鶴城山(↑岩の鼻口↓神岩口)

2024年04月07日(日) [日帰り]

• GPS: 02:23
• 距離: 2.7km
• 登り: 189m
• 下り: 170m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:34
• 休憩: 0:48
• 合計: 2:22

距離 2.7km 登り 189m 下り 189m

8:27 公園駐車場
9:00 9:48 鶴城山
10:48 公園駐車場
10:49 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

『秋葉公園大野口駐車場』に停めました。
キャパ72台で先着6〜7台。
ハイキングよりは秋葉神社参拝等別の用事での利用が多いかも知れません。
栃尾の油揚げの美味しいお店『星長豆腐店』直近です。

コース状況／危険箇所等

急登ですが階段状、遊歩道に整備されており、危険な感じではありません。

その他周辺情報

栃尾に行ったなら本場の栃尾の油揚げを買う。
『星長豆腐店』がおすすめです。
ただし、日持ちがしない上に下山後に入店しても売り切れていることもあり。
事前に電話するとキープしてもらえる時もあります。
お値段は通常の油揚げのつもりで行くと目ん玉飛び出ますが、持った時の重量感で納得出来るハズ。

写真

4/7 8:26

(ka)今日はここから！

どうも！カスティーナです！

(S)すごく久しぶりに無雪期に来てみました。aburageさんお元気でしょうか。守門の旧道、また行きたいですね。

4/7 8:27

(S)鶴城山、地元では城山なのかな。いろんな意味でポテンシャルが高い山です。

(ka)厳冬期に登ろうと勇んできたもののハードシェルパンツを忘れてしまい、とても激ラッセルはムリ.....と撤退したあの日の屈辱を晴らすのだ٩( 'ω' )و

4/7 8:26

(S)ここは遊歩道として整備されています。出だしはキブシ。こんにちは。

(ka)今日はハードシェルどころかTシャツでオッケィ♪

4/7 8:31

(S)階段状に整備されてはいるけど、開始直後から容赦ない急登です。残雪期にこの堰堤をスノーシューで渡った記憶あり。

(ka)雪の乗った堰堤を渡るなんて、わりとチャレンジング((((；゜Д゜))))

4/7 8:31

(S)なんてったって栃尾。花はいつ来ても何か咲いているはず。

(ka)ここにくるまで、車道脇の土手にもカタクリやらイチゲやらの群生で大コーフン！

4/7 8:33

(S)このナガハシさんは特別長いね！

(ka)しかも、ものすごくおっ立てる( °Д° )

4/7 8:37

(S)これは多分ユキツバキ。けっこうはっきりしないものもある。

(ka)ユキツバキも見つけるとすごくうれしい花。

4/7 8:38

(S)この外傾したところによく作ろうと思ったね！
座ったらきっと足がつかないんじゃないだろうか。

(ka)ハイジのブランコにしたらけっこうなスリルを味わえそう。

4/7 8:40

(S)遊歩道の真ん中近くで咲くカタクリはとってもきれい。

(ka)ここは花期が早いのか、終わりかけの株もちらほら。

4/7 8:42

(S)オオバの方だと思うけどキスミレ。この後はもういいよってくらいたくさん咲いていた。

(ka)すごい数だったね。

4/7 8:43

(S)アオキさんこんにちは！
いつも変化なく山にいるけど、この季節はちゃんと咲くんだね。

(ka)ちゃんとごあいさつしないと見逃しちゃう花のうちのひとつ。

4/7 8:44

(S)以前は栃尾市だったこの辺り。長岡市からは山ひとつ越える地域で、より雪深い。方言も独特であったりする。

(ka)栃尾の人が言ってたけど地元の高校生くらいだと週末、フツーに散歩するかのように守門に登るらしいよ。

4/7 8:46

(S)距離が短いからまぁ我慢出来るかな（＾ω＾）

(ka)木段ついてなかったら這い上がるレベルね‎( ꒪⌓꒪)

