台高山脈縦走(明神平でテン泊)

2014年05月17日(土) ~ 2014年05月18日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,359m
• 下り: 1,338m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大又の集落を抜けた林道脇にクルマを停めました。
笹野神社横から登山口が伸びてます。薊岳との中間の大鏡池までは暗い杉の森の連続で楽しくはありません。薊岳の手前から尾根の稜線に出て気持ちのいい道が続くでしょう。

コース状況／危険箇所等

伊勢辻山から大又集落までの道がとにかくわかり難い。
高見山への分岐も暗い森の中にいい加減な道標があるだけ。その先の三度小屋辻の分岐が判らず、コンパスを頼りに進む。途中、杉の枝に様々な色のリボンが下がった道が続くがこれが曲者で信用してはならない（伐採用の目印か？）
結果、尾根を一つ間違えて登山道をショートカットし、リルートした格好となった。
この顛末でGPSロガーを導入する事になった次第。

その他周辺情報

やはた温泉が近くにあり極楽。
泉質は普通のお湯。あまり感動はなし。

写真

5/17 11:58

杉林の急登を抜けると稜線上に出て視界が開けます。
谷の向こうに伊勢辻山、赤ゾレ山、国見山の山脈が望めます。

5/17 11:59

薊岳の山頂。

5/17 11:59

薊岳の周辺にはシャクナゲが多い。

5/17 12:01

5/17 12:25

やがて林床にバイケイソウの群落が出てきます。
アルカロイドが含まれるのでシカが食べず、選択的に残って行きます。この周辺には非常に多い。

5/17 12:29

ヒメシャラとブナが茂る痩尾根を行きます。

5/17 12:33

ヒメシャラとブナが茂る痩尾根を行きます。気持ちのいい道。

5/17 13:42

視界が開け、明神平に到着。

5/17 13:45

いきなり開けたボウル状の草原が広がる。

5/17 13:47

石灰岩の露頭が散らばる草原。

5/17 13:53

草原の向こうに明神岳のピーク。立派な小屋があしび山荘。ボロボロの小屋が天理大の小屋。どちらも非公開。

5/17 16:40

草原の奥に林があるのでここで幕営します。とても気持ちのいい場所でした。
水場はこの下に沢がありますが水量は少ない。

5/17 17:02

比較的フラットなのでテントは張りやすいと思います。

5/17 17:57

明神平は昔スキー場だったので、リフトの残骸が残ってます。

5/18 7:52

水無山を抜け、国見山に向う尾根道。

5/18 8:00

明神平を基点に谷を周る感じとなるので、昨日抜けてきた薊岳が見えて来ます。

5/18 8:27

赤ゾレ山手前の馬駆ヶ辻。
広場状になっており、休憩にはいい。

5/18 8:45

はるか下に大又川。

5/18 9:31

赤ゾレ山付近。ここを過ぎると高度を下げ、暗い杉林の道になります。道標がいいかげんで道迷いし易いので注意！
杉の枝に付いている多様なリボンはアテにはなりません。地図とコンパスがあっても判断に迷う事が多い。GPSは必要。

5/20 12:21

全体の俯瞰図。

撮影機器：

D800 ニコン

装備

MYアイテム

ogakuzu1102

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ テント シェラフ

感想

ogakuzu1102

大又川沿いに谷を進み、明神平に直登するルートが一般的ですが、谷を一周する台高の尾根道を一泊のテントで歩きました。
あまり標高が高くないので春か、秋が深まってからがいいと思います。夏は死ぬ・・・
視界が開ける尾根道は気持ちがよく快適でしょう。