3連休ドラ割山行その2 泉ヶ岳 仙台市民のオアシスに登る
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 646m
- 下り
- 631m
コースタイム
天候 | 晴れ 一部突風が吹く |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
400台程度収容、トイレきれい、ここで車中泊してもよかった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本岩の道、たくさんのコースがあるが今回は行き返りとも「水神コース」を選択。 |
その他周辺情報 | 朝9時台に終了したため、次の山の登山口に行きつつ、観光を楽しむ。 細倉鉱山博物館、細倉マインパーク、くりこま田園鉄道細倉マインパーク前駅跡、イオン一関などに出没。 |
写真
感想
3連休東北遠征の第2弾です。前日は次の記録です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-680769.html
(3連休ドラ割山行その1 蔵王熊野岳 心の忘れ物を取りに・・・。)
19日(日)は、東北でも台風11号崩れの熱帯性低気圧が通過し、天気が崩れるという予報が出ている。しかし、宮城県に関しては天気の崩れは少なく、降水確率は20%であったが風が17m/Sほどと強いという予報である。よって、宮城県の山を登ることにしたのだが、できるだけ風が当たらない山を選ばなくてはならないと思った。
泉ヶ岳か栗駒山、この2山に絞り、当日の朝泉ヶ岳に登ることにしたのだ。
泉ヶ岳は山頂でも森林限界を超えないし、水神コースであれば尾根歩きもない、強風でも大丈夫と判断した。栗駒山は、いわかがみ平から歩くのであれば稜線歩きもあるし、細尾根に見えた。落ちたらただでは済まない、と思い安全に登ろうと決めたのである。
泉ヶ岳は、仙台市民の憩いの山。学校登山などもよく行われるのだそうだ。札幌市民にとっての藻岩山、東京都民の高尾山、神奈川県民の丹沢大山みたいなものだろうか。きっと、ここではじめて登山をしたという人もいるのではないかと思う。
帰りにすれ違った人は本格的な登山の格好をした人から、スニーカーでピクニックスタイルの人も多かった。しかし、登山道は岩岩であるので最低でもスニーカー、サンダルやミュールなどはやめたほうが良い。また、一番短い水神コースでもコースタイム1時間50分である。夏場は水分などを余裕をもって持ちたいところだ。
朝早く駐車場に車を入れる。400台入る駐車場に、私は2台目。前の人は車の中で準備をしていたので山にとりついたのは私が最初であるようだ。
昨日の蔵王もそうだが、ここも花がたくさん咲いている。花を撮影しながら、ゆっくりと登る。どうやら昨日の疲れもないようだ、体の各部分に注意をしながらアイドリング状態で登る。30歩、40歩、50歩と息をつくペースを長くしていく、初めて見るホトトギスにうっとりする。
水神の碑に到着する。ここは、川の水源地であることから建てられたそうだ。そして、分岐にもなっており北泉ヶ岳、船形山方面へ行くこともできる。簡単に撮影をし、さらに頂上を目指す。ここから急だとは言うが、しょせん小学生も登る道、今までもっと急なところも登ってきたのだ。体も本調子になって息をつかずに登っていく。すると展望地である、ここで地元の人に追いつかれ、話しかけられながら山頂まで登ってしまう、ああ、ウスユキソウ・・・・と思いながら「帰りに撮ればいいか・・・。」と山頂に到着。
写真をたくさん撮りながらもほぼコースタイム通りに到着し、朝食用のおにぎりを2つ食べる。地元の人と話しながら10分ほど、すると下から登ってきた人がそのまま来た泉ヶ岳方面に向かっていった。
地元の人はかもしかコースを降りるというので、私はウスユキソウも気になったので同じコースを戻ることとする。
ウスユキソウ、展望地で写真を撮り、ここからは一気に下る。すると、登ってくる人たちがたくさんいるではないか。本当にここはたくさんの人に愛されている山なのだなと思った。
まだ9時台に下山、しかし駐車場は準備をする人がかなりいた。「こんな早くに下山?」と声もかけられたが、「登り始めの時間が早かったので・・・」と答えた。
正直、この時間だったら今から栗駒山に向かっても登頂できるのではないかとも思ったが、欲張るのはよくないと思い思いとどまった。しかし、観光として、栗原市細倉を中心としたエリアに出没した。
ここは、江戸時代から盛んになった細倉鉱山を中心としたエリアである。まずは、細倉鉱山の記念館に行く。鉱山の中は今でも動いている。それは、鉛を作る施設を動かし、バッテリーから純度の高い鉛を取り出す作業を行っているそうである。鉱山の歴史や、掘り方の基本を学べる施設であった。
その後は、細倉マインパークに出没する。こちらは旧坑道を使った体験施設で、高山の歴史を学ぶことができるが、後半は地球の歴史やホソキュリアントの融合など、雑誌「ムー」に近いような展示内容になっている。これは正直辟易した。
その後、旧くりはら田園鉄道細倉マインパーク前駅跡に出没し、在りし日のくりはら田園鉄道を忍ぶ。漫画「鉄子の旅」で紹介されており、前から行ってみたいところでもあったため、満足して細倉を後にした。
その後は次の日の登山の登山口に近い道の駅に出没し、アルコールを飲み寝てしまう。そう、まだ20時台である。次の日は当然4時台に目覚めるはずである。そう、岩手県の中央付近に来ている・・・。明日は、午前中に山行をこなし、午後からは一気に神奈川まで高速道路をひた走る予定である。
結局次の日はこうなりました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-681912.html
(3連休ドラ割山行その3 早池峰 蛇紋岩の山でエーデルワイスに出会う)
aideieiさん
泉ヶ岳、標高が1,175mもあるのに簡単に登れるのですね。
花もいっぱい咲いていて、高尾山と同じように愛されている感じが伝わってきました。
hamburg
渋描き隊長、ご来訪ありがとうございます。
この山、たくさんの人が入山したはずですが、山行記録はほとんどありませんでした。ヤマレコ人口は関東に多いのかな?と思ってしまいました。
この日は東北は雨でダメだったコースが多い中、この山は天候がよかったです。巻機山の悲劇から、天気予報サイトを複数参考にするようになったからでしょうか。
さて、木曜日の夕刻から車を走らせ、また遠征に来ています。すでに一つ終わらせて明日のロングトレイルに向けて準備と買い出しをしていきたいと思っています。
月曜日に書きますので、またご来訪ください。
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