熊野古道-紀伊路(9)紀伊宮原駅〜湯浅駅

2024年05月20日(月) [日帰り]

• GPS: 02:19
• 距離: 7.0km
• 登り: 194m
• 下り: 194m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:16
• 休憩: 0:02
• 合計: 2:18

14:33 JR紀伊宮原駅
15:38 15:40 糸我峠
16:51 16:51 JR湯浅駅
16:51 ゴール地点

天候

快晴時々曇り

アクセス

同日の午前に海南駅からスタートした熊野古道-紀伊路(8)のゴール地点紀伊宮原駅からのスタートとなりました。

コース状況／危険箇所等

辻々に道標や案内板が設置されていて、迷うことはありませんでした。

写真

5/20 14:32

紀伊宮原駅の自動販売機で買ったアイスクリームを食べてエナジーを注入して、空っぽになったウォーターボトルに自動販売機で買ったスポーツドリンクを詰めてスタートしました。

5/20 14:38

有田川にかかる橋を渡っていきます。

5/20 14:39

橋から見た西側の風景です。

5/20 14:39

橋から見た東側の風景です。

5/20 14:42

道間違いをしないように、丁寧な案内板がそこここに設置されていました。

5/20 14:45

有田川の向こうに見える山を越えてきました。

5/20 14:47

有田川の側道から離れて南に進んで行きました。

5/20 14:52

しばらく進むと、中将姫で有名な得生寺（とくしょうじ）に到着しました。

5/20 14:54

継母に殺されそうになった中将姫を家臣が救い、育てたという波瀾万丈な物語があったそうです。

5/20 14:57

得生寺から熊野古道を少し進むと、糸我村の一里塚がありました。

5/20 14:57

江戸時代初めに紀州藩が熊野街道整備の一環として設置したそうです。

5/20 15:00

糸我神社の手水鉢には、綺麗な草花が浮かべられていました。

5/20 15:00

石の鳥居の奥に四つの朱塗りの鳥居が並んでいました。

5/20 15:01

糸我峠の上り口近くの糸我神社では、熊野詣をする上皇たちが籠を止め休憩した跡が残されていました。

5/20 15:02

すく熊の道　と書かれた道標がありました。
まっすぐ進めば、熊野街道だよという意味でしょうか。

5/20 15:03

中将姫ゆかりの雲雀山への入り口がありましたが、寄らずに熊野古道をまっすぐ進みました。

5/20 15:03

向こうに見える山を越えていかなければなりません。

5/20 15:05

土木工事の影響で道が土砂で塞がれていました。
工事関係者に声をかけたところ、気をつけて歩いてくださいと言われて恐る恐る土嚢の上を歩きました。

5/20 15:08

みかん畑の広がる山の風景です。

5/20 15:08

糸我王子跡に到着しました。

5/20 15:09

糸我王子社も明治四十年の合祀で他の場所に移され、跡には何の残らなかったのですが、平成七年に愛郷会の人たちによってお社が建てられたそうです。

5/20 15:16

この辺りに糸我王子社があったとのことです。

5/20 15:16

熊野古道の分岐点には、道標と案内看板が建てられていました。

5/20 15:25

コンクリートの農道の勾配が急にきつくなってきました。

5/20 15:29

ここからは地道が続きます。

5/20 15:31

糸我峠の由緒が書かれた案内板です。
江戸時代には、峠の茶屋で蓄えてあったみかんを提供し、金掌玉露にも勝ると言われたそうです。

5/20 15:41

糸我峠からの眺めに疲れが癒やされました。

5/20 15:45

行政単位で変わる熊野古道の案内看板が楽しみの一つとなりました。

5/20 15:47

和歌山という県名が表すように、山と共に人が暮らしを営んでいるのがよくわかる光景でした。

5/20 15:50

夜泣松と書かれた石碑がありました。
平清盛にまつわる話があるそうです。
https://oishikogennofumotokara.hatenablog.com/entry/2020/05/31/180617

5/20 15:57

老人憩いの家の前に、行者石と言われる大きな石が置かれてありました。
熊野詣が盛んな頃、この石の上に立ち「祓の井戸」の水で心身を清め道中の安全と祈願成就を祈ったと伝えられた石だそうです。
昭和六十一年の逆川改修工事の際に河川より出されてこの地に移されたそうです。

5/20 15:59

お馴染みのスタンプ台が道から見えてきました。

5/20 16:00

逆川王子跡に到着しました。
逆川というのは、周辺の川は海に向かって西流していますが、王子の前を流れる「逆川」は東向きに流れているためこの名となったそうです。

5/20 16:02

藤原定家は、サカサマ王子と呼んでいたそうです。

5/20 16:09

橋の袂に、逆川巡礼橋の石碑がありました。
熊野への巡礼者が、この川で身を清めたのでしょうか。

5/20 16:12

方津戸峠の手前に弘法井戸がありました。
弘法大師さんにまつわるものは全国各地にありますね。

5/20 16:15

方津戸峠の案内板です。
その昔は湯浅の玄関口だったそうです。

5/20 16:16

舗装路から地道に熊野古道が続いていきます。

5/20 16:23

とびこえはしという橋がありました。
何を飛び越えたのでしょうか。

5/20 16:30

変わった形のお風呂屋さんの煙突がありました。

5/20 16:33

ゴールの湯浅駅を示す案内看板が出てきました。

5/20 16:35

かつては、おしゃれさんが集った美容室なんでしょうね。

5/20 16:36

今までで見た中で、最も短いアーケードに出会いました。

5/20 16:37

湯浅は全国の湯浅姓発祥の地だそうです。
写真の建物は、全国湯浅姓交流・親睦会の本部だそうです。

5/20 16:40

湯浅駅に続く商店街には趣のある建物がたくさんありました。

5/20 16:41

お馴染みのスタンプ台がありました。

5/20 16:41

スタンプ台の前にある道標の説明版です。

5/20 16:42

右　いせこうやさん（伊勢　高野山）

5/20 16:42

東　きみいてら（紀三井寺）

5/20 16:42

北　すぐ　熊野道

5/20 16:45

青いタイルがおしゃれな千原理容院

5/20 16:46

錆までもがデザインの一部と感じてしまいました。

5/20 16:46

湯浅町は、一度じっくりと時間をかけて散策してみたいと思いました。

5/20 16:50

ゴールの湯浅駅が見えてきました。

5/20 16:50

右側にあるのは、湯浅駅旧駅舎

5/20 16:51

左側にあるのは、浅駅新駅舎

5/20 16:56

旧駅舎では、湯浅名物の醤油を使ったおむすびやソフトクリーム、醤油を売ってるお店や、レストランがありました。
左側はゴールのご褒美の醤油ソフトクリーム、右側は家へのお土産の湯浅醤油です。

5/20 19:09

湯浅駅から天王寺駅まで特急くろしおに乗って帰ってきました。
この日の晩ご飯は、裏なんばにある普通の食堂いわまで、夜の今日だけ定食　牛ヒレカツと鶏の唐揚げ、だし巻き卵としらすおろしをご飯大で食べました。
たくさん歩いて、たくさん美味しいものを食べて、楽しい1日でした。

感想

Kinta5050

海南駅から紀伊宮原駅までのウォーキングのあと、まだ時間も脚力も残っていたので、湯浅駅まで足を伸ばしました。
湯浅駅旧駅舎で食べたソフトクリームが抜群に美味しかったです。
熊野古道-紀伊路ウォーキングは、まだまだ続きます。