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記録ID: 686054
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ハイキング
白山

夏の北陸遠征1  医王山  紆余曲折あって・・・。

2015年07月24日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.3km
登り
406m
下り
401m

コースタイム

日帰り
山行
2:09
休憩
0:12
合計
2:21
7:14
34
7:48
7:50
31
8:21
8:24
23
8:47
8:54
17
9:11
9:11
24
天候 曇りのち晴れ 気温は高くはないが、湿度は高かった
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
しがらくび駐車場
医王山は、天候、技量、所要時間などによってたくさんのコースがある。今回は最高峰の奥医王山と白兀山には登りたいと思い、この駐車場をスタートとした。5台ほどはおけそうな様子である。
コース状況/
危険箇所等
今回通ったのは基本土と岩の道、しかし並行して舗装道路もある。
その他周辺情報 早めに登山が終わったので観光を・・・。
「深田久弥 山の文化館」「一向一揆記念館」「鳥越城跡」など
温泉は「バードハミング鳥越 弘法の湯」、カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉、湧泉量96リットル/分

今日は、とある事情でここにやってきました。
今日は、とある事情でここにやってきました。
 入山口です。最高地点のみを目指すのであれば、舗装道路を行くのもよいでしょう。
 入山口です。最高地点のみを目指すのであれば、舗装道路を行くのもよいでしょう。
 うっそうとした道を行きます。
 うっそうとした道を行きます。
 名前を知らない植物
 名前を知らない植物
 まあ、オオカメノキ。
 まあ、オオカメノキ。
 そして、アジサイ。低山という雰囲気ですね。
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 そして、アジサイ。低山という雰囲気ですね。
 金沢市街が見えています。
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 金沢市街が見えています。
 ちょいと名前がわからない花
 ちょいと名前がわからない花
 そんなこんなで白兀山(しろはげやま)にたどりつきました。
 そんなこんなで白兀山(しろはげやま)にたどりつきました。
 ホタルブクロ
 白兀山山頂にある展望台より。
 白兀山山頂にある展望台より。
 おっと、アサギマダラ。今年2頭目です。
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 おっと、アサギマダラ。今年2頭目です。
 舗装道路が見えるでしょう。帰りはあれで下る予定です。
 舗装道路が見えるでしょう。帰りはあれで下る予定です。
 一旦はトレイル終了。
 一旦はトレイル終了。
 スキー場のトイレにたどり着きました。展望台も兼ねています。
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 スキー場のトイレにたどり着きました。展望台も兼ねています。
 雲が取れて、晴れかかっていますね。
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 雲が取れて、晴れかかっていますね。
 スキー場リフトですね。富山側です。
 スキー場リフトですね。富山側です。
 イブキトラノオ
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 イブキトラノオ
 さて、奥医王山に向かいましょう。
 さて、奥医王山に向かいましょう。
 まずは、288段の階段を上ります。(これで頂上ではないです。)
 まずは、288段の階段を上ります。(これで頂上ではないです。)
 288段を超え、2度ほど下り登り返し、ようやく奥医王山です。石川県に2つしかない一等三角点です(もう一つは白山でしょうか)
 288段を超え、2度ほど下り登り返し、ようやく奥医王山です。石川県に2つしかない一等三角点です(もう一つは白山でしょうか)
 奥医王山山頂の様子。日本三百名山、続・花の百名山に選定されています。
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 奥医王山山頂の様子。日本三百名山、続・花の百名山に選定されています。
 ここから、眺めてみましょうか。
 ここから、眺めてみましょうか。
 富山県側、農業地帯ですね。
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 富山県側、農業地帯ですね。
 石川県側、こちらは都会ですね。
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 石川県側、こちらは都会ですね。
 帰りは、舗装道路を下ります。
 帰りは、舗装道路を下ります。
 はい、駐車場まで戻ってきました。ちょうど入れ替わりに地元のベテランカップルが登るようです。「ここに来る他県民はほぼいない。」と断言されました。
 はい、駐車場まで戻ってきました。ちょうど入れ替わりに地元のベテランカップルが登るようです。「ここに来る他県民はほぼいない。」と断言されました。
 その後、「深田久弥 山の文学館」。
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 その後、「深田久弥 山の文学館」。
 「カレーのチャンピオン」にて、金沢カレーですね。
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 「カレーのチャンピオン」にて、金沢カレーですね。
 一向一揆博物館、道の駅にもなっています。
 一向一揆博物館、道の駅にもなっています。
 今日の温泉。
 その後訪れた、鳥越城。なぜこの位置に白が作られたのかがよくわかる看板です。
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 その後訪れた、鳥越城。なぜこの位置に白が作られたのかがよくわかる看板です。

