西丹沢自然教室→檜洞丸→同角山稜→とんでもなかった雨山峠越え→寄
- GPS
- 12:02
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,653m
- 下り
- 1,907m
コースタイム
- 山行
- 11:28
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 12:03
天候 | 晴れ、山頂方面で多少のガス。夏の丹沢は暑い! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
〜小田急”新松田” JR松田〜JR谷峨 交通系ICカードが使えないので切符を購入¥200 富士急湘南バス JR谷峨〜西丹沢自然教室¥760 新松田駅乗車よりtotal220円安い 帰路 最終バスが出た後だったので、タクシーで寄BS→渋沢駅 この日は松田町で花火大会が開催された。 混雑していると思われるので、渋沢のタクシーを手配。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◯西丹沢自然教室〜檜洞丸 最初の車道からゴーラ沢出合までは、足慣らしです。 沢からは、いきなりの急登続き。階段、鎖、梯子。 頂上付近になると、お花畑の木道が続き急登のしんどさを忘れさせる程の美しさ。 ◯檜洞丸〜ユーシンロッジ 小さなアップダウンが続きます。しかも、稜線が細い! 長い鎖場、階段、梯子が随所に。 登山道の両側にアザミの植え込み? が多数有ります。 スラックスの上からもチクチクと葉先のトゲが刺さります。当分の間、コレに悩まされます。 全体的に木道や木階段以外は、注意して通過しなければいけない登山道です。 ◯ユーシンロッジ〜雨山峠 林道から峠道に入ると、整備された丈夫そうな長い桟道が続きます。 しかし所々登山道が寸断されていて、その度に川床に降りその先で階段を登ります。 すべての迂回路に案内が表示されていませんので、自己判断も必要です。 ◯雨山峠〜寄 寄コシバ沢まで、とんでもなく崩壊した登山道が続きます。 登山道は崩壊。川床をけっこう歩きます。川床は石が多いので歩きにくい。 上を見上げると、宙に浮いた傾いた桟道が何箇所も見えます。 寄コシバ沢の桟道は落ちて通れません。 少し上流側の沢に降り、沢の先でワイヤーにつながっている桟道に取付きます。 危険度が大きく、ルートファインディングも必要です。 寄コシバ沢から先は、ゴーラ沢のような渡渉が3箇所くらい?有ります。 水量はゴーラ沢より、少し多めです。 林道に出てからは、長〜〜い道路歩き。 雨山峠からこちらは、特に川床歩きが多いので、荒天時は危険すぎます。 入山は絶対! ダメです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 水分5L持って上がる。青ヶ岳山荘さんでコーラ0.5L追加。 下山時、水0.5L残る。 暑さ半端なかった。 |
感想
西丹沢に初挑戦の山行です。
計画では、檜洞丸から蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳を縦走して大倉BSへ下山でしたが、
急に暑くなったこの日、お盆休みでなまった体には非常にこたえました。
多量の汗と思うように進まない足。
これは、めっちゃしんどい山行になりそうな予感がしました。
檜洞丸で今後のコースを検討する。
登る途中でお話しさせてもらった、スケートのパトリック・チャンに似たイケメンのおにーさんが、『ユーシンへ降りて玄倉へ戻ります。』の言葉に心を動かされ、
同角山稜へ向かうコースへと変更します。
程なく、おにーさんと再会。 しかし、また各自のペースで山行開始。
この同角山稜、暑さにバテた体にはアップダウンが微妙にこたえます。
何回も足が攣りそうになったので、”芍薬甘草湯”を服用。
薬で騙し騙し山行を続けました。
そうこうしているうちに、ユーシンロッジに到着。
時間的に玄倉BSの最終バスへギリギリ時間。 もし間に合わなかったら駅まで遠い。
シュラフを持参しているので宿泊も考えます。
しかし、明日午前中に用事があるので、駅に近そうな寄BSへコース変更。
夕闇迫る時間に”雨山峠”。 凄くハードな峠越えです。
峠までは川床に降りたり登山道に戻ったり、峠の先は楽な下りかな? と・・
峠でヘッデンと手持ちのライトを装備する。
楽なんて・・とんでもない!!
