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Yamareco

記録ID: 7106451
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北海道

斜里岳

2024年08月03日(土) [日帰り]
12拍手
T_HAYASHI その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:45
距離
10.7km
登り
1,048m
下り
1,040m
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5 km
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
0:45
合計
6:40
距離 10.7km 登り 1,048m 下り 1,040m
6:44
6:45
84
8:09
25
8:34
8:39
16
8:55
9:10
14
9:24
9:36
23
9:59
46
10:45
10:47
50
11:37
11:44
34
12:35
12:38
1
12:39
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
8/2 16時頃 みどり工房しゃり そよかぜキャンプ着
8/3 朝5時 撤収、同キャンプ場発
  5時半頃に清岳荘に到着。途中からダートになりますが移動に問題ありません。
コース状況/
危険箇所等
清岳荘から旧登山口までは林道歩き。
旧登山道から下二俣、旧道、上二俣までは沢歩きとなります。
水量次第ですが、沢歩きを多く体験されている方、または渓流釣りとか川遊びに慣れている方なら全然問題ありません。
旧道が使えるか否かは清岳荘の登山口前に立ててある案内を見るしかありません。
(SNSでリアルタイムで公開されているかまでは不明)
防水性あるゴアテックスとミドルカット登山靴なら一時的に4,5cm水没しても濡れることはありません。
私は地元(長野県)で子どもの頃から川遊びを多く経験していました。危険な事も経験しています。
経験されていない方は飛び石を探すにしても大変な道のりになります。

