打込谷（笠ヶ岳）

2024年08月10日(土) ~ 2024年08月12日(月)

• GPS: 27:01
• 距離: 40.0km
• 登り: 3,566m
• 下り: 2,966m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:16
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:16

距離 18.3km 登り 1,529m 下り 747m

8:07 スタート地点
8:27 8:27 金木戸発電所
10:39 11:08 池の尾発電所
12:19 12:19 広ヶ原取水堰堤
12:27 12:27 小倉谷出合
14:37 15:08 壊れた吊り橋(通称)
15:23 打込谷出合

2日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:45

距離 5.5km 登り 622m 下り 136m

15:23 打込谷出合
13:41 宿泊地

3日目

• 山行: 11:13
• 休憩: 1:26
• 合計: 12:39

距離 16.2km 登り 1,414m 下り 2,084m

5:10 宿泊地
9:36 9:36 笠ヶ岳テント場
9:47 9:47 笠ヶ岳山荘
10:21 10:26 笠ヶ岳
10:34 10:58 笠ヶ岳山荘
11:04 11:05 笠ヶ岳テント場
11:20 11:20 抜戸岩
11:56 11:58 笠新道分岐
12:00 12:13 笠新道抜戸岳分岐
13:13 13:23 杓子平
14:13 14:14 天然クーラー(岩間)
14:22 14:24 天然クーラー(木の根)
14:37 14:37 ブリキベンチ
15:43 15:55 笠新道登山口
16:07 16:07 中崎橋
16:22 16:22 お助け風穴
16:40 16:44 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
16:52 中崎山荘 奥飛騨の湯
16:58 17:10 新穂高登山指導センター
17:50 17:50 鍋平駐車場
17:53 ゴール地点

天候

3日とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

一台は新穂高温泉に停める予定が満車で、鍋平の駐車場
もう一台は双六ダム下

コース状況／危険箇所等

水量は少なめ

写真

8/10 8:07

初日スタート

8/10 8:16

8/10 8:16

8/10 8:26

8/10 8:26

8/10 10:38

8/10 11:12

林道は中ノ俣川にいったん入って大きく右に逸れる

8/10 11:18

8/10 11:18

8/10 12:19

長い長い林道の終点

8/10 12:20

ここから藪へ

8/10 13:05

軌道跡は、非常にわかりにくい。迷ったら上下を見て、こんな感じの石組みを探した方が良い。

8/10 13:07

8/10 13:18

軌道跡も、悪い。

8/10 15:00

やっとここで入渓。他の記録を見る限り、ここまでは頑張って軌道跡を探した方が、楽だと思う。

打込谷出合横の幕営適地。かなり居心地良し。

8/10 17:55

重い重い荷物のご褒美。初日は重荷でバテた。

8/11 7:22

2日目。ゴーロの乗り越しやら小滝の通過やらで始まる

8/11 7:44

最初の滝は右岸から巻き。

8/11 7:55

さっきの滝の落口

8/11 8:12

キラキラで美しい。逆光なので写真はグダグダ

8/11 8:27

ここは泳いで右岸に上陸

8/11 8:29

8/11 8:33

右岸バンドの残置シュリングでバンドに乗る

8/11 8:39

バンドの奥は落ちられない釜の横にワンポイントややこしい箇所があるので、丁寧に抜ける

8/11 9:39

進んで別の滝。右岸からフリーで頑張って登った箇所

8/11 10:24

8/11 10:35

ここは滝の右から登攀することもできるようだが、右岸バンドから巻けば、簡単安全

8/11 10:43

落口。登攀してもいったん降りないといけないみたい

8/11 10:47

見えづらいが、右岸バンド

8/11 10:49

ここは容易に直登

8/11 10:51

8/11 11:03

8/11 11:05

8/11 11:08

8/11 11:08

ここは左岸から藪を少し漕いで巻き

8/11 11:16

落口

8/11 13:32

長い滑った河原歩きをしていると、渓相が変わってナメ地帯に入ったので、戻ってテン場を探すこととする。

8/11 14:21

1848の二股まで戻って幕営。
これ以降、いいテン場はあまり見当たらなかった。

8/11 18:00

稜線も見えて翌日の期待が高まる。でも遠い。

8/12 5:17

3日目スタート

8/12 5:28

3日目は何もないでしょ、と言っていたが、どんどん滝がかかる。スタート直後の滝は右岸バンドを小さく巻いたが、沢に降りるところが非常に悪かった。

8/12 5:32

8/12 5:43

ゴリラ？モアイ？

8/12 5:51

稜線が徐々に近づく

8/12 5:54

8/12 5:55

8/12 5:55

8/12 5:57

稜線とナメで綺麗。

8/12 6:17

右へ

8/12 6:24

この辺りからナメの連続。ヌメヌメでとても登れないので、左岸から右岸へと巻きを繰り返す。

8/12 6:43

振り返るとこんな感じ

8/12 7:34

空が近づく

8/12 7:54

山の恵みを少しだけ頂く

8/12 8:13

打ち込み谷、水源地。2450くらい。

8/12 8:14

ここで水切れ

8/12 8:39

8/12 8:39

ガレをどこまでも丁寧に登っていく

8/12 8:50

稜線に、ついた。

8/12 9:21

槍も見える。

8/12 9:21

打込谷

8/12 9:24

8/12 10:18

笠ヶ岳、山頂。晴れ。

8/12 10:23

山頂からの雲海

8/12 10:37

小屋前で乾杯して、気合い入れて下山
なお、笠ヶ岳山荘は水場がなく、ミネラルウォーターは500ml500円、購入は1人一本に制限されることがあるので、打込谷水源で水をとったら、大事にした方が良い。この先、笠新道の下まで、水場は無い。

8/12 12:34

笠新道

8/12 13:15

笠ヶ岳方面

8/12 13:15

8/12 15:55

笠新道入口通過。下山は長かった

8/12 15:55

新穂高へ

8/12 16:49

8/12 17:17

新穂高から鍋平の駐車地までさらに40分の登山。しんどい。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

iPhone 11 Apple

感想

komahisa57

この沢は、2017年から何度も計画しては、天候不良、メンバー集まらず、公私共の多忙を理由に断念してきた沢だったので、ガレをつめて稜線に立ち、槍、穂高連峰の姿を見た時は感極まるものがあった。

行きたいと思ったところは、しぶとく、諦めず、想い続けて常に機会を逃さないようにしないといけないと思ったし、行きたいところをこれからもたくさん持ち続けたいと思った。

一緒に行ってくれた仲間に感謝したい。

難易度について
豊野氏の北アルプスの沢では三級とされているが、登攀も渡渉も巻きもつめのガレ処理も歩きの距離もそれなりの難易度なので、例えば紀伊半島であれば、同グレードの絵馬小屋谷あたりは下山も含め普通に溯行できないと、溯行はしんどいように思った。

コメント

ynari

なかなか行けない所ほど、感極まりますね。
感動しました！オレもいつか行ってみたいです。

komahisa57

ynariさん
ええとこでしたので、是非行ってください！