火打山～影火打

2024年06月08日(土) [日帰り]

• GPS: 08:56
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,396m
• 下り: 1,397m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:38
• 休憩: 1:18
• 合計: 8:56

距離 18.8km 登り 1,396m 下り 1,397m

5:22 笹ヶ峰登山口
6:01 黒沢橋
7:03 富士見平分岐
7:50 7:51 高谷池ヒュッテ
8:06 天狗の庭
8:34 ライチョウ平
9:05 9:11 火打山
9:29 10:17 影火打
10:35 10:43 火打山
11:00 ライチョウ平
11:22 天狗の庭
11:39 11:49 高谷池ヒュッテ
12:23 12:24 富士見平分岐
13:33 13:34 黒沢橋
14:13 14:16 笹ヶ峰登山口
14:18 ゴール地点

天候

朝のうち晴れ、雲は多め、のち、海側から濃いガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹ヶ峰登山口、数十台停められます。

コース状況／危険箇所等

富士見平前後から残雪とミックス。朝のうちは水少なめ。午後からはドロンコ、川が流れる状況なので、覚悟を。天狗の庭前後、山頂直下100mだけ、雪で歩きづらい。不安な方は、アイゼンを。同日、焼山に向かわれた方が、雪で滑って怪我されています。

その他周辺情報

杉の沢温泉　苗名の湯

写真

6/8 5:21

駐車場広め。近くにキャンプ場駐車場もあり、こちらにはトイレあり

6/8 5:54

初めは、というか、1/3は、ブナ林の木道歩き。行きはアドレナリン出てるから、あっという間に通過。帰りが地味に辛い

6/8 5:59

シラネアオイとツツジのコラボ。道中、ずっと咲いてます

6/8 6:00

黒沢橋を渡って、登山開始って気分になります。ここで水を補給できるのですが、登山口から近いので、あまり有り難くない•••。高谷池は溜水なんで、生水だと飲めない。飲んでる人いたけど

6/8 6:09

ズダヤクシュ

6/8 6:11

ガイドマップでは難所になっている十二曲ですが、騙されちゃダメです。理由は、続く•••

6/8 6:24

サクッと十二曲通過、休憩しないで、次に向かいます。ここは確かに急坂で、残雪にの直登は楽しいのですが、夏道は十二曲と言うだけあって、ジグザグに付けてあるので、斜度の割には楽です。(個人の感想です)

6/8 7:02

富士見平到着。ここから雪が出始めるようです。スライドした方に伺いました。その方はは、チェーンスパイク付けてた。自分は残雪を想定してLOWAの硬めの靴できたので、取り敢えず、そのまま向かいます

6/8 7:03

でた！安定の踏み抜き地獄。毎年この時期、ここは、こうなんだよな。そしてここから黒沢岳斜面のトラバースまでが、本当の難所だと思う(個人の感想です)

6/8 7:15

黒沢岳トラバースを過ぎて、火打山と御たいめーん。因みにこの斜面の竹林、太い良いタケノコが出るんです。タケノコと言っても、孟宗竹じゃなくて、この地方では、チシマザサ、つまり根曲竹の事です。新潟県民は愛してやみません。熊との取り合いも、いといません。それもどうかと思いますが。タケノコは取らなくても、注意が必要です。登山道は苅り払いされていますが、そこは登山道。地際から狩られてないので、斜めの杭が飛び出てる感じです。足を引っ掛けるし、手をつけば怪我します。

6/8 7:25

サンカヨウ
朝霧で、ちょっと透けた抜け感が、そそられます

6/8 7:40

高谷池ヒュッテに到着
建てたばっかりなので、キレイです

6/8 7:51

水芭蕉が咲き始め。高層湿原に春がきました。と言うか、雪が溶けるの早過ぎ！数年前は、まだ埋まっていて突っ切れたと思う。小屋の水はこの池に頼っているから、水不足、大丈夫かな？

