妙義山
- GPS
- 09:13
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,202m
コースタイム
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 9:02
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
悪路、鎖場多数、鎖無しの岩場多数 |
その他周辺情報 | 登山口に道の駅有り |
写真
感想
6月に入り雨の日が多くなるので晴れ予報の休日はなるべく登山に行きたいなという事でかねてから行きたかった妙義山へ
事前調べで妙義神社の登山口付近に駐車場は沢山ありそうだったので争奪戦は無いかなと思い6時に登山開始予定で向かう事に
道中埼玉県辺りまで雨が降っていて心配しながら車を走らせるが群馬県に入ると青空で一安心だが明け方頃に小雨が降ったらしく登山道が早く乾く事を願いつつ駐車場に着くとまさかの車無し
妙義神社に御挨拶をして登山口に着くとまず目に入る上級者むけの登山道という事と山ビル注意の看板
山ビルの事も事前に知っていたので手足にはジョニーを散布済み。登山道路は予想通りウエットで蒸し暑い。高低差から予想していたがいきなり急登で岩場も湿っている、最初の鎖場手前で軽装の登山者2人に追いつく、この2人はどうやら大のぞきの周回コースらしい。2人の先を行き大の字下の鎖場に着く、案の定岩場は濡れてズルズルだが踏み場を選べば滑らず登れる
大のぞきは岩の上にあり鎖でよじ登るが岩は乾いていてステップも刻んであるので楽に上がれる。大の字は見晴までの中間位だと思うがここでかなりの高度感。ここでヘルメット、ハーネスを装着
ここから奥之院までは更に急登で鎖がない岩場もあるので初心者にはおすすめしない。奥之院横の長い鎖場も湿ってズルズルだがボツボツ岩なので難しくは無い。ここから上は足元が乾いているが所々水が沸いていて滑り易い箇所あり
見晴は岩の上で榛名山、赤城山が良く見える。ここからすぐに名所の岩の間を登る道、ビビリ岩、セビレ岩があるが鎖が有るしさほど難しくはない、そして大のぞきに到着ここから長い鎖場を降りると天狗岳のピーク、顔面岩の上までは危険箇所は少なく顔面岩ピークから相馬岳ピークまでは急勾配だが楽な尾根道
相馬岳からバラ尾根ピークまでは非常に危険な下りで岩が湿ってズルズル、鎖無しの岩場有りで岩場の装備が無ければ来るのは辞めておいた方がが良い
バラ尾根のピークはとても気持ちが良く初夏の日差しが心地くここで昼食を取る
バラ尾根ピークから次のピークの中間位に堀切の分岐がありこの先ピークまでトラバースの鎖場、鎖無しの急登など危険箇所多数、この辺りで2人の登山者とすれ違う。さらに進み急斜面のアルミのハシゴを登ると鷹戻しの鎖場スタート、鎖は長いのて左右に振られ足場も乏しい中間地点で一息つけるが更に同じ位の距離を登るがこちらは斜度が更にキツい
岩登りの経験が無い人、腕力に自信がない人は絶対近づかない様に!
ここまでの6時間弱の悪路に長い鎖場で膝はガクガク、だが天気はとても良く浅間山も見えさらに金洞山、歩いて来た白雲山の眺めの素晴らしさに体力も少し回復。今回は金洞山には行かずエスケープルートで大砲岩群、石門に降る予定なので後は楽かなと思っていたら二段ルンゼの長い鎖場、こちらは鷹戻し以上に斜度がキツく垂直に近いし下の方はえぐれていて足場が見えない。ここの鎖下りであしが攣りそうになる。そしてエスケープルートも古いロープ頼りに急斜面を下って行くので一瞬たりと気が抜けない
やがて斜度が緩み大砲岩群に到着、まだ時間に余裕があるので行ってみる、こちらも鎖、ステップ、手すり等あるもののかなり危険
大砲岩群を後にして石門群を見ながら降る、第四、第三は楽に行けるが第二が鎖場で歩き辛く危険。そして第一石門の大きさに圧倒される
そして石門群登山口に到着するがここからまだ駐車場まで1時間強の道路歩き
途中大人場「おにんば」を経由してやっと車に到着して登山靴を脱ぐと右足首を山ビルにやられていて血だらけに
噂通りの危険な岩山で岩登りにハマっている自分にはとても楽しい山行でした。
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