荒船山 相沢源流の滝を探しに行ったら意外な結論
- GPS
- 04:50
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,074m
コースタイム
天候 | 晴 西風が強い。とくに艫岩展望台は強風だった |
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過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されている。 荒船山台地の上の登山道以外の場所はまばらな木が茂る草地。崖に注意。 台地下の斜面は急傾斜に落ち葉がかぶさり滑りやすい。 |
写真
装備
個人装備 |
チェーンスパイク
ゲイター
ストック
クマ鈴
クマスプレー
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感想
7回目の荒船山台地。荒船山ではいろいろやってみたいテーマが見つかる。
今回のテーマは「荒船山台地から、こぼれ落ちる相沢源流の滝があるはずなので、探しに行ってみる」というもの。
衛星写真を心眼で見ると・・・滝つぼを連想させる円形の、木のない地形が見える・・・ので、そのあたりに行ってみようと計画した。
ご存じの方も多いように、荒船山の山頂台地には小川が流れている。
その小川は小さな滝となって、小さめの峡谷に落ちている。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3156542.html
その峡谷は深さを増しながら、山頂台地を北方向に進んだあと、東部に向かって口を開いている。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3178852.html
その峡谷の出口に滝があってもよいはず・・・それを見たい、というのが今回の目的。
まず、山頂台地に登り小滝と小峡谷を確認した。水量は普通にあった。
登山路を途中から南方向にはずれ、枯葉の斜面に入った。斜面は予想通り手ごわかったが、チェーンスパイクが有効だった。
ほぼ狙い通りの位置に、木の枝が開け、空が広く見えて日が差しこんでいて、下には大きな石が居座る広めの谷の地形が見えてきた。衛星写真でみつけた丸い地形に違いない・・・。
さあ、滝があっても良いはず・・・なのだが、おかしいことに・・・まったく水が流れていなかった!
先ほど確かめたように、川の上流の小峡谷では水が流れていたのに、滝となるべき現地には水がなかった。
ただ、洪水の時にはすごい量の水が流れ落ちたであろう、ということを想像させる大石と谷の地形だった。
おそらく、小峡谷の出口の近くのどこかで水は伏流水になって地表からは消えていたのだろう。大雨の時には表面に大量の洪水を起こすが、平時は枯滝となっている・・・と理解した。
結論:滝はなくて、洪水の後のような枯れた谷があった。
おもしろかった。
このような結論になるとは想像していなかった。
次回は艫岩の基部を東から西に横断してみたい。(以下は西から東への横断)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6204919.html
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