6/8 8:04

天狗の庭に到着。この前後、歩きづらい残雪があるんで、心配な方はアイゼンを。危険な場所ではないので、滑って転んでも怪我しなさそうですが。

6/8 8:22

キヌガサソウ

6/8 8:50

ミヤマキンバイ

6/8 8:58

ラストスパート！山頂までの急登、ここにも残雪あります。

6/8 9:03

火打山、とうちゃーく。朝晴れてたのに、海側は濃いガスで、視界ゼロ。

6/8 9:14

お〜、焼山北面大地。今シーズン、BCで来たかったけど、来れなかったなー。やっぱり、単独だとチョット💦

6/8 9:31

今日の最終目的地、影火打。イメージと違って、割と広くて平。

6/8 9:38

ミヤマキンポウゲ

6/8 9:38

焼山と天狗原山。こっち方向も、縦走したいな〜。スキー縦走とか、最高だな

6/8 9:38

高妻山　雲かかっちゃってる。北アルプスは、ガスなのか霞なのか、全く見えず

お〜お〜お〜！やっと会えたよライチョウさん。5回目のチャレンジにして初遭遇。夏羽の雄だな。この後、もう一羽の雄が出て来て、縄張り争いを展開。

6/8 11:11

ライチョウさんと1時間も遊んでしまったので、急いで下山開始。高山では桜が見頃

6/8 11:21

天狗の庭。お約束の逆さ火打山、残雪バージョン

6/8 11:35

高谷池に到着。そうそう、テント場が、予約制になったそうです。そりゃそーだと感じました。だって、早い者勝ちの場所は張れるだけ状態だったので。暗いうちから登り始めないと、朝にはもう満員。流石に指定地以外に張る人はいませんでしたが、通路がないし、隣とチョー近接。話し声からイビキから筒抜け状態。ありゃー辛いわな

6/8 11:56

朝より水かさ増えてるな。当たり前か、気温が上がるし、日差しはあるし

6/8 12:05

シロバナヘビイチゴ

6/8 12:14

コミヤマカタバミ

6/8 12:24

富士見平に到着。登山道はもはや川。朝の写真と見比べてみてください

6/8 13:01

十二曲でデカく休憩。トレーニングのつもりだったから、疲れても普通なんだけど。もう少し歩けると思ったんだけどなー、雪山ばっかりあるいて、下山の足が退化してる。

6/8 14:00

最後のブナの森。あーセミが騒がしい。熊鈴の音がかき消される。熊と会いそう

6/8 14:13

ゲザーン。最後笹原でガサガサして、マジでビビった。休暇村の人が水源の整備をしていただけだった

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

パイピー

夏山に向けて、足を作らなければ、と言う義務感で山に行く事に。遠くは行く気になれないので、妙高山か火打山。妙高山もキツイけど、まとまった距離を歩ける火打山に。会の大先輩が65回登ったと言う話をタイムリーに聞いたので、多少の対抗心が湧いたのもある。絶対勝てないけど。天気予報も、雲多めと出ていて、ライチョウに会えるチャンスかもと言うのもある。どう言う理由にせよ、山に行く前日はワクワクする。朝、晴れて、山はよく見えた。トレーニングのつもりなので、十二曲には怯まない。休憩もとらず、大方の坂は登りきり、黒沢岳まで。ここから火打山はキレイに見える。見慣れたつもりでいても、山は良いなと思った。高谷池ヒュッテを素通りし、標高は2200mを超えて来た。この辺りから、呼吸が辛くなる。流行病の後遺症だと自分では思っているが、まだ治っていないようだ。休憩じゃないと自分に言い聞かせて、ライチョウを探す。ペースは落としながらも、山頂に到着。火打山ピストンだと、ややトレーニングに足らないと思い、今日は影火打まで足を伸ばす事にしていた。途中、似たようなペースのお二方と前後しながら、山頂に着いたが、お二方とも焼山方面に向かうようだ。自分も焼山に行きたい衝動に駆られたが、計画書では影火打までにしていたので、我慢する。それが良かったのか、念願の火打のライチョウさんと遭遇。嬉しくて、1時間も遊んでしまった。急いで下山。ところが富士見平辺りから、足に疲労を覚える。登れたけど下れない。雪山ばっかりだったので、下山の足は退化していることを自覚する。来週以降もトレーニングを続けよう