解き、三人で一杯やりながら休憩し、夕食を食べてから小屋制作のビデオを鑑賞しているうちにもう8時の消灯時間。朝が早かったのであっという間に眠りに就いた。

【2日目】
3時に目覚めて外へ出てみると頭の上の空はほぼ雲が覆って所々に星が見える程度。これはだめだ、ともう一度床に就いていると、3時半くらいになって窓の外に見える東の空が晴れてきた。
慌てて外へ出ると頭上の雲は完全に消えて、薄明の中に沢山の星が出ている。急いで準備をして三人で頂上へ向かう。

弱い風はあるが気温はそれほど低くなく、頂上に着くと富士山を初めとする近隣の山々が靄った空気の向こうに眺められる。
頂上の展望は360度ではないので撮影場所を選ぶ必要があるのだが、それでも何も見えなかった昨日に比べれば良い条件なので思い思いに撮影を楽しんで朝食前に小屋へ戻る。

6時に小屋を辞して十文字峠へ向かう。沢沿いに登った昨日とは違い、稜線上を歩く眺めの良いルート。幾つかのピークを踏むので多少のアップダウンはあるのだが、長く続く登りはほとんどなくて総じて快適な歩行。
鎖場のある武神白岩岳や大山に差しかかる辺りからシャクナゲの花が少しずつ現れてくる。残念なことに近隣の山を背景にしてシャクナゲを撮影できるような場所があまりなくて、少々つまらない。

甲武信小屋から4時間ほどで十文字小屋に到着。この近辺はさすがにシャクナゲが多いが、花としての盛りは既に過ぎていてあまり興味が沸かない。ここでお昼を食べてから最後の毛木平への下りにかかる。

約500mを1時間半ほどで下って毛木平へ戻って来た。この日も天気が良くて暑かったが、ひどい疲労もなくて三人で無事下山できた。

初めての山を千曲川の源流を探るルートで登り、シャクナゲの咲く尾根をつたって下りて来ることができて楽しい山行だった。


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