釈迦ヶ岳で人助けが出来た!
- GPS
- 10:07
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 937m
- 下り
- 939m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
実は1週間前に登ろうといつもの様に前鬼林道ゲートに向かった。
ところが169号線が土砂崩れで通行止めになっていて登山を断念した。
それで今回は初めて太尾登山口から登る事にした。
6時前に着いた時には駐車場は満車だった。
夜中に着いた方に聞くと、夕べから満車だった様です。
天気が良くて今日は雲海が出ていた。
前鬼側から登るときは、大日岳が手前にあって、大日岳に登ってから釈迦ヶ岳に登っていたので、大日如来は釈迦如来の前座的感覚があった。
今回も一度大日岳に降りて大日岳に登ってから釈迦ヶ岳に登った。
頂上は快晴、風も殆ど無く360°見渡せた。
ここで食べる昼ご飯は最高でした。
頂上でゆっくり休んで、下山する事にした。
ところが、『かくし水』からしばらく下った当たりで、
ご主人が転倒して身動出来なくなった御夫婦がいました。
岩に頭を強打して、額に大きなキズ。悪い事に下半身の感覚が全く無くなって身動きが全く出来なくなっていた。
たまたま出くわした登山者数人でイロイロ対策を講じました。
幸いなことに看護師の3人グループの方が駆けつけてくれて、的確な処置をしてくれました。
山のまだまだ標高の高いところなので110番をするにも繋がったり繋がら無かったりする所。
僕のスマホは繋がりくにいので、繋がりやすい方が少し高い場所に移動するとなんとか繋がる様にはなったけれど、転倒場所は奈良県だけど、110番で繋がる先は三重県でこれまたややこしい話になった様です。
GPSの位置データや転倒された方の容態や氏名年齢など何とか伝えて、そこそこ時間は掛かったけどヘリコプターが来てくれました。
だけど、転倒場所には木が生えてる?上空は風がある?等でヘリコプターはなかなか上空に止まる事が出来ませんでした。
何とか2人の救助隊員が降りてこられて、ケガ人は身動きが出来ないので、
タンカーに乗せてヘリコプターが吊り上げる事が出来る所まで移動させる事になった。
人間って不思議な物で、意識があるときと無いときの重さが変わる様に思います。
最初は救助隊員を私ともう1人の方と4人で運びましたが、すごく重いんです。
なのでもう2人にも手伝ってもらって、何とか吊り上げられる場所まで移動させました。
何年か前にもあったのですが、電話を掛ける県と110番が繋がる県が違うと余計な時間を要するので、各々の県警には今回の様な場合のルール作りをして頂きたいと思いました。でも、助けて頂いて本当に有り難かった。
転倒者がヘリコプターに乗せられた時、奥さんは涙ぐんでました。僕も少し。
明日は我が身!
快晴の登山と人名救助の貴重な体験が出来た、今回の登山は今までに無い有意義な登山となりました。
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