私の山経験では百名山ではありませんが、北アルプス餓鬼岳白沢登山道の方がはるかに厳しかったです。
それ故の今回の記録です。
不利な事は、地元の山ではない事でした。
水質、水中の岩の状態、周囲の植生…。何も分かりません。
四季を通じてそこに住んでいる人でないと分かりません。
念のため、滑り止めとしてチェーンスパを持参していましたが、水中の岩に苔が生えておらず、非常に安定したグリップを確保出来ていたので使う事はありませんでした。
用心に越したことはありません。
5時40分に清岳荘に到着しました。
駐車場はまだ十分に余裕がありました。
すでに何組かのPTが出発された様です。
追いかけます。
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5時40分に清岳荘に到着しました。
駐車場はまだ十分に余裕がありました。
すでに何組かのPTが出発された様です。
追いかけます。
旧道が通れるか否かはこの案内をみるしかありません。
地元のリアルタイムな情報が頼りの綱です。
今日は行かれるようです。
安心しました。
旧道が通れるか否かはこの案内をみるしかありません。
地元のリアルタイムな情報が頼りの綱です。
今日は行かれるようです。
安心しました。
笹路をスタートしてすぐに林道におります。
ここに来る途中にこの林道との分岐がありました。緊急車両以外は通行止めになっていましたが、この道とリンクするのでしょう。
笹路をスタートしてすぐに林道におります。
ここに来る途中にこの林道との分岐がありました。緊急車両以外は通行止めになっていましたが、この道とリンクするのでしょう。
K氏の足の調子が良くない様です。
K氏にとってこの山は98座目。諦める訳にはいきません。
時々、調子を聞きながら進みました。
K氏の足の調子が良くない様です。
K氏にとってこの山は98座目。諦める訳にはいきません。
時々、調子を聞きながら進みました。
沢に入りました。
沢を左右に渡渉しながら進みます。
思った以上に水量がなく、飛び石で進みました。
この飛び石ですが苔も生えてないのでグリップも大変良く効きました。
沢に入りました。
沢を左右に渡渉しながら進みます。
思った以上に水量がなく、飛び石で進みました。
この飛び石ですが苔も生えてないのでグリップも大変良く効きました。
流れは厳しくありません。
沢靴なら問題なく直進できます。
流れは厳しくありません。
沢靴なら問題なく直進できます。
飛び石は苔むしていませんでした。
石が赤く酸化したようになっています。
苔も生えていません。
石の置かれ方次第ですが、グラつかない石を選び短いステップで飛んでいきます。
大きく飛んではダメです。石を上から抑えるイメージで飛びます。
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飛び石は苔むしていませんでした。
石が赤く酸化したようになっています。
苔も生えていません。
石の置かれ方次第ですが、グラつかない石を選び短いステップで飛んでいきます。
大きく飛んではダメです。石を上から抑えるイメージで飛びます。
先行していたPTに追いつきました。
少し難儀している様です。
申し訳ありませんが先に行かせていただきました。
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先行していたPTに追いつきました。
少し難儀している様です。
申し訳ありませんが先に行かせていただきました。
下二俣直下に旧清岳荘跡地がありました。
小さな小屋跡でした。
3畳程度の大きさでしょうか?
下二俣直下に旧清岳荘跡地がありました。
小さな小屋跡でした。
3畳程度の大きさでしょうか?
下二俣の分岐点に来ました。
帰りは熊見峠からここに下りてきます。
下二俣の分岐点に来ました。
帰りは熊見峠からここに下りてきます。
旧道を進みます。
大きな岩がある所は巻き道を進みます。
結構な急登です。
旧道を進みます。
大きな岩がある所は巻き道を進みます。
結構な急登です。
写真で白くなっている部分は浅瀬(3~5cm程度)なので、その上を歩きます。
水の中の方が滑りません。
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写真で白くなっている部分は浅瀬(3~5cm程度)なので、その上を歩きます。
水の中の方が滑りません。
写真で見るとスベスベに見えますが、滑ることなく普通に登れました。
鉄分を多く含んでいる水でしょうか?
生物が住んでいる感じがありません。
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写真で見るとスベスベに見えますが、滑ることなく普通に登れました。
鉄分を多く含んでいる水でしょうか?
生物が住んでいる感じがありません。
むしろ、この様な岩の上を歩くのが緊張しました。
足場はあるのでステップさえ見切れば特に問題ありません。
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むしろ、この様な岩の上を歩くのが緊張しました。
足場はあるのでステップさえ見切れば特に問題ありません。
これは直進です。
左隅の方が滑るので危険です。
登山者が歩いた土が大量についているので滑るのです。
先に述べた通り、水の流れがある岩の方が滑りません。
靴は防水なら少しぐらい沢に入っても関係ありません。
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これは直進です。
左隅の方が滑るので危険です。
登山者が歩いた土が大量についているので滑るのです。
先に述べた通り、水の流れがある岩の方が滑りません。
靴は防水なら少しぐらい沢に入っても関係ありません。
苔や落ち葉の上に載らない様に注意します。
苔や落ち葉の上に載らない様に注意します。
K氏が立ち止まりました。
この岩を右から左へ渡らなければなりません。
ここは私が先行しました。
行き方が分かれば問題ありません。
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K氏が立ち止まりました。
この岩を右から左へ渡らなければなりません。
ここは私が先行しました。
行き方が分かれば問題ありません。
大きな滝を巻きます。
巻き道の方が滑りやすいです。
足元に注意です。
あんまり足元だけ見ていると木に頭をぶつけます。
大きな滝を巻きます。
巻き道の方が滑りやすいです。
足元に注意です。
あんまり足元だけ見ていると木に頭をぶつけます。
お助けロープが使える所は遠慮せずにロープを使用します。
お助けロープが使える所は遠慮せずにロープを使用します。
K氏が登り終えた所で私も登ります。
K氏が登り終えた所で私も登ります。
斜度も緩くなってきました。
斜度も緩くなってきました。
右岸を進みます。
右岸を進みます。
水量が徐々に少なくなりました。
この辺りから右岸を登ります。
ここが核心部の様です。
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水量が徐々に少なくなりました。
この辺りから右岸を登ります。
ここが核心部の様です。
ここは右岸端を登らずに沢の中を歩きました。
黒い部分ですね。
全然滑らないので、この方が安全でした。
水から揚がった所が逆に滑りました。
相方はストックをついて登りましたが、私はストックは不要でした。
実際に訪れて見てこれまでの自分のスタイルと照らし合わせて最適なルートを見出してください。
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ここは右岸端を登らずに沢の中を歩きました。
黒い部分ですね。
全然滑らないので、この方が安全でした。
水から揚がった所が逆に滑りました。
相方はストックをついて登りましたが、私はストックは不要でした。
実際に訪れて見てこれまでの自分のスタイルと照らし合わせて最適なルートを見出してください。
通過すると沢幅も狭まり、小さな沢を歩きます。
通過すると沢幅も狭まり、小さな沢を歩きます。
上二俣を通過します。
右に行くと熊見峠にでます。
沢登はここまでです。
上二俣を通過します。
右に行くと熊見峠にでます。
沢登はここまでです。
そのまま稜線にあがります。
ザレている急登でした。
稜線にあがると風通しが良く気落ちが良かったです。
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そのまま稜線にあがります。
ザレている急登でした。
稜線にあがると風通しが良く気落ちが良かったです。
稜線から山頂までは30分程です。
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稜線から山頂までは30分程です。
初段の岩場を登れば山頂は目の前です。
初段の岩場を登れば山頂は目の前です。
山頂に何名か人が見えますね。
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山頂に何名か人が見えますね。
山頂手前に神社がありました。
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山頂手前に神社がありました。
そのまま登り詰めて山頂に立ちます。
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そのまま登り詰めて山頂に立ちます。
記念撮影
拝啓の斜里の畑がのコントラストが素晴らしいです。
ほとんど独立峰なので視野が広いです。
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記念撮影
拝啓の斜里の畑がのコントラストが素晴らしいです。
ほとんど独立峰なので視野が広いです。
景色を堪能したところで休憩しようとしましたが、虫が多すぎたのでいったん稜線コルまで戻る事にしました。
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景色を堪能したところで休憩しようとしましたが、虫が多すぎたのでいったん稜線コルまで戻る事にしました。
左下に見える茶色の剥げた所まで戻ります。
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左下に見える茶色の剥げた所まで戻ります。
コルで休憩した後、上二俣へ下山します。
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コルで休憩した後、上二俣へ下山します。
上二俣分岐から熊見峠へ向かいます。
上二俣分岐から熊見峠へ向かいます。
しばらく平行道を進みます。
良く歩かれており、歩き易かったです。
しばらく平行道を進みます。
良く歩かれており、歩き易かったです。
時々振り返ります。
右に見える剥げたコルを下ってきました。
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時々振り返ります。
右に見える剥げたコルを下ってきました。
徐々に離れていきます。
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徐々に離れていきます。
小さなアップダウンを繰り返す様になりました。
小さなアップダウンを繰り返す様になりました。
熊見峠を見下ろすピークまで来ました。
よく写真で見ますね。
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熊見峠を見下ろすピークまで来ました。
よく写真で見ますね。
最後のピークに熊見峠の看板がありました。
ここから下二俣へ急降下します。
最後のピークに熊見峠の看板がありました。
ここから下二俣へ急降下します。
崩れている所もありますが、整備はされています。
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崩れている所もありますが、整備はされています。
結構下ります。
これは登りだと大変ですね…。
ここで北アルプス立山の称名滝にある八郎坂(上級者限定)を思い出しましたが、そこまでの坂ではありませんでした。
(あれは怖い思い出しかない)
整備がしっかり出来ていますから安心して下れました。
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結構下ります。
これは登りだと大変ですね…。
ここで北アルプス立山の称名滝にある八郎坂(上級者限定)を思い出しましたが、そこまでの坂ではありませんでした。
(あれは怖い思い出しかない)
整備がしっかり出来ていますから安心して下れました。
K氏の足の不調が気になります。
少し休みながら下っていきます。
K氏の足の不調が気になります。
少し休みながら下っていきます。
熊見峠のピークから1時間要して下二俣へ降りました。
熊見峠のピークから1時間要して下二俣へ降りました。
再び沢を下ります。
斜度もなく水量も少ないのでどこでも飛べる感じです。
(見極めは必要です)
再び沢を下ります。
斜度もなく水量も少ないのでどこでも飛べる感じです。
(見極めは必要です)
林道に戻りました。
ここから清岳荘までは登りになります。
最後に階段を登り、笹路を通過すると清岳荘です。
林道に戻りました。
ここから清岳荘までは登りになります。
最後に階段を登り、笹路を通過すると清岳荘です。
清岳荘に戻りました。
山荘には飲み水ではありませんが、水道が出ていました。
靴を洗う水場も用意されていましたので利用しました。
顔を拭いて、レンタカーに荷物を積み込んで次の目的地である阿寒湖に向かいます。
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清岳荘に戻りました。
山荘には飲み水ではありませんが、水道が出ていました。
靴を洗う水場も用意されていましたので利用しました。
顔を拭いて、レンタカーに荷物を積み込んで次の目的地である阿寒湖に向かいます。

