天児屋山 （1245m峰）峰越峠から三県境界を経て分水嶺の藪山行（岡山・鳥取・兵庫県宍粟市）

2015年06月24日(水) [日帰り]

• GPS: 04:52
• 距離: 8.3km
• 登り: 407m
• 下り: 420m

コースタイム

◆所要時間　4時間50分　　●歩行距離　8.3Km　　▲総上昇量　451m

　10:20　峰越峠（みそぎ）Ⓟ
　11:10　三国平（みくにだいら）「△1128m」
　12:10　天児屋山（てんごやさん）「�掘γ羚勝覆覆�え）△1244.62m」
　　　　　~（昼食）12:40
　13:50　三国平
　13:55　江浪峠〜南下
　14:00　天児屋川源流碑
　14:50　丸太橋分岐
　15:10　峰越峠Ⓟ

天候

曇天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●乗用車
　・国道29号線の波賀町から国道429号線を経て、ちくさ高原を目指します。
Ⓟ駐車場　
　・ゲレンデ横の県道を北上し、分岐から右の地道に入ると倒壊した東屋の
　　前後に数台の駐車スペースがあります。

コース状況／危険箇所等

◆山行概要≪核心部≫
　分水嶺には僅かな踏み跡と目印がありますが、地形が複雑で迷い易く、
　年々笹薮が回復し、マニアにとっても手強い薮山に戻りつつあります。
　�（�越峠から北の県境尾根（旧自然歩道）を登り切り、分岐の標識から
　　江浪峠を過ぎれば、あっけなく三国平の広い切り開きに到着します。
　�∋姐駟燭�ら先は定まった登路も無く、歩きやすい登路を探しながら
　　笹やぶを分けて展望の良い県境の分水嶺を進みます。

写真

ルート詳細図（クリック→元サイズ→拡大）

6/25 5:18

天児屋山　3D

6/24 18:49

峰越峠で入山支度

6/24 10:22

峰越峠の倒壊した東屋

6/24 10:25

峰越峠の三国平登山口から県境尾根に乗ります

6/24 10:45

「杉の関所」を通過

6/24 10:59

三県境の分岐で一息入れます

6/24 11:04

江浪峠のお地蔵さんに安全祈願

6/24 11:04

江浪峠を通過

6/25 15:01

あっけなく三国平「△1128m」に到着です

6/25 15:02

いよいよ三国平から県境分水嶺の薮に踏み込みます

6/24 11:20

こんな平坦地もあります♪

6/24 11:23

やがて笹薮が連続します

6/24 11:35

気持ち良く笹を掻き分けて進みます

6/24 11:38

膝下の笹やシダの藪が続きます

6/24 11:44

高倉と「くらます」が見えました

6/25 15:08

まだまだ山頂は遠いなあ〜〜

6/24 12:01

背丈の笹との格闘も楽しい？

6/25 15:15

中央奥に千種スキー場のゲレンデが見えています

6/24 18:51

新しいプレートの山頂に到着です

6/24 12:09

三等三角点標石「�恵羚匠�1244.62m」

6/24 18:51

加藤文太郎も訪れた天児屋山（三国ヶ山）」で、いつもの記念写真ー♪

6/25 5:50

難路を越えて来た山頂なので、立ち去り難い面々。

6/24 12:42

左に三室山のシルエットを遠望

6/24 13:51

往路を辿り、国有林標石の埋まる三国平に無事帰着

6/24 13:55

江浪峠を南下します

6/24 13:58

天児屋川の源流碑を通過

6/24 14:02

いつも同行する「日本植物分類学会」のメンバーが植生を調査

6/24 14:18

ショウキラン「鍾馗蘭：絶滅危惧IB類（EN）環境省レッドリスト」に今回も出合いました

6/24 14:16

ギンリョウソウ

6/24 14:10

荒れた沢道は実に不明瞭です

6/24 14:17

美しい湿原に出ました

6/24 14:40

何度も徒渉があるので楽しそうです

6/24 14:47

林道に朽ちた「MAZDA B360」が放置されています

6/24 14:53

崩落寸前の丸太橋を避けて、徒渉します

6/24 14:57

峰越峠への急坂を頑張る

6/24 15:11

全員無事に峠の駐車地に戻ってきました♪

撮影機器：

COOLPIX S9700 ニコン

感想

yamaya

【感想・コメント】
　・この山域は、天児家（屋）国有林として豊かな自然が保たれており、
　　本来の自由気ままな山歩きが体感できる辺境の地で、充実した山行
　　が楽しめます。
　・近年、境界尾根の凄まじい笹ヤブが徐々に枯れて衰退していました
　　が、今年は笹ヤブが復活し始め、再び手強い薮に変貌しつつあります。
　・下山した天児屋川ルートは荒れ果てて実に不明瞭ですが、気持ちの
　　良い清流に沿った植生豊かなルートで、変化を求める方の下山路と
　　してお勧めです。