筑波山(女体山)(↑女の川、↓キャンプ場コース)3歳4ヶ月と共に
- GPS
- 10:12
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 498m
- 下り
- 486m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 3:13
- 合計
- 10:01
3歳児連れで、途中何度もトイレ・グズりなどによる休憩があります。
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今回2泊3日のテント泊ですが、登山的には日帰り登山です。 埼玉から一般道でgoogleマップのgpsナビで筑波高原キャンプ場へ向かったが、途中横揺れでタブレットが飛ばされ、ナビ強制終了となった。そこからは普通の地図を見てキャンプ場へ向かった。茨城県道41号線でガソリンスタンドの従業員にキャンプ場へ入る道を聞き、間違ってないことが分かりそのまま北上する。教えられた交差点手前にキャンプ場への案内看板があり、その交差点の右手前にはボートのオブジェ(?)があるところで右折し(始め3枚の図・写真)、その後も看板を頼りに進み、キャンプ場へ着いた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
キャンプ場に近づくにつれ道は狭く舗装されていない道路となる。狭い上にガードレールも反射板もない箇所もあるため、夜のドライブには気をつけて。 コースは浅い川の渡渉が何度もある。滑りへの用心は必要だが、水流・水圧は考える必要なし。沢が枯れてキャンプ場コースへ合流するちょい手前をのぞいて、沢の分岐では左側にルートをとる。高い木々に空が覆われて猛暑でも涼しかった。人気のないルートなので気軽に用を足すことができる。 |
その他周辺情報 | 筑波高原キャンプ場に駐車。近い距離に第1〜3駐車場がある。合せて50台以上停めれそう。裏筑波はあまり人気がないため、多分心配しなくて大丈夫です。 キャンプ場にはトイレあり。 持ち込みテント泊は、大人一人一泊410円。 |
写真
感想
[追記: 本記録公開後のご指摘により、筑波山は登山道以外は立ち入り禁止であることを知りました。失礼致しました。]
レジャーとして2泊3日したが、登山的には日帰り登山。前夜伯が必要なわけではありませんし、下山後当日帰宅も可能でした。
今回はいろいろと初めて尽くしの登山だった(子供が)。初テント泊、初沢登り、初わらじ。初百名山。
土曜日、昼12時くらいに埼玉を車で出て、途中スーパーで買い出しをしてからキャンプ場へ行こうと思ったのだが、妻がおそらく夏バテで体調が少し悪く、出発を遅らせた。16時頃、だいぶ復活したので出発。買い出しの時間はなく、家にある食材だけで適当に見繕った。
キャンプ場へは19時過ぎに到着。もう日も暮れて、暗くなる直前だった。途中に買い出ししてたらキャンプ場直前の道路では暗くなって非常につらかったはず。
翌日とは大違いでこの日は広場には人っ子一人いなかった。が、広場からテントサイトへのちょっとした上り坂で車が右の切れ落ちてるところへ脱輪寸前!留学生らしき2人が困っていた。しばらくすると夜道を保険会社だかJAFだかがやってきて、うまいこと道の中央に車を戻した。ふー、怪我も車の損傷もなく一安心。
私たちは残念ながら何もお手伝いできず、テントを設営し、夜ごはんを食べた。車でのキャンプなのをいいことに、クーラーボックスによる各種冷蔵品や持ち込んだ肘掛つきキャンプ椅子などを贅沢に楽しんだ。22時すぎ、就寝のためテントに入ったが、移動中の車で昼寝したこともあり子供はなかなか寝付かずはしゃいでいた。23時くらいにようやく寝た。
翌朝、セミのうるささで4時半頃に目覚めた。妻を5時に、子供を5時半に起こす。珍しく娘があまり不機嫌にならずに起きた。
6:15にキャンプ場を出発した。約15分ほど歩いて女の川(めのかわ)入渓点に到着。ここから山頂まで何度か渡渉をするが基本的には沢登りコースではなく普通の登山道コースがあります。