装備

個人装備
ミドルカット登山靴(ゴアテックス)

感想

今回は積雪期BCでいつもお世話になっているK氏の百名山ツアーに相方として同行しました。
山登りがメインなので周辺のキャンプ場でテント生活しながら回る計画です。
(流石に最終日は宿に宿泊します。)

北海道山行遠征2日目は知床の「斜里岳」に向かいました。
ここの登山道は旧道と新道に分かれており、旧道は沢登となります。
この道を歩くためにフェストブーツと滑り止めのチェーンスパを用意しました。
沢の状態がどの位かは分からなかったため、ガチで挑むつもりいました。
相方も沢靴を持参していましたが、膝の調子も思わしくなかった事、同じ仲間で百名山を制覇した相方からゴアテックス(防水)のミドルカット登山靴で十分とのアドバイスもあった事で装備変更となりました。
私も相方の足の調子が心配だった事もあり、万が一を考えてそのままミドルカット登山靴で入渓する事にしました。
別に濡れても良いと思いました。「二人で無事に下山する」それが最優先課題です。
結果的にはオーライでしたが、改めて遠征の難しさを感じた山行となりました。
感じ方は人それぞれです。
大げさと思いますが、自分のこれまでの経験と学んだ技術が唯一の頼りでした。

行かれる方へ。
今一度改めて申しますが、この記録は私達の記録です。
参考までとして下さい。

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体力レベル
3/5

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