甲武信ヶ岳 〜千曲川源流を辿り、シャクナゲの稜線へ
- GPS
- 25:40
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,375m
- 下り
- 1,368m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 5:47
天候 | 1日: 晴れ のち 曇り 2日: 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
駐車場手前3kmほどは未舗装の道。 シャクナゲの季節は平日でも混雑しており、入り口近くに路駐した。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
源流地までは緩慢な登りが続く。その後山頂まではやや急登になるが特に危険な個所はなし。 甲武信小屋から十文字峠までの稜線ルートは岩場、鎖場が数ヶ所あり、ややアップダウンあり。 |
その他周辺情報 | 川上村内に温泉、飲食店見つけにくい。 最寄りの日帰り入浴可能な場所は「滝見の湯」(南相木村) 300円/人 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
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感想
旧知の先輩二人と初めての甲武信ヶ岳へ。長野県側から千曲川源流を辿って登り、シャクナゲが盛りの十文字峠経由で下りるルートを計画。
【1日目】
信濃川上駅で二人をピックアップして車で20分ほどの毛木平へ。既に駐車場はいっぱいで近くの路上に止める。
準備をして10時半に登山開始。千曲川の流れに沿って比較的緩やかな登山道を登って行く。空は良く晴れて気温も高めなのですぐに汗が滲んでくる。
1時間も歩くと日帰り登山の人達とすれ違う様になり、登山道の様子やシャクナゲの開花状況などの情報を教えて貰いながら進む。
昼食休憩も挟み、ゆっくりとしたペースで歩いたので4時間かかって千曲川の水源地標識に到着。小休憩して源流の水を汲んだり、記念撮影をしたり。
源流の動画
ここからは急斜度の九十九折の道になって一気に稜線へ登り詰める。稜線はやや風もあって涼しいが、空にはかなり雲が多くなってきた。
稜線をさらに30分ほど歩き、最後の急登を這い上がるとやっと甲武信ヶ岳の山頂。やはり視界が悪くなってすぐ近くの山々も見えないのが残念。
他の登山者と撮影し合ったりしてしばらく頂上で過ごした後、15分ほど下って甲武信小屋に到着。
意外なことに平日だというのに大混雑で辛うじて一人布団一枚を確保できるレベル。さすがシャクナゲの季節ということか。
荷を解き、三人で一杯やりながら休憩し、夕食を食べてから小屋制作のビデオを鑑賞しているうちにもう8時の消灯時間。朝が早かったのであっという間に眠りに就いた。
【2日目】
3時に目覚めて外へ出てみると頭の上の空はほぼ雲が覆って所々に星が見える程度。これはだめだ、ともう一度床に就いていると、3時半くらいになって窓の外に見える東の空が晴れてきた。
慌てて外へ出ると頭上の雲は完全に消えて、薄明の中に沢山の星が出ている。急いで準備をして三人で頂上へ向かう。
弱い風はあるが気温はそれほど低くなく、頂上に着くと富士山を初めとする近隣の山々が靄った空気の向こうに眺められる。
頂上の展望は360度ではないので撮影場所を選ぶ必要があるのだが、それでも何も見えなかった昨日に比べれば良い条件なので思い思いに撮影を楽しんで朝食前に小屋へ戻る。
6時に小屋を辞して十文字峠へ向かう。沢沿いに登った昨日とは違い、稜線上を歩く眺めの良いルート。幾つかのピークを踏むので多少のアップダウンはあるのだが、長く続く登りはほとんどなくて総じて快適な歩行。
鎖場のある武神白岩岳や大山に差しかかる辺りからシャクナゲの花が少しずつ現れてくる。残念なことに近隣の山を背景にしてシャクナゲを撮影できるような場所があまりなくて、少々つまらない。
甲武信小屋から4時間ほどで十文字小屋に到着。この近辺はさすがにシャクナゲが多いが、花としての盛りは既に過ぎていてあまり興味が沸かない。ここでお昼を食べてから最後の毛木平への下りにかかる。
約500mを1時間半ほどで下って毛木平へ戻って来た。この日も天気が良くて暑かったが、ひどい疲労もなくて三人で無事下山できた。
初めての山を千曲川の源流を探るルートで登り、シャクナゲの咲く尾根をつたって下りて来ることができて楽しい山行だった。
※ Tadが所属する山岳写真グループ「山岳写真ASA」の
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