大雪山【黒岳→旭岳】
- GPS
- 05:56
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,233m
- 下り
- 1,172m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:56
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
・大雪縦走パス3900円 【行き】 層雲峡→黒岳ロープウェイ・リフト 【帰り】 旭岳ロープウェイ→旭川駅までバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
・整備されていて危険な箇所ほとんどなし ・黒岳、旭岳ともに登りはそれなりの斜度あり (旭岳の下りは小石で滑りやすい) ・黒岳〜旭岳は遮るものがなく、風、日差し対策が 必要。ガス時はルート確認が大切そう ・雪渓の上を歩くことはなかった ・ヒグマは見かけなかったが、麓のビジターセンター 等で情報の収集をしておく |
その他周辺情報 | ホテルベアモンテ 1140円 (JAF割引100円) ※旭岳ロープウェイ駅から徒歩3分 広くて綺麗で快適 サウナあり |
写真
感想
昨年に続く2回目の北海道登山は、大雪山、阿寒岳、羊蹄山の3パターンで計画し、天気を見て、大雪山の黒岳から旭岳の縦走に決定。
当日の朝はガスっていたが、天気は曇りでますまずのスタート。始発のロープウェイ、リフトに乗り、まずは黒岳へ。日差しはあまりなかったが、それなりの傾斜があるため汗がポタポタと。
黒岳山頂に出ると石室に続くゆるやかな下り斜面と、先に見える御鉢平や北鎮岳の風景が北海道らしい。
ここから大きなアップダウンは少なく、石室からしばらく気持ちのよい登山道を歩くと御鉢平展望台へ。褐色系の底地に数本の小川の筋が見え、生きている火山を肌で感じる。左手に平を眺めつつ中岳に到着。ここからの展望は緑の草地も広がり、アイヌの神々が遊んだというのもうなづける。
その後、間宮岳、7月下旬にヒグマの目撃情報のあった間宮岳分岐まで、なだらかで広大な山をたまに若者の集団や単独者とすれ違いながら進む。
裏旭キャンプ指定地からは旭岳山頂への急な斜面が待っていて、富士山のように砂地が続くので、ズリズリしながら登る。途中からガスってきて、山頂に着くと旭岳ロープウェイ側は真っ白。登ってきた間宮岳方面は少し雲がかかっていたが、懐深い山容を見せてくれた。
旭岳からの下りもそれなりの傾斜があり、滑らないように足先に気を遣う。何度か小石でズルッと滑っているうちに水蒸気の噴出口が複数の場所から見えてきた。下るほどに少し蒸し暑くなりじ、シューという音も聞こえ、大地の呼吸を感じる。
姿見の池まで来ると観光客が多くなる。夫婦池を周遊して、無事旭岳ロープウェイ駅に到着してゴール。
コースの前後でロープウェイを使ったので、比較的楽に縦走でき、北海道の広さを思う存分堪能した。また、黒岳から旭岳の間は人が少なく、解放感満載。
昨年、十勝岳、トムラウシまで登り、旭岳に行けなかった分、満足度の高い北海道登山だった。
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