東西天狗岳 唐沢鉱泉〜CCW周回
- GPS
- 04:06
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 864m
- 下り
- 849m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:05
7:04 唐沢鉱泉駐車場到着 -4℃
7:27 唐沢鉱泉駐車場出発
7:29 しゃくなげ橋到着
8:03 唐沢鉱泉分岐到着
8:38 第一展望台到着
9:00 第二展望台到着
9:02 第二展望台出発
9:33 西天狗岳山頂到着
9:45 西天狗岳山頂出発
10:02 東天狗岳山頂到着
10:04 東天狗岳山頂出発
10:16 天狗岳分岐到着
10:41 中山峠到着
10:46 黒百合ヒュッテ到着
10:51 黒百合ヒュッテ出発
11:06 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐到着
11:32 唐沢鉱泉到着
11:34 唐沢鉱泉駐車場到着
登り歩行時間
唐沢鉱泉駐車場〜西天狗岳山頂 2時間6分 7:27〜9:33(小休憩含む)
唐沢鉱泉駐車場〜唐沢鉱泉分岐 36分 7:27〜8:03(休憩なし)
唐沢鉱泉駐車場〜第一展望台 1時間11分 7:27〜8:38(休憩なし)
唐沢鉱泉駐車場〜第二展望台 1時間33分 7:27〜9:00(小休憩含む)
下り歩行時間
東天狗岳山頂〜唐沢鉱泉駐車場 1時間25分 10:04〜11:34(黒百合ヒュッテでの休憩5分を除く)
東天狗岳山頂〜黒百合ヒュッテ 42分 10:04〜10:46(休憩なし)
黒百合ヒュッテ〜唐沢鉱泉駐車場 43分 10:51〜11:34(休憩なし)
平面距離 7.8km
沿面距離 8.1km
記録時間 04:06:31
最低高度 1,867m
最高高度 2,648m
累計高度(+) 881m
累計高度(-) 885m
平均速度 2km/h
最高速度 6.6km/h
天候 | 快晴 強風/暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全ルートたっぷりの積雪 危険個所なし チェーンスパイクとダブルストックで問題なし |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
笛
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
|
---|
感想
今季は黒斑山も北横岳も蓼科山も行けていないままもうすぐ4月になってしまう。
週末はカミさんが卓球の試合で富山に遠征のため軽の4WD車が利用出来る。4WD車が利用出来るのなら強風予想だが唐沢鉱泉からの東西天狗岳を目指さないわけにはいかない。
でも、出来たら強風予想でない山を目指したいと直前まで天気予報とにらめっこしたが、どこも暴風/強風の予報だ。
天気は全国的に快晴予報なので、少しでも風が弱いことを期待して唐沢鉱泉に向かった。
最近の南岸低気圧による降雪で林道は夏沢鉱泉分岐手前から全面圧雪の部分が現れた。
例年のこの時期なら少し残る圧雪かアイスバーンで2WD車でも通れなくはない状況だが、事前の情報では2WD車はチェーン必須となっていた。
除雪により道路左右には山が出来ており、すれ違いに少し時間がかかった。
駐車場は満車で路上に縦列駐車がされており、その最後尾に停めることが出来た。
後続の車は路側の雪山をつぶしてスペースを確保したり、駐車場から少し下った場所に駐車する等を余儀なくされていた。
積雪はたっぷりあるので、最初からゲーターとチェーンスパイクを装着、ストックを手に持つ。
気温が低いので雪は片栗粉のようにサラサラで足裏全体をしっかり接地しないと滑ってしまう。今日はチェーンスパイクしか持って来ていないので、失敗だったかなと少し思ったがアイゼンの前爪は使わないし、爪の長さは大きく影響しないはず。
しばらく手の指が冷たく痛かったが、指をグーにすることでしのいだ。
第一展望台手前で稜線に出ると東からの強風で雪煙が舞っていた。日差しも強いので日焼け止めを塗り、第一展望台でサングラスを装着した。
春霞で遠望はうっすらとしか見えないが、近景は快晴で気持ちのいい景色だ。
西天狗岳への岩場の登りでは左からの強風でトレースは薄くなり、雪煙が舞うので出来るだけ背を向けるように歩く。
西天狗岳山頂は風はやや弱まっているがザックを降ろそうという気にはなれない。積雪量も多いので広い山頂をうろうろと歩き回ろうとすると膝位まで踏み抜いてしまう。
この風で空撮などとても無理だとあきらめて東天狗岳に向けて下り始めるとドローンの羽音が聞こえた。
まさか、この強風で飛行させるとは強者だなと、振り返って見ると高度2m位の所で必死にブンブンと大きな音とともに左右にロールしながらホバリングしている小さな機体が雪煙とともに見えた。
mini3 Proかmini3と思われる。
西天狗岳と東天狗岳の間の鞍部では本日最も風が強く、ふんばっていないと立っていられない。風の通り道になっているようだ。
風に背を向けて少しずつカニばいで進むと普通に歩けるようになった。
東天狗岳山頂は西天狗岳山頂よりも風は弱いが寒いので、一通り景色を撮影して中山峠に向かって下山を開始した。
急な下りがいくつかあるがチェーンスパイクで滑る様子はなく、秋に訪れた時のアイスバーンに比べてずっと歩きやすい。
左からの風は途中から背後から吹くようになり、登って来られる方が気の毒だった。
2018年のこの時期に初めて訪れた際に西天狗岳から東天狗岳に向かう予定が、登山口で間違えて先に東天狗岳を目指す事になったのを思い出した。
その時は東天狗岳への急登は向かい風で雪煙が顔に当たって痛くなかなか進めない。雪山はこんな思いをして登らなければならないのかと初めて感じた。
今日は自分の前後に東天狗岳から下る人は全く見えないが、中山峠から登って来られる方は大勢いる。
渋御殿湯からの入山なら仕方ないが、唐沢鉱泉からの入山ならやっぱり反時計回りだよな、と改めて思った。
中山峠まで風の弱い開けた場所は無く、黒百合ヒュッテの前も混雑していたので、行動食のチョコレート菓子のみを口に入れて小走りで唐沢鉱泉に下った。
積雪量がこれ程多いと段差はほとんど無く、チェーンスパイクにだんごも出来ず滑ることもなく快適だった。
駐車場の車の中で昼食をとり、午後はひと仕事出来そうだな、などと考えながら帰路についた。
気温は季節とともに上がって来ているが、この積雪量ならまだ行けていない各所への山行も間に合うかも知れない。
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