4/7 8:54

(S)ぼちぼち出て来たお花。ミチノクエンゴサク。エンゴサクといえば青よね。

(ka)かーわいい(*´˘`*)♡

4/7 8:54

(S)なんでエンゴサクの青はこんなに美しい？

(ka)心がとろけるブルー！

4/7 8:56

(S)紫系も咲いていてなかなかいい群生。

(ka)激急登だから這いつくばって写真撮るのが楽。

4/7 8:57

(S)エンレイソウはどうやら咲いたばかりの様子。この周辺はエンレイソウだらけ。

(ka)フレッシュな花粉がたくさん！

4/7 8:58

(S)そして大きいヤマエンゴサク登場！
この青の右に出る者はいるのか？

(ka)すばらしい色よねえ。

4/7 8:59

(S)どんどんとんでもない青が姿を現す！

(ka)ひとつとして同じ花はない、とは言うけれどそれにしても「青」って色はこんなにあるんだね( ´-`)

4/7 9:00

(S)この辺は両側にかなりの数のエンゴサクが咲いていた

(ka)伝わりにくいなー。

4/7 9:02

(S)いやーすごいねなどと話をしていたら、とんでもない群生地があって二人でたまげる！

(ka)これには驚き(((o(*゜▽゜*)o)))♡

4/7 9:02

(S)で、そこに咲いているヤマエンゴサクといったら全員こんな色なワケです。ひれ伏せ民よ、ってレベル！

(ka)色補正なしよ、コレ。
ホントにこんな色してるの！

4/7 9:03

(S)足の踏み場なし…

(ka)こんなの初めて！

4/7 9:04

(S)こんな繊細な色合わせの花もある。

(ka)なんとも言えない.....

4/7 9:04

(S)ニンゲンでは思い付かない青。

(ka)すごい！すごい！

4/7 9:04

(S)まったくもってすごい群生地。

(ka)これはさ、現地で見ないとどれほどすごいか分からないよね。

4/7 9:05

(S)この株はNo.1の青ではなかろうか。

(ka)限りなく透明に近いブルー。

4/7 9:07

(S)いやホントはエンゴサクを見に来たわけじゃないんだけど。

(ka)そうそう、目的はコレジャナイ。

でもなんかもう、コレデイイ。

4/7 9:10

(S)東屋のある二の丸に寄ってみる。お子様連れのご家族がこの天気でとてもしあわせそう。

(ka)うんうん、へんな商業施設で時間を消費するなら山に入ってた方が健全よ( *´꒳`*)♪

4/7 9:11

(S)栃尾を二分する刈谷田川の流れが美しい。

(ka)山から見下ろす川っていいね。

4/7 9:13

(S)オクチョウジザクラがソメイヨシノよりひと足早く全盛期。

(ka)ほら、山でお花見すればいち早く楽しめる。

4/7 9:13

(S)城址なのでそこかしこに石碑や祠がある。

(ka)急峻な地形だけども平場になってるのもポイント。

4/7 9:16

(S)もう少しで本丸跡地。

(ka)見えた！

4/7 9:17

(S)ここがね、とっても見晴らしがよくて気持ちいい場所。

(ka)ほほう。

4/7 9:20

(S)粟ヶ岳が全部見えるのだ（＾ω＾）

(ka)おおー、これは絶景♪───O（≧∇≦）O────♪

4/7 9:22

(S)下に気になる場所が…

(ka)てか、この山頂、切れ落ちすぎでは.....((((；゜Д゜))))