感想

 この夏の登山の目標「白山登頂」を目指し、北陸にやってきた。
24日、27日と有給休暇をとっての4連休である。23日夕刻より愛車を神奈川から走らせるが、いかんせん石川県は遠い。白山に登るのであれば岐阜側からという手もあるが、初めての私は当然石川川からのアプローチしか知らなかったのである。
 カーナビは「白山スーパー林道」経由を指す。もうすでに改名されているのであるが5年前に購入したナビはそんなことは知らない。そして、通行時間が午後6時まででその後は閉鎖されてしまうことも知らない。午後11時くらいに白川郷(スーパー林道出入口)で立ち尽くした。ナビでいえば、ここを通れば午前1時には一の瀬駐車場に到着できる、4時間の睡眠がとれるのであるが、仕方がないので砺波から金沢を通り一の瀬駐車場を目指すしかない。
 目指してみるが、これがかなり遠い。結局午前2時過ぎ、道の駅「しらやまさん」にて力尽きる。24日に白山登山は難しくなってしまったのである。そんな無念も眠気には勝てず爆睡をはじめ、起きたのは午前6時だ。もう白山登山は無理だ。今から行っても8時台のバス、日帰りは無理だ。当然、室堂などに宿もとっていない。結局、24日は軽い登山と観光を楽しみ、一の瀬駐車場にて車中泊ののち、朝一番の登山バスで白山に向かうこととしたのである。

 で、登る山選択だ、近くて楽に登れそうな山をスマホで検索する。医王山だ。昔から薬草が多いことで知られていた山で、722年元明天皇の病がここの薬草で全開したことによりこの山にこの名前が付けられた。ちなみに読み方は「いおうぜん」である。山を「ゼン・セン」と読むことは、北陸以西の日本海岸の山で多いように感じる。(大山、氷ノ山、蒜山・・・など)
 山の様子は、昨年周遊をした八溝山に似ているような気がする。頂上付近まで縦横無尽に道路が通り、いたるところに駐車場が去る。登山者はコースを選び、難易度、気象、体調などを考えて楽しむ。今回行かなかったがかなり難しい鎖場もあるらしい。そしてそこを目的にしてくる人もいるという。また、本来の登山適期は春と秋で、気温もちょうどよく植物も一番見ごたえがあるのだという。

 私は、ある程度の足慣らしと、雰囲気を楽しもうと思ったので短めのコースを選択する。「しがらくび駐車場」からの往復、2時間程度のコースだ。白兀山と奥医王山の縦走である。汗が出る中わしわし登る。基本的には樹林帯であるので蒸している。そして、白兀山にたどり着く。展望台に上ると金沢側の眺望があった。
 縦走途中には、今年2頭目のアサギマダラに出会う。こんな低山にもいるんだなと感心する。
 夕霧峠から奥医王山までが核心部。急坂の288段の階段を上る。そこで山頂かと思ったら2回の登り返しでやっと山頂である。石川県内に2つしかない一等三角点、頂上にある展望台からの富山側と石川側の眺望、農村と都会の対比が見事である。しばらく私は頂上で佇んで、また一気に駐車場に向けて下りだす。
 駐車場では、地元ベテランご夫妻が準備を始めていた。私は、残りを観光に費やそうと車でさらに下る。
 「深田久弥 山の文学館」「一向一揆記念館」「鳥越城」などを見物し、夕食を食べ、次の日の水や行動食を買い一の瀬駐車場へ。結局8時ごろに車中泊で寝てしまう。

 いよいよ、次の日は目標の白山登山である。

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コメント

「とある事情」を興味深く読ませて頂きました
aideiei さん
また東北方面かと思っていたら、北陸とは
白山が間に合わなければ、すぐ違う山を調達とはさすがaideiei さんです。
それでこんなに楽しんでしまうとは

白山レコを楽しみにしています。

hamburg
2015/7/28 7:37
Re: 「とある事情」を興味深く読ませて頂きました
 ご来訪ありがとうございます。遠征に行くときは候補を多めに持っていくことにしています。まあ、コースタイムなどの地図ではないですけれども・・・。最悪、スマートフォンで調べられますから・・・。看板をよく読む、地域の道の駅などに情報があったりする、日本全国面白い山はたくさんありますから・・。
 しかし、夏季に関していえば、私は百名山病に侵されているようで・・・。若干心配です。
2015/7/28 21:35
プロフィール画像
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