遠かった念願の羅臼岳。ぎりぎり絶景!
- GPS
- 07:22
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,456m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
写真
感想
遠かった念願の羅臼岳。ぎりぎり絶景!
<行きの交通>
◆羽田7:10→女満別8:55 JAL565
◆女満別空港9:50→ウトロ温泉11:59 知床エアポートライナー
◆「地の涯(ちのはて)」の送迎 17:00で岩尾別温泉登山口
日本百名山69座目、羅臼岳。
台風なので行けるかどうか怪しげだった北海道東部遠征。
16日、朝早くの便にのって女満別へ。
無事飛んでくれました。お昼からの便はすべて欠航です。ラッキーですね。
前日は、ウトロ温泉周辺で道の駅や世界遺産センターなどでのんびりして過ごして、
17:00の送迎で宿泊場所「ホテル地の涯(ちのはて)」へ。本当に立地が地の果て。
こちらで美味しいごはんと温泉を楽しみつつ、早めに眠りにつきます。
早朝4:45くらいに登山スタートです。
まずは、木下小屋で入山記録用紙を記入して、いよいよ登山道へ。
ヒグマが出ませんように・・・。
最初は地味な登山道を登り続け、オホーツク展望へ。
ここで、海を展望できてちょっと心が和みます。
さらに進んで「弥三吉水」水場ですが要煮沸。北海道ですから。
そこから、また地味な登山道をひたすら進んで極楽平へ。
この近辺は、ヒグマ頻出エリアっぽいです。ドキドキします。
熊鈴のボリュームは全開です。
このあたりから、やたらと木の幹や枝が行く手を遮ります。
足元に集中すると、頭上がゴン!痛い!
とにかくぶつかります。めちゃくちゃぶつかります。
ここで、登山ペースが落ちます。これはしんどい。
私、下に視線を集中して歩く習慣があるので、この木にぶつかりやすいエリアは本当に苦手です。
羊蹄山なんかもそうだったよなぁと思い出しつつ、涙をこらえて進みます。
次の大沢のエリアに入るとぶつかる木がなくなります一安心。
水のない沢の跡を登っていきます。花も所々咲いているし景色も良くなってきます。
上りはきついですが元気が出ます。
ちなみに、私は遭遇しなかったのですが、先行のグループがヒグマとこのエリアで遭遇したそうです。
やっぱり、ヒグマ多いんですね。くわばらくわばら。
羅臼平まで登ると、展望が一気にひらけて羅臼岳も見えてきます。
このエリアは、フードボックスがあるのでテント泊もできるのかな?
ここから三百メートルほど、羅臼岳山頂までの最後の登りです。
途中からゴツゴツの岩場に変わって、なかなか登りごたえがあります。
でも地図のコースタイム間違ってません?これかなりハードで時間かかりますよ?
そんなこんなで山頂へ。
実は今回、登れればいいやくらいで展望は期待していなかったのですが、海や雲海まで見える素晴らしい眺望を堪能できてしまいました。
これは絶景です。はるばる遠くまで来たなぁと、感傷的になってしまいますね。
羅臼の偉大さを感じながら下山です。
下山は、もと来た道をひたすら戻るだけ。
休憩無しで、一気に降りました。疲れた。
そして、相変わらず木に頭をぶつけて痛かった。
下山後は、「ホテル地の涯(ちのはて)」が用意してくれてる靴の洗浄場で軽く泥を落として、
ホテルの温泉に入らせてもらってすっきりした状態で、次のエリア清里町に向かうことができました。
「ホテル地の涯(ちのはて)」さんは、早朝登山者用のお弁当におむすびだけでなくソーセージや、ヴィダウィンゼリーっぽいものなどが付いていたり、
登山後も入浴させてくれたり、登山者へのサービスが至れり尽くせりでとても良かったです。
夕飯も豪華で元気が出ました。
今回の遠征で、まずは一番大変そうな羅臼岳を無事クリアできたので、
続けて楽しんで斜里岳と、雌阿寒岳も登りに行こうかと思います。
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