【奈良葛城市】屋敷山からの古墳巡り［その1］と三角点（四等：皿池）

2024年04月22日(月) [日帰り]

• GPS: 04:06
• 距離: 11.1km
• 登り: 230m
• 下り: 216m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:44
• 休憩: 0:22
• 合計: 4:06

9:52 屋敷山公園
10:19 10:19 皿池古墳
10:20 10:20 四等三角点：新池
10:27 10:29 神明神社古墳
11:33 11:50 しあわせの森公園
12:05 12:06 小山2号墳家形石棺
12:50 12:50 二塚古墳
13:16 13:16 火野谷山第12号墳
13:32 13:34 新庄神塚古墳(火振山古墳)
13:58 屋敷山公園

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

屋敷山公園の駐車場を利用。（無料）
平日なので空いていました。

コース状況／危険箇所等

トイレは屋敷山公園内にあります。

写真

4/22 9:57

スタートは葛城市の屋敷山公園にある屋敷山古墳から。ここは新庄城址でもある。

4/22 9:57

葛城市内で最大の規模（全長135メートル以上）をもつ前方後円墳。（上の図）古代豪族「葛城氏」にかかわる人物が、この古墳に葬られたと考えられる。
平安時代から室町時代にかけて布施氏の「里の館」として使用。江戸時代初期には新庄藩を治めた桑山氏が「陣屋」として使用。（下の図）「屋敷山」の名称はこれらに由来。

4/22 9:59

屋敷山古墳に登ります。

4/22 10:00

上部は平らで昔の館跡地。

4/22 10:04

屋敷山古墳からの景色。西側に畝傍山や音羽三山が見えます。

4/22 13:48

古墳の下部に配置された竪穴式石室蓋石(天井石)。石材はいずれも兵庫県高砂市で産出される竜山石を使用。古墳の被葬者の実力の一端がうかがえる。

4/22 10:19

次は万葉の丘へ。奈良県社会教育センターの敷地内にあります。ここに皿池古墳があります。奈良盆地西側の丘陵先端部に存在する径25mの円墳。築造年代は古墳時代後期。

4/22 10:20

その傍にある四等三角点：新池116.05mにタッチ。

4/22 10:27

少し離れて神明神社古墳。円形で直径20m・高さ3.2m。築造時期は古墳時代終末期の7世紀後半頃。

4/22 10:28

石室の規模は長さ6.14m・幅1.85m・高さ1.5m。

4/22 10:29

内部はこんな感じで大きな石でしっかりと作られています。（柵越しに撮影）

4/22 11:15

ちょっと寄り道して「道の駅かつらぎ」へ。

4/22 11:18

ここにある「しあわせの森公園」へ。

4/22 11:27

この時期は芝桜が有名。

4/22 11:28

良い具合に咲いてます。平日でも観光客多数。

4/22 11:31

階段が続く。

4/22 11:33

上部から見た芝桜と奈良盆地。

4/22 11:33

芝生広場の背景は葛城山。葛城市は市政20周年とか。

4/22 11:50

広場からすぐ近くに有る寺口千塚古墳群に行こうとしましたが・・・

4/22 11:38

車止めとイノシシ除けの柵でガッチリ囲まれていて諦めました。迂回して行くとかなり時間を食うので・・残念。

4/22 12:05

戻って小山2号墳家形石棺を目指す。上部から見た図。駐車場の傍にありました。

4/22 12:06

小山2号墳家形石棺は円墳の土が流れた状態の物。約50基から成る古墳時代後期の古墳群の一つ。

4/22 12:50

しばらく歩いて二塚古墳へ。葛城山系東麓の大きな尾根に広い平坦面を削り出してつくられた前方後円墳。
全長60m、高さ10mで前方部、後円部、造り出し部のそれぞれに横穴式石室がある。
ひとつの古墳に3つの横穴式石室がある珍しい例。
築造時期は6世紀中頃。

4/22 12:50

国指定の遺跡です。草が生い茂っていたので周囲を回るのは止めました。

4/22 13:12

次は火野谷山第12号墳。西側の池から見た図。竹林ですね。

4/22 13:16

東側。まさしく竹林で、タケノコがニョキニョキ出てました。立入禁止の看板はタケノコ採取禁止の立て札と思われます。

4/22 13:21

鬱蒼としているので入りませんが。

4/22 13:34

続いて新庄神塚古墳(火振山古墳)。葛城市内では第2位の大きさを誇る前方後円墳（全長95メートル）。 築造時期は古墳時代中期の中頃（西暦450年前後）。古代豪族葛城氏の墓のひとつ。
火振山古墳の火振山とは後の飛鳥時代に、この古墳の上に飛鳥の都を防衛するために設置されたのろし台のような施設があったから。

4/25 10:37

後日（4/25）に訪れた新庄神塚古墳(火振山古墳)の丘陵部。「竹やぶに入らない」の表記があるので、これ以上は進まず。

4/25 10:37

周囲は竹藪ですが、中央丘陵部は平たんでした。ここまでで退出。

4/22 13:51

屋敷山公園まで戻って終了。ここで遅い昼食を食べて帰りました。

撮影機器：

IXY 650 CANON

感想

abek3

葛城市の芝桜まつりが開催中。芝桜の見物ついでに葛城市の古墳巡りと三角点探索を行った。
芝桜はちょうど見頃。まだ花の無い空き部分が残っているが、これから少しずつ増えて行って将来はビッチリ詰まった芝桜の丘が見れることを期待したい。
古墳と三角点巡りは昼食も取らずに4時間11Km歩いたところでお疲れモードになったため、残りは後日とした。
天気はもう一つだったが雨にも会わずに歩き回れたので良しとしたい。