笠形山〜新大屋周回コースを歩いてみた〜

2024年05月25日(土) [日帰り]

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:50
• 合計: 5:30

9:00 中の谷登山口
11:20 12:00 笠形山山頂
12:15 杉の丸
12:30 12:35 一本杉
13:00 13:05 4.4 鉄梯子
13:25 3.9 大屋第三尾根入り口
14:15 未舗装林道へ合流
14:30 中の谷登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

兵庫県多可町八千代区大屋　神姫バスにより西脇市駅より『大屋行き』に乗車

コース状況／危険箇所等

登り：天邪鬼の力水コース　沢を渡渉するので、水が多い時は要注意。普段はトレイルは明瞭で、歩きやすい。
下り：有志の方が作られた新コース。杉の丸から一本杉までは市川町の方々との協力もあり、明瞭で歩きやすい。一本松から林道『4.4』までは明瞭。そこから林道『3.9』まで舗装された笠形林道を歩く。『3.9』過ぎから大屋第三尾根の稜線を歩く。稜線歩きに徹すれば、迷うことはないが、ピーク『543m』の先にある崖を下る時が要注意。トラロープが設置されているが、足元がもろいので慎重に下らないと大変危険である。この時避けて通る巨大な岩はまるで『竜の寝床』のようだ。登りに通過する『竜が滝』、『竜の背』とともに今年の辰をもじって『竜の寝床』とネーミングしても良いのでは。
『竜の寝床』からは下りがほとんど。目の前に登るピークが見えてくると、登り斜面の手前右側に案内板が林道へ降りるように見えてくる。

写真

『中ノ谷登山口』に愛車のバイクを駐車

バイカツツジが歓迎

舗装された林道を歩いて

笠形山登山口に到着。
ここに大屋周回ルートについての地形図があります。

拡大図

これは笠形林道の道路位置標を加えたもの。
登山口駅は『5.6』。鉄梯子のある場所は『4.4』。そして第三尾根の入り口は『3.9』と覚えておくとわかりやすい

勝負滝

竜が滝

ヒトツボクロが開花！兵庫県絶滅危惧種Bクラス

林道距離標5.6。この向こうが登山道入り口

登山口駅に出た

林道の登山口

岩塊流が見える。かつてここが氷河期に氷河で覆われていたという証。今は崩れた岩にコケが生え、その上に種子が落ちて、木々が育っている

天邪鬼の力水。ここからコースは沢から離れていく

ハンショウヅル。もう少しで開花だね！

『竜の背』。褶曲の圧力で、岩盤がほぼ垂直に。

『天邪鬼の立岩』と橋を架け渡そうとした妙見山

千ヶ峰方面も良く見える

ベニドウダンを見上げる。赤い（満天星）が見えますか？

強い風が谷を吹き上げている

山頂から笠の丸に向かっていると出会う道標

反対側を見ると『杉の丸』という案内板。ここから左へと入っていく。

ある程度進んでいくと、一本杉の手前に設置された案内板

曲がり角にコースが分かりやすいように設置された案内板

一本杉の巨大な杉の木が視界に飛び込んでくる

幹にかけられた案内板

もう一つのものは大屋方面の案内になっている。
ここからは大屋ルート専用なので、少し荒れ気味

稜線を歩いていると、左の稜線に向かうように指示している案内板

鉄梯子で笠形林道にいったん降りる

降りた地点は『4.4』。『3.9』まで500m歩いて降りていく

モリアオガエルの卵

モリアオガエル？ヒキガエル？

アオダモの花がきれい

この道標が見えると、この先が大屋第三尾根への入り口。左へと下って行く

大屋第三尾根への入り口

ピーク『543』。ここで一休みしよう。この先の下りが『竜の寝床』を巻く急峻な崖。

『竜の寝床』を降りた所

蟻地獄が岩の下で巣をつくっている

『竜の寝床』の下部の状態

さらに稜線を歩いていくと、この案内板が左側に見える

急な斜面を斜めに下って行くと、未舗装の林道に出る

コガクウツギも可愛い

未舗装の林道を下って行くと、出てきました！
(*>∀<*)ノただぃま！愛車が待っていました。

感想

cat007

とりあえず時間を残しましたが、歩く速度が遅いし、きょろきょろ周囲を見ながら歩いているので、これよりも短時間で歩ける方が多いと思います。あくまでも参考としてください。景色も変化があり、いろいろな野草とも出会えるので、楽しい時間を過ごせました。
これまでの大屋ルートは沢の渡渉があり、大水が出た時は危険です。その時の迂回できる代替ルートとして利用できるかなと思います。『竜の寝床』の巻き道の足元が不安定なところが雨でも歩けるかどうかですね。