さっきの家族連れのパパが「落ちるなよ！落ちるなよ！」と本気でビビってた。

4/7 9:23

(ka)ほいよっ！

(S)2日連続だね！

4/7 9:23

(S)ここにも祠が。

(ka)栃尾の街を見守ってるのかな。

4/7 9:23

(S)気になるのはあそこ。あの白いのはきっとミズバショウ。でもそれだけじゃ来る理由にはならないのだな。

(ka)はいっ！目視できますっ！

4/7 9:23

(S)忘れてはならぬ守門岳。まだまだ雪は多そう。

(ka)てっぺんには行ってないけどあの辺もこの冬は遊ばせてもらったね♪

4/7 9:30

(S)カタクリ越しの栃尾市街。ちなみにこのカタクリの向こうはすごい泥壁。多分50mくらいはあろうか。

(ka)オオバキスミレとカタクリが大群生をしている。

4/7 9:39

(S)さっきおどろいたエンゴサクの群生地を通過。

(ka)地面がうっすらあおーい♡

山頂でお話ししたおかあさんによると、この辺りでは「アメフリバナ」って呼んでたらしいの。

こういうお話し、大好き！

4/7 9:42

(S)陽が当たるとますますいいね！

(ka)それでも写真では伝わらないもどかしさったら！

4/7 9:43

(S)ミズバショウは狭い湿地状にこぢんまりと咲いているようです。

(ka)夏がくーれば思い出す？

4/7 9:47

(S)見たかったのはこれじゃなくて…

(ka)まあ、きれいなんだけどさ。昨日も見たしさ。

4/7 9:48

(S)こっち！

(ka)ひゃっほーい\(ˊᗜˋ)/

4/7 9:49

(S)ミズバショウはけっこうどこにでも咲くけど、ザゼンソウはどういうわけかレアだったりするもんで。

(ka)群馬方面に群生地があるとは知ってるけど地元で見たいものね。

4/7 9:51

(S)下山途中もいろんな花が咲いていて楽しいね。

(ka)この山、とんでもない花の山かもね！

4/7 9:54

(S)今年の初モノが！

(ka)一世風靡カウントダウンのイカリソウ！

4/7 9:54

(S)アブラチャンもたくさん咲いていた。

(ka)もしかして越後の民に人気ない？あんまりレコでは見かけない。

4/7 9:57

(S)中越地震以降水がほとんど出なくなった、と書いてあった。

(ka)山は逃げないと言うけど、こういう細かい変化はあるからなあ( ´・ω・` )

4/7 9:58

(S)さらに下っていくと左側に日当たりのいい平場。

(ka)いい予感しかしない！

4/7 10:05

(S)そこはキクザキイチゲ・カタクリ・ヤマエンゴサクの一大群生地であった！

(ka)すんごいスケールのお花畑！

4/7 10:05

(S)ここはわずかに青が入ったキクザキイチゲのみ。

(ka)これも写真じゃうまく伝わらないの！

4/7 10:11

(S)これ、カエデの新芽なのかな？
遠くから見ても蛍光レッドで超目立っていた。

(ka)なにか咲いてるのかと思ったね。

4/7 10:12

(S)どこかの植物園のような大群生。

(ka)こういうときは広角レンズあるといいねー。

4/7 10:14

(S)スミレサイシン？スミレの同定は諦めている（´ω｀;）

(ka)高尾だと恐ろしいほどの種類のスミレが咲くもんだからがんばったけども.....‪(  ・᷄ ᴗ・᷅ )ゝ

4/7 10:14

(S)薄暗い植林帯に突入。

(ka)んー、コバイモちゃんとかいそうなんだけど、カタバミとかミツバばっかりね。

しかも花はまだ。

4/7 10:22

(S)これも初モノ、エチゴキジムシロ。

(ka)黄色い花はむずかしいけどこれは葉っぱで同定可。

4/7 10:29

(S)神社もあったんだ。

(ka)良い雰囲気。

4/7 10:31

(S)信仰心厚い地域なんだろうね。

(ka)厳しい気候だとそうなるんだろうな。

4/7 10:37

(S)古い雁木通りを駐車場に向けて歩く。風情のある雁木も多い。

(ka)周回するときの車道歩きは当たりハズレ大きいけど、この風情ある街並みは大当たりね(*´︶`*)

4/7 10:40

(S)この神社は行ったことがないなぁ。

(ka)琴平神社じゃん！行ってみよう！

4/7 10:41

(S)小さいけどそれなりに立派な建物だ。

(ka)天照大御神の神社だよ。

4/7 10:49

(S)オオイヌノフグリなんか目じゃないほど小さい、タチイヌノフグリだっけ？

(ka)そうそう。
クワガタソウ、イヌノフグリ、フラサバソウなんかも仲間なんだけど、越後ではまだ発見できてないね。

4/7 10:48

(S)駐車場に戻ってきました。今日も半袖TシャツのみでOKな日でした。

(ka)ただいまー！
またもや静かな花の山、堪能できたね♡

撮影機器：

Canon EOS 6D Canon

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

iPhone XS Apple

感想

SM100C

ここには3〜4回登っていて、春の花の時期も来ているはずだが、何を見たのか全く記憶にない。
おそらく乏しい知識で見たのはカタクリかキクザキイチゲではなかったか。
今も当時とそれほど知識が増えたとは言い難いが、今でも、わーっと一面に咲くお花畑を見つけると心躍る。


