廃村八丁

2015年08月11日(火) [日帰り]

• GPS: 07:27
• 距離: 15.6km
• 登り: 710m
• 下り: 731m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:39
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:27

距離 15.6km 登り 713m 下り 737m

9:50 菅原バス停
10:53 10:59 ダンノ峠
12:02 12:09 品谷山
12:32 品谷峠
13:28 13:53 廃村八丁
15:34 15:44 ダンノ峠
17:17 能見口バス停

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

今回は被害に遭わなかったですけど”ヒル”が出るらしいです。この時期の山行きはスパッツ・長袖着用がこのましいと思います。

写真

8/11 10:23

菅原バス停よりホトケ谷を歩き、ダンノ峠に突き上げる尾根を登る。

8/11 10:56

峠手前の登り

8/11 11:27

ダンノ峠より尾根を歩く。

8/11 11:45

尾根は自然林で、快適な尾根歩きが楽しめる。

8/11 12:03

品谷山山頂

8/11 12:23

尾根上には「あっと」驚くような巨木がある。

8/11 12:37

品谷峠よりスモモ谷を下る。

8/11 13:23

”八町小屋”、村長さんは今日は、いらっしゃらないようだ。

8/11 13:24

小屋の脇には気持ちのよさそうなベンチがある。

8/11 13:37

”廃村”には、すでに家は無く石垣が残るのみである。

8/11 14:08

廃村にて、尾根へ上がる道を発見。階段状の道には丁寧に石が敷きつめられ、これはもしかして？

8/11 14:00

参道です。頂上には”お社”がある。

8/11 14:02

お社には「明治15年　奉納」と書かれた板が設置されている。

8/11 14:06

参道の途中には”謎の石”が？

8/11 14:07

石版にはー現在の八丁二番地を所有せんと発起人が明治元年より多大の苦心と費用を償　明治九年に京都府の許可を得て今日に至る〜うんぬんーと刻まれている。どうやら”記念碑”らしい。

8/11 14:06

記念碑の脇にが台座があり、ここから滑り落ちたようだ。

8/11 14:13

古い石臼が放置されている。

8/11 14:15

8/11 14:41

廃村より刑部谷をつめる。

8/11 14:46

小さい滝がある。

8/11 14:45

滝を巻く少々トホホな道。

8/11 14:59

小さい滝を巻くと”刑部滝”が現れる。

8/11 14:58

滝の東側の尾根を直登するルートがあり、今回はこの道をトレースする。（正規の道は奈良谷の方へ回り込んで急斜面を登る）

8/11 15:02

それにしても、かなりの急斜面だ。お助けロープがある。

8/11 15:07

この急斜面を100mぐらい登る。今回登りだが、逆ルートはかなり怖いだろう。

8/11 15:11

やっと支尾根に出た。

8/11 15:31

滝を越えれば、高原状になる。

8/11 16:37

尾花町の部落

8/11 17:05

能見口のバス停

撮影機器：

CA100 SANYO Electric Co.,Ltd.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン グローブ 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ 虫よけ剤

感想

yoritenn

　”廃村”と聞いて、皆さんはどのようなことを思いうかべますか？
　　　それは、ホラーめいた朽ち果てた部落
　　　それとも昭和で時が止まった家々
　　　誰からも忘れられた村
色んなことを想像してしまいますね。

　今回は事実を確かめるべく、京都北山にある”廃村八丁”に行って来ました。
　その名に相応しく山を越え、沢を下りたどり着いた村は、
　　　沢のせせらぎが響く
　　　谷の中にぽっかり存在する
　　　実に気持ちの良い高原
でした。（廃村になったのが戦前のことなので石垣以外の遺構は残っていない）
　
　ここで、いにしえの村のことを思いながら、しばらくの時を過ごしました。
　なにか、感慨深いものがありました。