大塔山・阿里山公園

2024年03月31日(日) [日帰り]

• GPS: 04:08
• 距離: 9.6km
• 登り: 459m
• 下り: 541m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:22
• 休憩: 0:35
• 合計: 3:57

9:23 登山口（阿里山閣大飯店前）
10:03 10:05 木平台（眠月線入口）
10:23 10:23 二代木
10:48 11:14 大塔山
11:46 11:46 木平台（眠月線入口）
12:17 12:24 姉妹潭
13:20 阿里山公園ゲート（台湾好行バス発着所）

天候

晴れ→曇り時々雨
阿里山駅付近で、最低気温12度、最高気温14度（台北の最低気温21度、最高気温32度）

アクセス

利用交通機関：

バス

公園内に前泊
台湾好行バス（台灣高鐵の嘉義駅から直通）

台湾好行のバスは、台灣高鐵（新幹線）の駅と、台灣鐵路（在来線、特急）の駅の両方からでています。
二つの駅は、とても離れています。

台灣高鐵の駅周辺は、駐車場、タクシー乗り場、バスターミナルしかないようでしたので、迷うことはないと思います。

バス車内は、飲物を飲むのはOKですが、食べ物を食べるのは禁止されています。マスクをつけてください、と張り紙がしてあり、高齢者は比較的、みなさんマスクをしています。その他の観光客は、していない人の方が多い感じでした（たまたまかもしれません）

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはありません。
山頂まで整備されています。
前半は阿里山鉄道の線路に沿った道です。行き（登り）は、ほとんどの人が登山道を歩いていましたが、帰り（下り）は、多くの人が線路上を歩いていました。
電車は30分に一本くらいしか走っていないようですが、各所に立入禁止の看板は立っています。

その他周辺情報

阿里山の公園ゲートの建物には、セブンイレブンがあり、カップ麺やお弁当、サンドイッチ、飲み物、日用品、充電ケーブルや、防寒用の下着やマフラーまで売っていました。
阿里山のビジターセンターにも、セブンイレブンがあります（入店しなかったですが）。

電波は、ハイキング中、ずっと届きました。

台灣高鐵の嘉義駅は、新幹線の駅だけあり、スターバックス、セブンイレブン、モスバーガー、寿司屋、その他、お店があります。（ただし、駅周辺には特に何もなさそう）

写真

小笠原展望台から日の出を見るが、曇りで玉山（右側奥）は見えない。残念

展望台の付近でキョンに出会った。

キョン。日本では生態系を破壊する動物のイメージがあるが、ここでは原生種のよう。他に猿にも野鳥にも会うが、キジには会えなかった。

祝山駅付近の展望台に戻り、変わってゆく景色を眺める。赤くなってきた

この赤いところの右側が、玉山連峰らしい。

玉山の上あたりの雲の隙間から、日がさしてきた。このあとホテルに戻って朝食をとり、仮眠。ホテルに戻るのは明るいから、電車でなくて歩いても良かった。

大塔山の登山口付近のお花。4月中旬までが花季らしい。桜の花はほとんど終わっていた。

登山道の入口。右側に線路が走っている

姉妹潭のところから、塔山歩道が始まる。

けっこう楽しい

杉林が続くが、杉は日本統治時代に持ち込まれたものらしい。

眠月線の入口。許可を取らずに入ると罰せられる。今年はすでに501人が処罰された。これまでに6人が橋から落ちて怪我・死亡したと書いてある。最後の方に眠月線の写真があるが、自分のような高所恐怖症気味の人間には、なかなか怖いところだ。行ってみたいけど。

こちらが眠月線。いってらっしゃいませ。

塔山歩道は、歩きやすい整備された道。

ところどころに巨木がある

登山道沿いのお花

コンクリートの階段が出てきたら、もう山頂はすぐ。

大塔山の山頂からの風景。

大塔山の山頂からの風景。阿里山の集落が見える。天気が良ければ左に玉山が見えたはず。

大塔山の山頂からの風景。

大塔山の山頂からの風景。

山頂スペースが狭くて座るところがないので山頂直下の何かの施設のところで食事にする。お花がきれい

お花

もう一度、山頂へ。山頂の木製階段

山頂から、玉山方面。やはり見えない。このあと、他の人が多く登ってきた。少し山頂で交流。

下山開始

とてもよく整備されている

眠月線と阿里山線の分岐。右に分岐しているのが眠月線。

阿里山鉄道ぞいの登山道を歩く。

姉妹潭。大小二つの池がある

さらに下りてきて、公園の花

公園の花。たぶんツツジ。

先住民族のお寺？

鮮やかな色味

巨木の公園を回って、公園のゲートへ向かう

この小学校は、台湾で一番標高が高いところにあるらしい。

ゲート付近から大塔山を見る。右上の雲に隠れたあたりが山頂。真ん中に、崖の上を左右に走る線が、眠月線である。橋の上が「映え」る場所らしいが、落ちたら怖いな…

雲の隙間から見えたのは山頂付近かな？確かに登山道は整備されていて恐怖は感じなかったが、崖の上にあることは感じられる場所だった（特に山頂）

感想

harita53

台湾滞在中、週末を利用して、台湾の阿里山公園に行ってきた。ハイシーズンで、台湾行きが決まった時には、宿泊施設も取れず、新幹線も取れず、という状況でしたが、キャンセルが出たところに滑り込んでの一泊旅行。
天気は残念で、玉山が見えなかったのはとても残念。

もしかしたら、この日の一番最初に山頂に登った人だったのか（下ってくる人にほとんどあわなかった）、とにかく、下山中は、登ってくる人からいっぱい質問されました。まだ遠いですか、あと何分ですか、などなど。片言の中国語で答えながら下りてきました。

登るのは楽なハイキングでしたが、険しい山岳地帯であることはよく分かりました。面白かったです。
阿里山公園に行くまでのバスの通る道路も、険しい山の腹に切り開かれた道で、誰が、ここを通ろうと最初に思ったのか、ますます関心が広がりました。

台湾の山には、また来てみたいです。