Nagano grand circle 100

2024年03月16日(土) ~ 2024年03月17日(日)

• GPS: 30:52
• 距離: 160km
• 登り: 7,886m
• 下り: 7,855m

コースタイム

1日目

• 山行: 14:30
• 休憩: 0:29
• 合計: 14:59

距離 85.4km 登り 4,630m 下り 4,647m

9:00 スタート地点
9:25 妻女山
9:34 陣馬平
9:46 9:47 天城山
9:58 唐崎城山
10:03 天城山登山口
10:18 一重山登山口
10:26 10:27 一重山
10:37 10:38 有明山将軍塚古墳
10:44 有明山
10:53 久保峰
11:00 大月峰
11:08 11:09 宮坂峠
11:21 護兵山
11:33 長生山
11:43 北山
11:52 天狗山（中山）
12:10 12:11 五里ヶ峯
12:24 天狗山（中山）
12:32 北山
12:39 長生山
12:46 護兵山
12:53 宮坂峠
13:09 あんずの里観光会館
13:28 鷲尾城跡
13:51 二本松峠
14:04 14:06 鞍骨山
14:14 14:15 深山
14:21 越山
14:33 14:34 象山
15:08 舞鶴山
15:32 ノロシ山
15:44 15:45 舞鶴山
16:06 池田の宮
16:40 尼巌城
17:02 出会いの石
18:53 18:54 田子峰
19:10 19:11 こしき岩
19:36 若穂太郎山
19:50 馬背峠
20:46 21:01 井上城跡登山口
22:10 辷り山登り口
22:36 22:37 雁田山
22:43 展望園地
22:59 千僧坊
23:15 23:16 雁田大城
23:22 雁田小城
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 13:42
• 休憩: 0:47
• 合計: 14:29

距離 75.0km 登り 3,254m 下り 3,230m

1:23 吉駐車場
1:49 1:50 髻山城
3:06 蚊里田八幡宮
3:55 4:06 駒形嶽駒弓神社駐車場
4:26 物見岩
4:46 4:47 大峰山
5:22 5:23 葛山城
5:34 5:36 頼朝山
5:48 5:49 頼朝山遊歩道入口
7:10 7:13 旭山展望台
7:15 7:16 旭山城
9:25 9:51 富士ノ塔山
14:58 中尾山温泉
15:52 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：なんば〜長野高速バス(21:30-6:20）
帰り：北陸新幹線＋サンダーバード（長野→敦賀→大阪）

