六甲全縦走~の途中で熱中症になってしまいました
- GPS
- 04:53
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,212m
- 下り
- 972m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:05
天候 | 30℃ 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道が入り組んでいてかなりわかりにくい |
写真
感想
熱中症になっちゃった!まあ前回の鵯超駅→宝塚と今回の須磨海浜公園駅→鵯超駅で全ルート下見はできたので次回頑張ろう、涼しい季節なら絶対できる!
須磨浦公園駅に6:12下車。トイレに行こうとしたら駅内になくてこの先トイレの看板のとおり進むが意外と遠い、登る予定だった階段を通り過ぎて駅から200mくらい行くと小高い丘にトイレがあり海を見晴らせる。すでに予定ルートから外れているがまあ大丈夫だろうと傍の二車線分はあるコンクリート道を走り登る、鉢伏山は観光地なのかルートが枝分かれしているがとにかく登れば頂上に辿り着けるんじゃないかな。近くにこんな整備された低山がある六甲民が羨ましい、うちの近くも50m級の丘だらけだけどどこもかしこも車道で走ってて楽しくないんだもの。ロープウェイ駅に着く、以前テレビ番組で見てチェックしていた喫茶店がここにあるらしく、いつかまた来たい。旗振山からは綺麗な淡路島が見える、鉄拐山に向かうといよいよ公園からトレイルと言った感じだが朝の散歩のおじいちゃんおばあちゃんがたくさんいてあんまり登山道って雰囲気ではない。ラジオ体操してる人もいた。鉄拐山頂上からはこれから向かう六甲の山々が望める。しばらく進むとおらが茶屋、カレーとか食べれるらしいよ!市街地に向かう下り階段は耳をすませばの名シーンみたいだった。市街地をしばらく走り、栂尾山の麓に着いたら左にしばらく巻いてド直登階段のお出まし。いや~ほんとにきつい、距離は短いけど心臓破りだった。階段を突破して栂尾山、横尾山と通過すると馬の背、あんな岩肌の絶景が市街地のすぐ裏手にあるなんてすごい。少し進むと分岐、尾根沿いの道には「この先不明瞭」と書いてあるぼろぼろの看板が朽ちて地面に置いてありなんだこりゃとなった、後ろから来た人に聞いたら左の下り道が正解らしく着いて行った。市街地に出ると地図片手になんとか進む、ちらほら「六甲全縦→」みたいな看板があるけど普通に見落とすレベルだし山と高原地図に書いてないので下調べをおすすめする、私は事前に地図にマーカーで書き込んだ。途中コンビニに寄り飲み物を補給、高取山へ進む。高取山はかなり登山道って感じ、さっきまでみたいなべらぼうに固い土質じゃない、すんげえ蚊がいてベンチに座ると無限にたかられる。馬の背あたりから同じく全縦走をしてた人と談笑していたのだがどうにも調子が出ず、呼吸も異常に乱れていたので別れを告げてベンチで休む、ペースが早すぎたのだろうか?サンダルで走るには地面が固すぎて疲れたのかなぁと思う、シャリバテな感じもしたのでベンチに座りわらび餅を食べた。その間数十匹の蚊が私を取り巻いていた。数十mの登りが途方もなく遠く感じる、高取山の頂上付近は神域故に走るのは禁止らしい、ちょうど疲れてたから歩いてぽとぽと降りる。トイレがあり顔を洗う。これから登る人と随分すれ違う。高取山から降り、市街地の軽い登りで足が進まなくなり道の脇でへたり込んでしまった、どうにか足を進め、ルートの近くにコープ丸山というスーパーがあることを下調べしていたのでアイスを買おうと向かう。クーリッシュにポカリ2本に三ツ谷サイダーを抱えてレジで「PASMO使えますか」って聞いたが聞き取ってもらえなくて、自分の声が頭の中で反響しすぎてまともに発音できてないことに気づいた。しばらく走ってないのに呼吸が乱れっぱなしだし。