ロケット打ち上げを見に八郎山へ(+4日後の打ち上げ追記)
- GPS
- 06:00
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 510m
- 下り
- 505m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 6:04
天候 | 晴れ 寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
要所に案内板あるし道は歩きやすいし快適に歩けた。 山頂付近では、折りたたみイスを持参すると便利。 |
その他周辺情報 | 帰りの国道42号、9日(土)、交通量は(5月の大型連休時より)多いものの渋滞するほどではなかった。 13日(水)は、串本市街から数キロ、15分?ほど渋滞した。 両日とも、道の駅橋杭岩は満車で入れず。 |
写真
感想
私にとって、串本は20年近くタイ釣りに通ういわば「地元」。ここでロケット打ち上げするならぜひとも臨場したく八郎山へ。歩き始めは早咲きの桜を愛でながらの静かな舗装路歩きであったが、国道42号は違った。すでに警察などが活動を始めている。スペースワン事務所?前にも警備員が張り付き、発射台方向の道は封鎖され、物々しい雰囲気であった。「始まるんだ!」と気持ちが高ぶる。
国道42号から山道(大辺路)に入ると、いつもの静かな山歩き。歴史のある道、重みを感じながらも、頭の半分はロケットが占めている状態。山頂は混んでるだろうか、急がねばと早足になってしまう。
人里を歩いていると、地元の方に「ロケット見に行くの?」と2度ほど声をかけられた。「このあと、八郎山途中(上田原側)の見晴らしのいい所で見る。」とか、「ここからあの方向に見えるんやで。」と地元の方もかなり期待しているようで、私のテンションも更に上がる。
登山口近くの空き地(3箇所ぐらいあったかな?)には何台も車が止まっており、混んでそうな予感。登りでもペースが落ちない。今は血が足りないはずだが、息切れしないし酸欠にもならないことが不思議である。途中2組を追い抜き、あいさつは「ロケット見れるといいですね。」
9時半頃山頂到着。打ち上げ予定時刻は11時過ぎ。山頂では、すでに20人ほどが陣取っていた。山頂手前の稜線沿いにも陣取る方が何人かおり、空いているスペースに割り込ませていただいた。打ち上がって上昇していくさまを想像したりしながらその時を待つ。少年のようにワクワクする自分がいる。10時半頃、山頂の様子を覗きに行くと、もう足の踏み場がないほどの混雑である。50人以上はいるだろうか。数えることすらできないほど。八郎山史上初の事態であろう。上空にはヘリが6機、刻一刻とその時が近づきテンションも上がる。なぜだが非常に緊張している。固唾を飲んでその時を待つ。しかし打ち上げ予定時刻が11時2分から17分に変更され、その後延期の報が伝えられた。ロケット打ち上げにはよくあること。残念ではあったが、非常に楽しいひとときであった。待っていた2時間があっという間に過ぎていった。ただ、帰宅して、延期の理由が「警戒区域に漁船がいたから」と知り、やるせない気持ちでいっぱいであった。確かに発射方向である南側に見学?の漁船が多数停泊していた。打ち上げる側は地元には当然周知していただろうが、決して漁船側を責められない。彼らも成功を信じて見に来ていたはずで、初めてのことで十分理解できていなかったと思われる。地元の理解と協力があるからこそ、この場所から打ち上げることができる。打ち上げる側も受け入れる側も互いに理解と協力を重ねてこれから前へ進んでいくんだ。種子島も内之浦もこうして今に至っているんだと思う。串本もこれに続くはず。きっと。
次は「13日以降」とのこと。時間が許せばまた来たい。次こそ無事の打ち上げを祈る!!
ということで、13日、再び臨場してきた。
田原側から入る。山頂到着は8時50分。山頂には一人だけ。前回沖合に多数停泊していた船はなく、よい感じ。前回はとても緊張したが、今回はのんびりした気分でその時の11時1分12秒を待つ。しかし11時になった途端緊張してきた。予定時刻を少し過ぎて本体が見えて上昇しはじめた。しかし一瞬の閃光が見え、煙に覆われた。上昇するはずの本体が煙の中から現れなることなく、遅れて轟音が届いた。すぐには状況を理解できず、轟音が過ぎ去ってから成功ならずと理解した。残念であるが、また来るぞ。次こそ無事の打ち上げ成功を祈る!!!
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