笠ヶ岳（笠新道からの往復）

2015年09月04日(金) ~ 2015年09月05日(土)

• GPS: 30:11
• 距離: 23.5km
• 登り: 2,292m
• 下り: 2,269m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 0:53
• 合計: 8:26

距離 12.1km 登り 2,070m 下り 347m

6:42 スタート地点
7:31 中崎橋
7:42 7:58 笠新道登山口
11:24 11:39 杓子平
12:47 13:02 分岐指導標（仮称）
13:03 笠新道分岐
13:48 抜戸岩
14:39 14:40 笠ヶ岳山荘
14:52 14:58 笠ヶ岳
15:08 笠ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 5:43
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:29

距離 11.4km 登り 221m 下り 1,935m

6:22 笠ヶ岳山荘
6:54 抜戸岩
7:40 7:45 笠新道分岐
7:47 7:51 分岐指導標（仮称）
7:59 8:15 抜戸岳
8:21 8:26 分岐指導標（仮称）
8:27 笠新道分岐
9:43 9:49 杓子平
11:54 12:04 笠新道登山口
12:14 中崎橋
12:51 新穂高温泉駅

天候

9月4日：曇りのち雨（稜線上は濃いガス）
9月5日：快晴のち薄曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日あるぺん号（東京・竹橋〜新穂高温泉）の山小屋宿泊セット（26,600円）を利用しました。
3列シートの座席なので快適でした。

コース状況／危険箇所等

笠新道はルートがよく整備されていて安心して歩けました。

稜線上で迷いやすい場所には石に○印が付けられているので問題ありません。

危険個所は特にありませんが、杓子平までは急登の連続なのと、時々浮き石があるので下りは慎重に歩いた方が良いです。

その他周辺情報

ホテル穂高の日帰り入浴を利用しました。（割引券持参で600円）
露天風呂が良い感じでした。

写真

9/4 6:45

登山指導センターで登山届を提出してからいざ出発。

9/4 7:45

林道を約1時間歩くと、いよいよ笠新道の入口に到着。
湧水もあるのでここで一服したいところです。

9/4 7:58

最初のうちは樹林帯のなだらかな登りが続きます。

9/4 8:43

やがてブナの原生林の下を歩くようになると急登の連続となります。

9/4 9:37

笠新道の中間地点に到着。

9/4 11:03

森林限界に近付いて来るころから雨が降り出してきた。

9/4 11:31

やっと杓子平に到着。本当は広々と展望に恵まれた場所なんでしょうがご覧のとおり稜線はガスの中。

9/4 11:43

雨の降りしきる中をひたすら歩きます。

9/4 11:52

7月下旬頃ならさぞ美しいであろうコバイケイソウの群落も、残骸しか残っていません。

9/4 11:54

チングルマも残骸群落状態。

9/4 12:48

抜戸岳への分岐。

9/4 13:06

双六岳方面への分岐地点です。
ここからは主稜線を笠ヶ岳山荘を目指します。

9/4 13:48

稜線上にある抜戸岩。とくに難しい場所ではなく、むしろこういう気象条件では風除けの休憩ポイントになってくれます。

9/4 14:10

このペイントがうれしいです。

9/4 14:13

「スグソコ」の割にはやや遠く感じれたけど・・・

9/4 14:15

モチロンがんばりますよ。

9/4 14:21

ようやく山小屋の建物が近づいてきた。

9/4 14:57

受付もそこそこに先ずは山頂往復！
しかし、なんにも見えない。

9/4 17:04

小屋に戻って17時からは待望の夕食です。
なかなかの健康食でした。

9/4 17:24

小屋の温度計では7度C。寒いはずだ。

9/5 4:33

翌朝はよく晴れてくれました。（小屋の2階の寝床から窓越しに撮影。）

9/5 4:50

だんだん空が明るくなってきた。

9/5 5:19

南アルプス方面もよく見えます。

9/5 5:20

よく見ると富士山が甲斐駒の後ろに恥ずかしそうに顔をのぞかせていましたよ。

9/5 5:28

さあ、御来光まであとわずか！

9/5 5:35

出たー！
2015年9月5日の初日の出です。

9/5 5:42

「日本の朝食」をモリモリ食べて出発！

9/5 6:23

笠ヶ岳山荘さん、笠ヶ岳さん、ありがとう。

9/5 6:29

今日も昨日と同じ道を帰ります。

9/5 6:34

向かって左から焼岳、乗鞍岳、御嶽山の三座そろい踏み

9/5 6:37

岩に書かれた「サヨナラ」がいいですね。

9/5 6:48

振り返ると笠ヶ岳が大きいです。

9/5 6:56

これから歩く稜線

9/5 7:03

笠もだいぶ遠ざかりました。

9/5 7:43

本当に端正な姿の笠ヶ岳です。

9/5 8:03

抜戸岳の山頂は意外と登られていないようでした。

9/5 8:08

抜戸岳から眺める双六平方面です。

9/5 8:26

左は黒部五郎岳、右奥は薬師岳ですね。

9/5 8:37

槍ヶ岳はどこから眺めても絵になります。

9/5 8:54

錫杖岳には昔、クライミングで訪れたことがあります。

9/5 8:58

ミヤマリンドウかな？

9/5 9:19

杓子平から笠ヶ岳を振り返るとこんな感じ。

9/5 9:23

杓子平からの槍。

9/5 9:39

9/5 9:45

笠ヶ岳東面の岩壁群はすごい迫力。

9/5 10:23

ご存じ、穂高滝谷ですね。

9/5 10:51

だいぶ下ってきましたがまだまだ槍穂岳連峰は眺められます。

9/5 12:07

笠新道入口に無事到着しました。

9/5 12:48

林道入口にあった案内板です。

撮影機器：

EX-ZR800 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

gorozo

穂高の稜線から眺められる笠ヶ岳の端正な姿にあこがれて、いつかは歩いてみたいなと思い始めてから何十年と経ちましたが、今回はじめて笠新道を経由して笠ヶ岳の山頂に立てました。
笠新道はよく整備されていて気持ちよく快適に歩くことができました。

2日目は、往路を戻るのではなく、弓折岳、鏡平を経由して小池新道を下るコースを選択すればよかったと後悔しています。
笠新道の往復では物足りませんからね。
たまたま登山届にクリヤ谷コース又は笠新道コースで下山と書いてしまったので、行動中のコース変更がためらわれたからです。
事前にもっとルート研究をしておけばよかったです。

笠ヶ岳は百名山に数えられているせいか、平日でも登山者が多かったです。
「アンチ百名山派」の私としては、もっと静かな山歩きがしたかったけど、こればかりは仕方ありませんね。