記録ID: 709391
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ハイキング
中国
荒谷山を細坂川に沿って登る
2015年08月22日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 399m
- 下り
- 509m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
10:26
0分
スタート地点(青坂神社)
10:26
ゴール地点(イトーピア最奥部登山口)
上りはバリエーションルート 下りは一般登山道
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
荒谷山を細坂(ほっさか)川に沿って登る 日時:2015年8月22日(土) 天気:晴時々曇り コース:安佐町境原〜青坂神社〜細坂川沿い〜道なき道〜荒谷山本峰と南峰との間の鞍部の上部〜荒谷山(630.9)〜南峰(571)〜不動院〜鐘付堂〜イトーピア最奥部荒谷山登山口 メンバー:単独 境原(久地といった方がわかりやすい)から本峰西尾根(仮称)と南峰西尾根(箇所言との間に流れる細坂川に沿って荒谷山に登る。かつて逆コースを下ったような気がするのだがほとんど憶えておらず。 登山口である青坂神社(神社と言っても鳥居があるわけでもなく小屋風の古い建物が残っているだけ)近くまで車で送ってもらう(ここまで道は狭いものの車での進入可で駐車場所もある)。隣の広島市の水道施設(金網で囲まれた貯水槽)を過ぎても舗装路が続くが 、路面に笹などが茂って車では無理。そのうち道は狭くなり山道になるが、進むにしたがってヤブがひどくなり前進不能状態。歩き始めて間もないところで引き返すわけにも行かない。そこでヤブを避けて右手の川(細坂川)に入る。小岩のゴロゴロする川原が続く。いつまでも川を遡っていては本来の山道から外れるばかり。じき川から離れて右岸(上流から見て右側)の山の中に入る。すると踏み跡らしきものがあったのでしめしめと思って辿ってみた。所々倒木などで邪魔され不鮮明な所もあったが、何とか続いた。おそらく古い地形図に載っていた点線路ではないかと思われた。 そのうち傾斜も緩くなり下草のない灌木帯に変わると踏み跡もはっきりしてきた。この踏み跡さえ辿れば荒谷山南峰と本峰との間の鞍部に難なく達せると思ったが、考えが甘かった。地図上では読み取れないような枝沢が次々と現れ、沢向かいの踏み跡が中々見つからない。そのため枝沢と本沢との間の急斜に取っ付き、藪の中を直登する。すると思いがけずはっきりとした踏み跡に出くわし、ほっとした事もあったが最後と思われる枝沢では登れど登れど踏み跡はない。対岸のどこかに踏み跡があるはずだと思い、じっくり見つめる。すると何やら踏み跡らしきものが見えたのでこれだと思い取っ付いてみたが、そのうち消えてしまった。おまけに気がつけばストック2本のうち1本がない。振り返れば結構登っており、引き返す気にもなれず、あきらめてそのまま急斜を登り続けた。いずれははっきりした踏み跡に出会うだろうと期待しながら登るものの、その気配は一行に見られない。ヤブからシダへ代わり、シダを掻き分けながら登ると下草のない灌木帯に入った。 現在地を確認するためスマホのGPS(山旅ロガーGOLDと地図ロイド)を呼び出す。地図で見る限りは荒谷山の本峰まではそれほど遠くない。しかし目の前の尾根を見ると傾斜はますますきつくなるばかり。あと一踏ん張りかもしれないが、疲れ果てて気はますます重くなってくる。これから先、身体がもつのかどうか不安になってくる。 ところが神が私を助けてくれたのか獣道のようなうっすりとした踏み跡が目の前に現れた。右手にトラバース状に走っていたのでひょっとすると一般道に通じているのかも知れないと判断し、最後の力を振り絞って歩いた。所々うるさい倒木があったもののわずか6分ほどで南峰から本峰へ向かう道へ出てほっとした。そしてここからわずか1分足らずで展望の開ける小岩に出くわし、それから7分ばかり登ると荒谷山の本峰だった。ところがこれまた足取りが重く何と長かったことか!ひょっとすると3日前から飲み出したクスリの副作用ではないのかと疑いたくなった。 山頂には安佐北里山いちばんを目指して登っている登山者が一人だけいた。枯れ木に腰を降ろしてコンビニ弁当を広げたのは良かったが、バランスを崩して丸ごとひっくり返して食べられなくなった。それを見た登山者が、残っていたクリームパンをザックから取り出し「これを食べて下さい」と言われたので有り難く頂戴したが今でもパンの味が忘れられない。 ほんとうに有り難うございました。 (参考タイム) 上り 青坂神社(細坂川沿い 1.30)南峰と本峰との鞍部の少し上(0.08)荒谷山本峰 下り 荒谷山(0.15)荒谷山南峰(0.26)不動院(0.26)イトーピア最奥部の登山口(0.20)アストラム長楽寺駅 |
写真
感想
枝沢多く、最後は踏み跡を見失い急斜の薮こぎ。山も大きく結構疲れた。
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