姥沢〜月山〜清川橋〜清川〜清川行人小屋〜本道寺
- GPS
- --:--
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 1,854m
- 下り
- 2,672m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:40
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 5:20
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:55
天候 | 1日目 快晴 2日目 晴れ 3日目 晴れ 4日目 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
高速バス 山形駅〜月山口(1700円) デマンドバス 月山口〜姥沢(500円) 〇帰り 町営バス 月山口〜西川町役場(200円) 歩いて3分 西川町役場〜海味温泉ウナギの湯 タクシー 海味温泉ウナギの湯〜羽前高松駅(3720円) 左沢線 羽前高松駅〜山形駅(420円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇月山〜清川橋 整備されて歩きやすい。 〇清川橋〜清川行人小屋 穏やかな流れ。メジロアブはほぼいない。爽やかな沢 〇清川行人小屋〜本道寺 整備されて歩きやすい。水場がいくつもある。 |
その他周辺情報 | 海味温泉ウナギの湯(かいしゅうおんせん) 250円 石鹸シャンプーなし、ドライヤーあり。 無料ロッカーあり。 肌がつるつるする。うなぎの湯の由来かな? |
写真
感想
●●●1日目●●●
夜行バス、高速バス、デマンドバスを乗り継いで姥沢までやってきた。天気は快晴。流石100名山、平日にも関わらず大勢の人だ。しかしデマンドバスは貸切だった。
ためらいなくリフトに乗り込む。800円。楽チン。天気が良くて最高。リフトトップは少し涼しい。お花畑を堪能しながら進む。
牛首からは急になり、モコモコさんは汗だくなりながらようやく山頂到着。
せっかくなので月山山頂神社で参拝。拝観料500円。
お祓いを受けてから人型の紙を全身、特に体の悪いところになすりつけてから息を吹きかけた後、石船の水に浮かべる。
お祓い所の下にゴミ落ちていたので拾った。(後に清川で良いことがあった。)
お祓いを受けたら山頂神社に参拝しに行く。お祓いの後に御神酒を飲めた記憶があったので、今回も御神酒を頂けると期待していたが、もうやっていないらしい。残念。
月山山頂小屋を少し覗いて、本日のメインイベント清川橋までの標高差約1000mの下降に出発する。
少し下ると大岩の上に腰掛けている女性とお話をした。山頂の喧噪を離れ、とても景色が綺麗で静かでとても良い場所だ。
人気のないロングルートのせいか踏み跡はしっかりしているものの、細くて草が被っているのでルートを目で追うことが難しい。大草原の緩やかな斜面がずーっと広がる。
草原の踏み跡を辿り千本桜に到着。ここから本格的な下りに入る。塩分補給でキュウリの一本漬けを食べた。フェルトの沢靴では滑るのでチェーンスパイクを装着。
モコモコさんがオーバーヒートでヘロヘロ状態。標高1300m付近で登山道の脇から水音がする。小さな窪沢からチョロチョロと清水が流れている。冷たい清水をガブ飲みして少しは回復したようだ。
さらにロープが張ってある急斜面をいくつか降りるとようやく沢音が聞こえてきた。清川の流れが近づくとトラバースして下流に進む。
このトラバースが長くてモコモコさんの精も根も尽き果てる頃ようやく清川橋に到着。上流に30m程進むと左岸に清川みんなの天場を発見した。余りに近いので拍子抜け。
人気の沢なので先客がいないか心配だったが
誰もいなくて良かった。広い天場なので3パーティーぐらいは譲りあって泊まれそうだ。
もうすぐ日没なので急いでタープを張って、モコモコさんには休んでもらう。
時間もなく周りに薪は少ないが軽く集めて何とか一晩分を集めた。
今日の夕食
焼き肉とアルファ米。
夜行の疲れもあり早めに就寝。
●●●2日目●●●
今日も晴れ。朝食はラーメン。
今日は下流にある月山沢(地形図には名前がない)の偵察。昨晩は地面が斜めで良く眠れなかったので、出発前にタープの位置を修正した。
月山沢の出合いまではゴルジュっぽい所もあったが平坦な流れが続いているだけだ。月山沢も穏やかな流れがどこまども続いている。
雲行きが怪しくなり、冷たい風が吹くようになってきたりしたので早めに引き返すことにした。
昨日山頂で取った天気予報では午前は雨だった。雨が降り出す前に戻りたい。
天場に戻り今日は本格的に薪を集めることにした。モコモコさんも元気になり二人で集めると大分集まった。明日に備えて早めの夕食。
今日の夕食
ご飯、昨日の残り焼き肉、ホイル包み豚肉、自然の恵み
●●●3日目●●●
今日も晴れ。清川行人小屋までの行程なのでのんびりと遡行する。
途中、大岩の側に天場になりそうな所があったので立ち寄ってみた。モコモコさんは少し離れて歩いていた。
その時モコモコさんは熊を目撃したそうだ。大岩の反対側にいて「くま!!!」と声をあげたら逃げて行ったとのこと。そのまま進んでいたら鉢合わせだったかも知れない。
印象に残ったのはこれくらいで、簡単に越せる小滝を過ぎれば上流域だ。
沢の上流部で休憩していると、二人組の男性が下降してきた。
情報交換する。二人と別れたあと二俣を左に入り草原のような所を進むとポンと登山道に出た。そして間もなく進むと清川行人小屋に到着。
連休なので混んでいるかなと思ったが誰もいなかった。結局貸切となった。2階に上がると熱気で暑かったが、窓を開けると爽やかな風が吹いてきてとても気持ちがいい。背後の山並みも素晴らしい。時あるごとに二人で何度も「爽やか!」と叫んで喜んだ。
とても綺麗で管理の行き届いている小屋に感謝。明日は本道寺までのこれまた標高差1000mの長丁場。しかも10:32発のバスに乗らないといけない。足の遅いモコモコさんのペースを考慮して2時起床、3時30分出発ということで早めの就寝。
今日の夕食。
ホイル包み豚肉、アルファ米、残り物
●●●4日目●●●
予定通り3:30出発。夜空には星空がきらめいている。本日も快晴。入山してから一滴も雨に降られていない。なんという幸運。神社でゴミを拾った行いが良かったのかな?
ヘッデンを付けて進むが出発早々、分岐を見落として月山に向かう登山道を進んでしまう。幸いすぐに気付き10分程のロスで済んだ。気を取り直して進む。虫がヘッデンの光に集まりうるさい。
朝から蒸し暑い。顔面虫にたかられながら、やっとのことでドウダン坂分岐に到着。コースタイム30分のところを約1時間もかかってしまった。バスの時間に間に合うだろうか不安になる。
尾根に合流すると緩やかな下りで歩きやすい。
紫燈場で休憩。見晴らし台となっている。まだトンボさんが飛んでいなくブヨにたかられてモコモコさんは虫がうるさいといって蚊取り線香をつけた。
太陽が昇り暑くなってきた。モコモコさんは汗だくで辛そうだ。
途中サカサ沢清水でチョロチョロであるが冷たい水を汲めた。
その先が岩根沢本道寺分岐で、分岐のすぐ先にドバドバの清水があった。ここで汲めば良かった。
これでモコモコさんは息を少しだけ吹き返した。
令和2年に整備したのだろうか、時折出てくる道標の石碑には令和2年とあった。高清水街道となっており、その名の通り清水ポイントが沢山あるので助かる。道もしっかりしている。また、途中からは、2010年版山と高原地図にはない新しく整備された登山道が本道寺まで続いている。
数多くある清水ポイントのお陰で何とかバスの時間に間に合うことが出来た。
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