とりあえずアイス片手に市街地を進むがなんども足が止まるしランニングしてるように呼吸が乱れる。またしても登りがありしばらく休んでいたら後方から全縦だと思われる人が歩いてきて頑張ろうと立ち上がり進む、登りきった場所でどちらに進むかわからなくなり後方にいた人に道を聞いて20回近く全縦完走してる地元の健脚さんであった。しばらく談笑しながら走るがやっぱりまずいなぁと思い浄水場で別れて水道で水を浴びた。しばらく頭を流水で流したり手足を冷やしてよし行くぞと走り出したがあまりにペースが上がらず、菊水山の登りでこのペースでは宝塚に着けないしなんなら新神戸までも無理かもとなり引き返す、また浄水場にお邪魔して頭じゃばーーって洗ってたら多少マシになった。ぼろぼろになりながら鵯越駅まで向かう、歩くだけで全速力で走っているように呼吸は乱れ、息を吸う音と吐いた音とが頭の中で反響してさながらジェット機の横にいるみたい。右耳の奥がズキズキと痛み、なぜか肋骨がいたいし頭も痛いし、おそらく脱水にはなってないので体の熱を逃しきれなくてオーバーヒートしてた。なんとか鵯越駅に着いて下山完了。
駅でしばらく寝たら治るやろ~~治ったら須磨シー行こ~~って思ってたけどなんか全然治らなくて2、3時間日陰で休憩したあと新開地駅の涼しいとこ移動したらあまりの冷房に震えて温かみを求めて外に出たら思いの外治安が悪くて泣きながら大阪に向かった。とほほ~
感想と反省
・猫が多い、猫と猪の街六甲🐈🐗
・コンクリートが多いのは言わずもがな、トレイルもかなり土質が硬い、全体の5割くらいコンクリと思っていい
・どの山も人が多くて薮漕ぎはないと思っていい、ヤマビルはいない?靴下履く意味なかったね、でもコンクリート痛いからランシューでもいいかもね
・低山の夏を舐めていた。まず六甲なら短パンでいいし長袖の必要もそこまでなかったかな。
・菊水山の登りまでは高揚感でなんとかなってたけど戻った途端もうだめだった。本当に引き返してよかった。あと浄水場もあってよかった。あちあちの脳を流水で洗い流せました。
・ちょっと睡眠不足だったのと朝ごはんの量が少なかったのが少し起因してるような、でも普段の登山でも寝不足朝ごはん不足はよくしてるので原因の1割ぐらい、外泊苦手で寝付けなかったがよくない
・先週の蛭トンのあと筋肉痛と時間がないことを言い訳にしてランニングしてなかった。暑熱順化ができてなかったんじゃないの?先週の蛭トンはもっと暑かったけど滝汗でカバーできてたのか脱水になるまで調子よかった。暑熱順化はすぐ解けるらしいから、夏の低山ちゃんとやるならもっとトレーニングするべきだった
・この調子じゃゼロ富士も無理じゃん、気合いじゃどうにもならないくらい夏がしんどい
・ポカリ3L余っちゃった、どうするこいつ
・六甲4回目だけど丹沢と比べてとんでもねえ数の蚊がいるしなんか蜂も多い気がする。海が近いからか湿気むんむんなのも熱中症の一因か?
暑熱順化しろーーーーーーーー!!!!!!!!!!!暑熱順化!!!!しなさーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!暑熱順化しろ!!!暑熱順化しろ!!!!!!暑熱順化しろ!!!!!!!!!!!!!!!暑熱順化しなさーーーーーーーーーーーーーーーーい👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊
熱中症はキツイですね。
山の中で倒れたりなんかしたら本当にシャレにならないのでお気をつけ下さい😭
先日山猫さんに熱中症お気をつけてと言ったばかりなのに情けない😭街中ばかり走る六甲の序盤だからよかったものの山奥だったら帰るのに相当苦労したと思います...登山でアドレナリンが出てると変に頑張れちゃうので体調管理や暑熱順化をちゃんとして夏山を安全に楽しみましょう...!
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