二子山問題が話題になって久しいが、クライマーは如何にその課題を登れるかに集中し、足元の花が現状どれだけ希少なものなのかなど気にする人はほとんどいないだろう思う。
同時に花探索のハイカーは、その課題にどれだけクライマーが心血を注いできたのかを気にする人もそうはいないだろう。

それを良しとは一概に言えないと思うが、岩を登っている途中のクラックにふとマツムシソウが一輪咲いているのを見つけ、それをなんとか踏まないように登ってきた花好きの人がいる。
それに対して、気にせず登ってくればいいじゃんというのか？

また、坂戸山で前日まで元気に咲いていたオニノヤガラが、我々が向かった翌日にはポッキリと折れていた。
花好きなら、折った人を責めたくなる気持ちもよくわかる。

でもさ、誰もが皆、山のすべてを知っているわけじゃない。

今回だって、エンゴサクの群生をただの雑草と思ったとしたら、わーっと遠慮なく入って行って踏みつけていたかもしれない。

山に入る以上、他のジャンルにたとえ興味がなくても、ある程度まではどんな人たちがそこに魅力を感じ、登っているのかを知って、お互いに尊重しなければならないのではないか。

一方が一方を追い出すようなことになるのは、山好きとしてはとても見ていられない。

kastin52

ちょっと希少なとっておきの花を見つけて「秘密の花園」なんて自慢げなレコを書くこともあったりもするけど、こんな山野草の大群生は黙ってなんていられない。

ある意味ではありきたりな山野草のお花畑で狂喜乱舞するわたしたちに「ああ、アメフリバナね。たくさん咲くよね」なんて声をかけてくれたおかあさんは、長岡からきたわたしたちのことをとてもよろこんでくれた。

ごくたまに、山でも海でもあることだけどもローカルのレジェンドみたいな人がいちばんいい場所を陣取って「余所者がきたぞ？」みたいな視線を投げかけることもある。

それでも、知る人ぞ知るシークレットポイントだとかマイナーなところに行くと、このおかあさんみたいにすごくよろこんでくれて「こんなところによくきてくれたね、またきてね」って言われることだってある。

たとえ少しの期待はずれがあったって、その印象は一気に、あったかくてしあわせな思い出に変わるものだ。

栃尾と言えばやっぱり守門岳があるからご当地ブルーがあるとすればそれは「守門ブルー」なんだろうけどもこの鶴城山のエンゴサク畑は、まちがいなくわたしにとって「栃尾ブルー」として最高の思い出を作ってくれた。

コメント

猫山歩

こんにちは♪
雁木のところに登山道入り口がある山ですね。
あぶらげ屋さんの近くでしたよね。

いろんなところをご存じで。
長岡の東山界隈は侮れないところみたいですよ。
知らないと探せませんけど。
お友達が欲しいところです(笑)

kastin52

猫山歩さん、こんばんは。

そうそう！すごく風情のある雁木が続いた、いい通りでした。
あぶらげ屋さんもすぐ近くだし、すごくいい山でしたー。

この山はマイナーっぽく見せかけてガイドブックに載ってたり、テレビ？かな？で紹介されたりで、わたしが思うほどマイナーではないみたい。
弥彦でお話ししたマダムたちが「テレビで見て登ってみたいと思ってるのよ」なんて言ってたので。

東山界隈、なかなかですよね。
ちょっとありえないランが咲くとかさかないとか.....

これからもあちこち入り込んで探索したいと思っています( *´艸`)

SM100C

猫山歩さんこんにちは！
雁木通りの裏にすぐ急峻に立ち上がる山なので、そこで生活している方々は怖くないんだろうかと心配さえするようなところですね。めちゃ急登だし。

そうそう、先日東山のどこかを購入された方のブログを見つけ、なんだかすごいランの自生を紹介していました。個人の土地なのでそこそのものに見に行くのは憚られそうですが、自力で発見も不可能じゃないとは思っています。まぁ人海戦術しかないので心折れそうですけど（笑）
いつか発見出来ればいいな、程度に留めておかないと、別の花を探す機会が失われちゃうワケで、そこは割り切らないといけないかなと。

効率よく見るにはお友達が必要ですね（笑）