石ゴロゴロの川床歩き。崩壊した登山道の迂回だらけ・・
GPSでルートをチェックしながら、注意して下っていく。
ゴーラ沢より水量の多い沢を3箇所くらい渡渉。
すっかり夜になってしまったので、ルートファインディングには十分注意します。
日中は判りやすい登山道も、夜は十分注意しないと道迷い、遭難する危険性が
有ります。 そんな人は私だけ?
ずいぶん下ってから樹林の中を下っている時、闇夜に光る小さな点。
よく見ると、蛾の目でした。光るということは聞いたことが有りましたが、
実際見るのは初めてです。
道路に降りてからは、長〜いけれども気楽な歩きです。
21時。寄BSでバスの時間を見ると、・・終わっている・・やっぱり・・
タクシーで帰るしかない。
今日は、松田で花火大会。タクシーが出払っているそうで、時間が判らない。
道も混んでそうだなぁ・・
じゃぁ渋沢のタクシーを呼ぼう。行き先が渋沢駅だったら問題ないだろう。
読みは大正解。しかも渋沢のタクシーは小田原のタクシーより安いそうです。
タクシー待ちの間、スパッツを外すとヒルが。スパッツに取付いていたんですね。
一緒に山行してくれていたようです。
お礼にアルコールのシャワーをプレゼントしました。
自宅最寄りの駅からバスで帰宅する。 バスが運行している有難みがヒシヒシと。
なんとか、日付が変わる前に自宅へ帰り着いた。 お疲れ様でした。
夏の丹沢は甘くないよ・・と 勉強になりました。有難うございました。
追記
同角山稜の途中で追い抜いたイケメンのおにーさん。
あれからどうしたんだろう? 玄倉BSへは間に合わなかっただろうに。
ユーシンロッジに泊まったんだろうか・・おっちゃんは心配していますが・・・
逆にヘロヘロで歩いていたおっちゃん、無事下山したんだろうか と思われていたりして・・。 お疲れ様でした。
skywatcherさん こんばんは。ご無沙汰しています。
当初の予定は、西丹沢自然教室から大倉BSまでの主稜縦走、もしかして牛乳プリン狙いですか?
1か月前の台風の影響で、犬越路や白石峠方面で落石リスクがあると西丹沢自然教室HPで注意喚起しています。雨山峠方面の登山道も影響がでていたんですね。
西丹はほとんど行ったことがないので、そろそろ行ってみたいと思っていたところだったのですが、もう少し様子を見ることにします。
土曜日の夕方に軽くジョキングしましたが、かなり蒸し暑く足が上がらず、有に7分/Kmをオーバーいたしました(自分なりには一生懸命走ったつもり)。
そんな蒸し暑い中、午前様にならず、なにより無事のご帰還、本当にお疲れ様でした。冷たいビールで癒してください。
hadahiroさん 今晩は。こちらこそご無沙汰しています。
夏の蒸し暑い丹沢の洗礼を受けてきました。
登山途中に起きた攣りそうになった足の痛みは熱中症の初期症状だったかもしれませんでした。 恐るべし丹沢。水だけではダメだったような気がします。
気になっている”牛乳プリン”。もっと早い時間に下山しないと有り付けないようですね。
今度は、フジアザミと尊仏岩と牛乳プリン目当てで登ろうかな・・と思っています。
公共交通機関でのアクセスは、どうしても山行開始時間が遅くなって、ハードな登山を計画すると帰りの時間が遅くなる・・地元の方はいいなぁ〜 と・・
ユウシンで一泊してから蛭ヶ岳狙いも有りかな?
お陰様で今回の山行が終わって、疲れてヘロヘロで帰り着いてもビールだけは忘れませんでした。 次の日、なんと体重が4キロも減っていました。(^_^)v
減量トレーニングにもなる”丹沢” また、今週末も・・行ってみようかな?
また、よろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する