しかし子供達に沢登りデビューをさせるために、あえてわらじを靴(サンダル)の上から履かせて、沢の中をじゃぶじゃぶと進んだ。事前にしゅろ縄で作ったわらじは、初めてのため製作に時間がかかるのとめんどくさくなったのもあり、子供用は2足(4つ)作ったが、大人用は少し小さめな片足分しか作らなかった。それを妻に履かせて歩かせたところ、(わらで作ったわらじやフェルト靴と比較したわけではないが)十分良好なフリクションがあったようだ。
滝らしい滝もなく楽しく進む。子供も川歩きを楽しんでくれてよかった。妻は自分の靴がゴアテックス地なことを忘れて、水につかるのを極端に嫌がった。そのせいでかえってバランスをくずし、やや深いところでバランスをくずし、足首の上から水が靴に入り込んでしまった。あーあ。
9:20頃、寝付くのも寝起きもそこそこよい息子は元気に沢を歩いてくれていたが、娘が眠たがり(根性の入った夜型娘なので、あんな早起きしたら、当然そうなる)、休憩で1時間以上寝かせた。起こして第二朝御飯。妻に倣って子供たちも沢より登山道を歩きたがった為、ここで沢登りを終了し、ここからは登山道を進むことにした(それでも何度か渡渉あり)。
地図や過去のやまれこを読んだ予習で、沢の分岐では(下流から上流を見て)左へ進み、迷わずに沢のつめまで到達。あるところで若干右(西)へ進路をとるため少し躊躇したが、その後やや長距離左(東)に戻る道となり安心。そして無事キャンプ場コースに合流。
キャンプ場コースに入ってから山頂手前までの快適な登山道で、どこからかJ-POPナツメロ有線みたいな音楽がはっきりと聞こえてきた。北東の方向から聞こえるが、そちらは山のふもとまで何もなさそうだ。 山びこしそうな地理でもないし、どこから聞こえてきてるの? 謎だ。
ほどなくして山頂手前の交差点広場に到着。そのとき初めて、この日が猛暑であることを実感した。それまで快適な温度で過ごせて、いいルート選択だった。
まずは休まず女体山山頂へ行き、大きめな岩がごろごろしている山頂で混み合っており、子供が転ばないか少しひやひやしながらも、すばらしい景色を楽しんだ。
交差点に戻りしばらく休憩。子供と妻の体力を考え、男体山へは行かずに、14:40キャンプ場コースを予定通り下山することにした。このコースも高い木が生い茂り木陰で快適に下山できた。途中、ちょっとしたことで娘が不機嫌になりその相手をする妻も不機嫌になったが、まあなんとか16:25キャンプ場に無事下山。
キャンプ場に戻ったらビックリ。一棟もテントがなかったところにテントガいくつも立ち並び、広場にも車が何台も停まっていた。
当初の計画では翌日、男の川(おのかわ)コースを登り男体山へ登頂したあと旧ユースホステルコースで下山する予定だったが、子供の相手や靴が浸水したことで疲労した妻の意見により中止。そのためこの晩は焚き火でまったり。とうもろこしやじゃがいもを焼いて美味しく頂いた。そしてテント2泊目。暑くて寝苦しかった。そして、原因不明の発狂したような娘の泣き声で夜12時ごろ起こされた。おそらく私か妻に怒られた夢でも見たのだろう。
翌朝も私一人だけせみの鳴き声で4時過ぎに起こされた。優雅に肘掛付きキャンプ椅子で読書。1時間以上経ち、6時ごろにようやく妻&息子が起きた。娘はがっつり寝ており、マットをテントの外へ持っていき、娘をそちらに移動しても起きない。30分以上経ってようやく起きた。
そしてキャンプ場を出て、道の駅やスーパーマーケットやスーパー銭湯をテントを楽しみ、無事に家路に着きました。
今回は、子供も沢登り(川歩き)を楽しんでくれたり、自作わらじを検証して改良点をあぶりだせたり、子連れテント泊に必要な装備の確認ができたり、ジオグラフィカでGPSナビを体験できたり、猛暑にもかかわらず快適なルートで登山できたり、等々大満足でした。
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