足尾 松木沢ジャンダルム右壁 天狗岩ダイレクト 三段チムニー

2024年04月12日(金) [日帰り]

• GPS: 07:36
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,082m
• 下り: 1,084m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:34
• 休憩: 5:02
• 合計: 7:36

7:59 足尾銅親水公園
8:29 8:29 遊動楽舎・みちくさ
8:36 8:36 小さな広場（車止めゲート）
8:46 9:33 松木沢中央ルンゼ基部
9:34 9:37 コブシ岩の肩
9:48 9:50 松木沢中央ルンゼ基部
9:51 9:58 コブシ岩の肩
10:01 10:07 松木沢中央ルンゼ基部
10:14 11:06 コブシ岩の肩
11:11 12:15 松木沢中央ルンゼ基部
12:20 12:40 コブシ岩の肩
13:02 14:42 松木沢中央ルンゼ基部
14:59 14:59 小さな広場（車止めゲート）
15:06 15:06 遊動楽舎・みちくさ
15:33 15:34 銅親水公園入口BS
15:35 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

写真

4/12 8:39

青空にジャンダルム

4/12 9:29

右壁　正面ルンゼ〜天狗岩ダイレクトを望む

4/12 13:36

上部垂壁基部目指し高度を上げる
（写真は登攀終了後　トレーニングの光景より抜粋）

4/12 9:40

1P終了点

4/12 9:40

1P終了点より2Pを見上げる

4/12 9:49

2P
同門方向へ左上してから右上へ切り返す
ロープスケルは短いが流れには注意が必要

4/12 10:06

2P終了点

4/12 10:06

2P終了点より
出だし3Pのトラバース区間が非常に嫌らしい

4/12 10:34

フォローを迎え入れる

4/12 10:27

3P　終了点
ピナクルにスリングを巻き構造

4/12 10:28

4P　ガレを少し歩き正面に見える岩塔を処理すれば終了点へ突き上げる

4/12 10:46

4P終了点

4/12 10:46

終了点から左上にはコブシ岩

4/12 11:00

下降は直ぐ右下に派生するザレを辿れば下降路へ合流

4/12 11:04

下降路より登攀した天狗岩ダイレクト
遠目から目視すると威圧感を感じるが、登れば快適

4/12 11:10

継続　三段チムニーの目印である同門（CS）

4/12 11:10

スカイライン左のピナクル目指しチムニー状を登る

4/12 11:45

離陸直後のダブルクラックが有る付近が核心に感じる

4/12 11:52

経験浅いながらリードするパートナーは何だか誇らしかった

4/12 12:02

上部は傾斜が緩むが浮石が多い為落石には注意が必要

撮影機器：

AQUOS sense7 SH-53C docomo シャープ

装備

個人装備

50m8.0ダブル1本 180スリング1本 120スリング3本 カム＃0.3〜＃3 アルパインヌンチャク8本 TCプロ

共同装備

パートナー装備 50m8.2ダブル1本 カム＃0.5〜＃4 アルパインヌンチャク２本 （カム＃4は不使用）

感想

tanukigo

平野部では桜前線は北上を始め足尾にも新緑が芽吹きすっかり春の様相。
快適な岩を楽しめるシーズンが到来し、すっかり春めいた足尾へ岩を楽しみに行ってきました。
今回パートナーの時間の都合もありアプローチ最短のジャンダルムへ足を進める。
前回はジャンダルムメインの中央壁を登攀した事から難易度は落ちるがパートナーにジャンダルムの概念図を覚えて貰うため右壁を選択し正面ルンゼ〜天狗岩ダイレクトを登攀した後、側面下降路途中に有る三段チムニーを継続登攀してきました。
銅親水公園よりアプローチを開始しジャンダルムへ。
昨今工事用の橋が架かり渡渉なしにジャンダルム基部へ。すっかり春めいた気候に短いザレの詰めに大汗をかきながらとりつきのテラスへ。
準備を整え登攀開始。
【右壁　正面ルンゼ〜天狗岩ダイレクト】（　）内は個人的な体感グレード　スケル
1P（�掘�50m）
階段状の幅広いルンゼ状を詰め、頭上に見える垂壁基部まで50m一杯伸ばす　終了点はハンガー2本
2P（��⁺〜��⁻　20m）
左に見える同門へ3m程左上した後切り返し右上。巨大なフレーク状へラインへラインを取りフレーク状のドン詰まりの小テラスにて切る　終了点は古いハンガー2本
3P（��⁻〜�后�25m）
出だしフレークを使い左へトラバースする個所が核心。体が垂壁の外に出るので非常に高度感が有る。短いトラバース区間はスタンスは乏しいがホールドはそれなりに有るので細かいスタンスを拾えば問題無い。フェースを処理し高度を上げ上部はチムニー状へラインを取り抜ければザレた大テラスにて切る　終了点はピナクルにスリングにて
4P（��⁻　20m）
ザレを5m程歩き正面の岩塔へ取り付く　正規ルートへ入れば残置が多く問題ない。間違ったとしても上部スカイライン目指せば良いと感じた　終了点はハンガー2本

終了点から左方面にはコブシ岩が望める。上部に抜けるにはガレた岩場なので登攀対象にはならないだろう。
終了点より右下へ派生するルンゼ状のガレを下れば下降路へ合流。

【三段チムニー】
下降路へ合流し一回目の懸垂をを得た付近よりジャンダルム右壁側面に見える同門が目印。（巨大なCSに見えるかも）
3m程登り同門を潜れば自然と回り込む様に同門の上に有るテラスへ導かれる。
半畳ほどのテラスに準備を整え登攀開始。
1Pのショートルート（��⁻　45m）
三段チムニーの名前の由来と有ってから変化に富んだルート。しかし登攀体感としてはチムニー登攀と言うよりは凹角状へラインを取りジャムを屈指しながらの登攀となる。三段への明瞭な区切りは無く、徐々に変化していく感じでとらえた方が表現として合っている様に感じた。　終了点はピナクルにスリングにて。
下降は右下に派生するザレを下れば下降路へ合流。

時間に余裕が有る為、右壁をレクチャーしながら1P登攀し終了。
足尾の岩はいい季節になりました！