写真

3/15 21:36

本日の寝床
割と快適

3/15 23:54

SA休憩
点呼が無いので乗り遅れたら置いて行かれる

3/16 6:10

朝食＋着替え

3/16 8:51

ものすごいメンバー

3/16 8:55

憧れの福井さんと
香港お疲れ様でした

3/16 8:59

ゆるーくスタート

3/16 8:59

この時はゴメさんと一緒に進むとは思っていませんでした

3/16 9:20

最初の山に入るところでカモシカ
生で見たのは初めてカモ

3/16 10:00

凄いメンバーを引き連れています笑

3/16 11:31

まぁまぁ雪でしょ

3/16 12:09

遠くはアルプス？
絶景でした

3/16 12:46

足元はビチャビチャ
@shintaro_mitsui_photography

3/16 12:46

そしてドロドロ
@shintaro_mitsui_photography

3/16 12:46

スピード感が無い笑
@shintaro_mitsui_photography

3/16 16:40

降りては登りを繰り返す

3/16 17:31

エイドの塚田RD

3/16 17:39

夜が始まる

3/16 17:55

このセブンで大休憩

3/16 18:10

イートインが無いので震えながら外で食す

3/16 19:35

夜景を見て癒されます

3/16 20:53

特設エイド
屋台の飲み屋みたいでした

3/16 21:00

みんなで完走と書いたからには行くしかない

3/16 22:09

まだ冬眠中でしょう

3/17 0:17

食欲は無かったけど美味かった

3/17 0:22

穴空いたので履き替え

3/17 2:24

膝まで埋まるシャーベット状の雪
この林道が一番ひどかった

3/17 3:39

固形物が入らなくなってきた

3/17 3:59

と、思ったら激ウマうどんいただきました
思わずお代わり
ホンマに美味かったなー

3/17 5:36

夜が明ける

3/17 6:54

あと何山あるんや

3/17 7:23

地図読み区間に突入

3/17 7:29

朝がゆ
冷えた体に染みました

3/17 8:55

ここまで来られたのはゴメさんのおかげです

この中から15カ所

写真を撮って回る

3/17 8:24

B

3/17 8:51

C

3/17 9:41

F
ここで山は諦めた

3/17 10:25

M

3/17 10:53

J

3/17 11:04

E
ここで折り返す
効率は悪いが確実にポイントをクリア

3/17 11:35

L

3/17 11:56

N

3/17 12:10

W

3/17 12:22

X

3/17 12:36

信州らしいものをいただく

3/17 13:45

P

3/17 14:27

Q
P→Qまでは山越えが正解だが、一旦降りてまた登った

3/17 14:58

T

3/17 15:11

Y

3/17 15:18

Z
クリアー
よっしゃ、ゴールへ

3/17 15:48

念願のゴールテープ

3/17 15:48

もうすぐ

3/17 15:48

やり切ったー

3/17 15:48

歯が汚いので口閉じる

そして口開ける

3/17 15:48

何度でも撮ってもらう

3/17 15:49

ゴメさん、RD塚田さんと

3/17 15:53

ふた山カットしたのに100mile越えてるやん

3/17 16:06

帝王、柳下さんに教えを乞う素人の図

3/17 16:06

めっちゃ勉強になりました

3/17 16:10

帝王・柳下さんは、私が2か所回る間に、6カ所回っていたらしい

3/17 18:11

また来年？！

3/17 19:03

カツ丼を受け付けずあっさり系で

3/17 19:50

カッチカチを期待したのに！

3/17 21:49

北陸新幹線延伸記念
おつかれ生でした

撮影機器：

ILCE-7SM3 SONY

ILCE-1 SONY

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

von_to_bell

Nagano grand circle 100（NGC）
何とか完走できましたー

長野の超人・塚田さんから招待いただき
光栄にも超人メンバー60人の一員に

1週間前の寒中トレイルの影響か、気持ちが入れ込み過ぎたのか、大会2日前に激しい胃痛と38度の高熱を発症してしまう
前日夜、熱は下がったが、病み上がりで高速バスに揺られ、寝不足&胃腸に不安を抱えたまま超難関100mileがスタートした

急登の上りに加えて、山頂付近は完全な雪上トレイル
快晴で気温もぐんぐん上がり、足元はズルズル、額からは滝汗
体力を削る条件は十分すぎるほど整っている

ペースが落ちてきたころ、堀米さん(ゴメさん）とご一緒させていただく
何とか必死でついていくが、胃の具合も悪化していき、下っ腹が重いので何度もトイレに駆け込むが、本体は生まれることなく、ガスだけが漏れまくる

夜間に入り、雪の影響で途中のひと山がカットされたが、間違ってふた山カットしてしまう
ルートミスで失格なら、ここでDNFできると少しホッとしたところ、ペナルティーで続けてよいとのこと
こうなったら覚悟を決めて行くしかない

ラスト30kmは読図区間
地図読み経験が無い私としては、このままゴメさんについていき、パックで進みたい
しかし、朝になれば回復するかと思った体調もメンタルも、削られた体力には抗えず、さらにペースが落ちる

もうあかん

読図区間まであとひと山というところで、ゴメさんに弱音を吐いてしまう
「足引っ張ってすみません。読図区間まで頑張るのでご一緒してもいいですか」
「何言ってんですか、ここまで来たら運命共同体ですよ」
ゴメさんの優しい言葉に、溢れそうになる涙を必死でこらえ、泣くぐらいやったら走らんかいっ！と自分に喝を入れて、無事にゴメさんとパックで読図区間に到着

ラスト30km、これでゴールできたようなもんや

渡された地図を見るがチンプンカンプン
ゴメさんについていくだけやから大丈夫と、超他力本願で余裕やと思ったら、ここでゴメさんに置いて行かれるまさかの展開

運命共同体ちゃうかったんかーい（笑）

山の中のポイントを回るのはスキル的に無理があるが、幸いにもチェックポイントが20→15に縮小された

地図とにらめっこすると、道路沿いを全て回ればギリギリ15ポイント獲得できそうだ
時間はどんどん経過していく、日没までに終わらなければ、ポイント探しの難易度も上がり、大阪までの終電にも間に合わない

復調しない内臓、腹痛に食欲不振
削られた体力とメンタル、左足母指球の刺すような痛み、激しい息切れと動悸

もう限界は超えている、DNFしよう
何度も脳裏をよぎる
やめる理由は山ほどある、むしろ、続ける理由なんて一つもないじゃないか
こんな時に必ず登場する魔法の呪文


ここでやめたら絶対後悔するで


池上彰の解説や、ひ〇ゆきの論破でも及ばない説得力のあるひと言
そうか、続ける理由は一つだけあるな

あの、ゴールテープに迎えられる一瞬を感じたい
魔法の言葉に支えられ、諦めずに進み続けた結果、RDの塚田さん、先にゴールしたゴメさんに迎えられ、ゴールテープを切る最高の瞬間を感じることができた

0泊3日の長野旅

心も晴れやかに、敦賀まで開通したばかりの北陸新幹線に乗り込み完走の余韻に浸る
今回登り忘れたひと山は来年リベンジ！
と、簡単に言えないほどのダメージなので、来年の出場は雪が溶けてから考えます

コメント

yukkirate

すごいです！こんな寒い雪の中をこの距離に獲得標高に、最後地図読みまであるなんて！TJAR出る人達の登竜門的な大会でしょうか？体調悪い中完走本当におめでとうございます！
シューズは雪の中びしょ濡れかと思いますが、ゴアテックスでは無いんですよね？　途中履き替えとかされてるんですか？足指や足裏のダメージが気になります…。

von_to_bell

yukkirateさん
体調管理に失敗してお恥ずかしい限りです💦

ゴアテックスではなく普通のトレランシューズで、雪で濡れたシューズの中がロードで乾き、また雪で濡れる
というのを繰り返してました

スタート時に足裏にワセリンを塗りこんで、途中で靴下を一度履き替えましたが、特に足裏のトラブルはありませんでした

地図読みはしっかりと対策したいと思います！