【絶賛増水中!】熊倉沢左俣 東沢↑↓西沢↑
- GPS
- 07:14
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 836m
- 下り
- 831m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先週に引き続き今週も金曜は雨。沢的にはあまりうれしくない状況。
前回増水した倉沢でのダメージが大きかったのでかなり警戒しながら向かったのですが、熊倉沢左俣は増水してても水位がそこまで高くなく、前回ほど全身運動せずにすみ結果オーライでした。
いくつかある高めの滝は水の勢いもあるためロープを出して登らせてもらいました。
1年ぶりのエイトノットは頭では完全に忘れていたのですが、ロープ持ったら身体が覚えててちょっと感動。身体が覚えてるってあるんですね。
倉沢は釜が深く落ちても安心感がありましたが、今回はどこも釜が浅かったのでちょっと緊張感がありました。が、滝登り自体は楽しかったです。
懸垂下降も久しぶりにやり、超基本の復習ができて良かったです!あと沢下りは沢の一部になった気分になることに気が付き面白かったです。
なお、当初私は東沢と西沢両方遡行すると認識しておらず、東俣を下って二股に着いたところで「んじゃ次は西俣に…」と言われたときめっちゃびっくりしてしまいました…笑 結果的にしっかり沢を堪能してピークも踏めたので良かったです。
瑞牆マルチを楽しみすぎてだいぶ後ろにずれ込んだ今年の沢初め。
前日かなり雨が降り、当日も天気が崩れる予報もでていたが、そんなに悪くはならないだろうと踏んで奥多摩へ。狙ったわけではないが、2年連続の南秋川、矢沢。
水量によっては早々に切り上げることも想定し、熊倉沢左俣へ。落合橋前の駐車スペースあたりから沢を見ると、水量が多いことは多いが転進するほどではなかったのでそのまま遡行開始。
熊倉林道を歩き、右俣との出合いから入渓し、まずは東沢へ。
△8m+5mは水圧が強く、どちらも流心を避けて登った。8m滝は右壁から登りだし、落ち口あたりでトラバース。5m滝は右の泥と落ち葉のスラブを登った。
の5m直瀑。このあたりは水温が低く、先程の滝でだいぶ冷えたのでヤッケを着てシャワーを浴びながら登った。
ノープロテクションで登ったが、どちらも釜が浅く絶対に落ちれない。水圧で気を抜くと持っていかれるのでけっこう緊張感のある登攀だった。
1:3の二股まで行って下降。の5m直瀑は懸垂下降、△魯丱奪アップを取りつつ右岸をトラバース気味に降りた。
二股まで戻ったら西沢へ。
トイ状、ちょっとしたCS滝がいくつか出てくるが、流心は水圧が強いので、両足を張ったりバック&フットを使ったりとワイド登りができて楽しい。
伏流して平凡な渓相が続いたあと再び滝が出てくる。
Г4mCS滝はCS?という感じではあるが、技術的には一番難しそう。バック&フットでCS直下まで登り、右アンダーを持って乗り上げた。
詰めは苔苔のCS滝を左に巻いてそのまま稜線へ。雨の直後ということもあってグズグズだったが、すぐに熊倉山山頂。
降りははっきりした尾根上の作業道でルーファイは全く苦労せず。最後の急斜面をやや左にトラバース気味に降りて西沢沿いの作業道に合流。
天気は希望的な予測の通りに悪くならず。気温もさほど上がらなかったが、水をバシャバシャ浴びる沢ではないので快適。初級の沢とはいえ滝登りも結構楽しめて、良い沢初めになりました。
※丸数字は「新版 東京起点 沢登りルート100」に掲載されている番号
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