遠征‼初の石鎚山

2015年08月05日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.0km
• 登り: 929m
• 下り: 929m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:25
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:25

9:15 山頂成就駅
9:40 成就社
9:50 八丁坂
10:00 八丁のコル
10:40 前社が森
10:10 夜明峠
10:20 二の鎖下
12:10 12:30 石鎚山・弥山
12:40 12:50 石鎚山
13:00 13:20 石鎚山・弥山
13:30 二の鎖下
13:40 夜明峠
13:50 14:00 前社が森
14:30 八丁のコル
14:40 八丁坂
14:50 成就社
15:10 山頂成就駅
15:10 ゴール地点

天候

晴れ、山頂曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

浜松町2010（高速バスパイレーツ号今治行き）発→伊予西条0650到着
伊予西条にてオリックスレンタカー0810→石鎚山ロープウェイ0845
ロープウェイ山麓下谷0900発→山頂成就0907着

コース状況／危険箇所等

石鎚神社中宮成就（標高1400m）から八丁坂鞍部まで（1300m）下るので累積標高は高くなり行きも帰りも辛い区間です。
鞍部から山頂までの鎖場を除く登山道は木製階段が多く歩幅が合わせ辛いですね。
試しの鎖は登った後下りも有るので岩場に自信のある方が良いでしょう（私はパス）。
1の鎖は傾斜は有るが手や脚を掛けられる岩が多いので3点確保でも登れ奥穂高程度の経験が有れば可、2の鎖は手足の掛けられるところが少なく3点確保のみでは困難で腕力も必要かと、3の鎖は最後のクライマックスで垂直と思うくらいの岩場・・手、脚を掛けるのはもはや鎖頼み、3点確保は通常ハイカーでは無理！腕力勝負になります、体力に応じて挑戦してください。
山頂から天狗岳は山頂から見て岩場の右を巻いて登れば安全です。

その他周辺情報

山麓下にある京屋旅館の日帰り温泉500円があります。

写真

パイレーツ号、豊浜SA。座席には各コンセントあり、スマホ充電できます

伊予西条駅は鉄道の資料館や公園がありました

京屋旅館まえ

標高差850mのロープウェイ、あそこまでアプローチで楽チン

一応ヘル着用で登り始め

石鎚神社中宮成就社

八丁坂鞍部、ここからが本番

試しの鎖、下りも有るとの事でパスしました😰

夜明峠手前、ここの稜線がとても気持ち良かった

夜明峠

1の鎖、ここは何とかなるだろう…

1の鎖、先輩さん!とその後ろにお遍路ねーサンが登って来ちゃったよ❕キャーキャー怖いと連呼・・。仕方なくアドバイスし5mくらいの場所だったので下って頂きました。

1の鎖2段目、オーバーアクションで撮ってもらいました

2の鎖最初、鳥居の先はもはや岩壁!

3の鎖、先行のハイカーさん、帰りたくなってきた

3の鎖最後、上から撮影
もう腕がパンパン😰休憩してコンデジで撮影

3の鎖最後、下から撮影。同じく

山頂神社より天狗岳を望む

山頂神社で、ここは賑わっておりました

山頂神社から天狗岳方面直下

天狗岳より山頂神社を望む

天狗岳山頂

山頂となり

一応天狗岳登頂できました！！

感想

kamex60

今回の石鎚山は高校の先輩からお声が掛かって、『登れるうちに西方面の山へ行こう』と。決めたのは西日本最高峰・・とにかく北アルプス（長野方）より西はなくここに選定しました。
8月4日。浜松町2010発の高速バスパイレーツ号に乗るべく京浜東北線に乗っておりましたが、架線切断事故の影響で・・山の手線で回避。
バスは2台増車の満席運行、翌日伊予西条で降りるハイカーは私たちだけ、西条駅743発に路線バスがありハイカーと思われる乗客は5名。こちらは予約済みの8時開店のオリックスレンタカーで登山口までアプローチ。
遠征組みの私たちにはロープウェイはありがたく往復利用、一気に455m→1300mまで。知らない私たちは頂上まで600mちょっとでアプローチできると思いきや、成就社より100m下がってまた登る、ここが最初も最後も難所になりました。
八丁坂鞍部からの登りは急登の木製階段で歩幅のペースが取りつらく辛さ倍増、試しの鎖に到着、登る気満々の私は・・説明を読むと鎖場は登って下りも有るので自身の無い方は一般道でと。
1の鎖では滑り止めの付いたグローブで登ろうと思いましたが、たまたま通り掛かった山岳ツアーガイドに『素手が良いですよ』と。普段は鎖や岩で怪我をしたくないのでグローブや軍手を使用していました、違和感を感じつつも難なくクリア、石鎚山の鎖場では手袋をしない方が良い理由が分かりました（後ほど日記にしてみようと思います）
2の鎖場は鳥居を潜ってほぼ直角なくらいの斜度、先輩は帰りの体力も考えて迂回路を行き、私一人での挑戦❕流石に一人なので鎖場では写真が殆ど撮れないですね😰傾斜が強くなり更に岩場のピッチも長く手足を掛ける所が少なく3点確保などしづらくなりました。鎖に付いている三角形のクサリ？が足掛けになっているようですが実際に掛けるとグラつき不安定でした💦
3の鎖、テラスの様な場所がここが3の鎖小屋と思います、こちらには小学生と祖父母？のパーティが休憩中、ちっと不安・・大丈夫か心配になってきます。3点確保より腕力勝負になってきます、いゃ〜これ登れんのかなぁと一人でぼやいてしまいました、ここからも迂回路へ行けるようです。
先行の年輩の方と5分くらい開けて出発しましたがまだ15mほど上でそんなに手こずるのかしらと？実際アタックしたら手や足掛けが鎖のみになって途中で断念😱したくなりましたが…腕がパンパンになりながらやっとこさ山頂神社に到着❕2.3の鎖で30分も掛かってしまい迂回路の方が断然早く先輩が着いていました。昔の山伏は何も無いここを登って行ったのかと関心しました。

天候は南よりの湿った風が吹きガスってしまいましたが時々天狗岳が顔を出し全容が見えてきました、森林限界のないアルプス？丹沢奥のような感じですかね？
頃合いをみて天狗岳へアタック開始、神社下は5mほどの鎖を使い降りて岩場を伝い進みます、途中岩肌の部分を歩いてしまい手足を掛ける場所が少なくヒヤリ💦としました、よく見ると天狗岳に向かって右側の笹の所が巻き道になっております。10分で西日本最高峰天狗岳1982mに登頂出来ました！
下山はもちろん巻き道で、金属のしっかりした網（よく見掛けますが名前が…）で下がスカスカである意味お股がヒヤヒヤに、下山は順調でしたが…やっぱり八丁坂の最後の100mの登りが脚にこたえました😰15時過ぎに山頂駅に無事到着❕
ロープウェイで下り京屋旅館の日帰り♨へ汗だけでもと思い入りました、白濁のつるつる温泉でさっぱりします💦
帰りは松山へ抜けて道後温泉へ宿泊、本館♨も入れて温泉三昧も出来ました😄