里宮から奥宮へ参る道: 多峯主山の御嶽八幡神社
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 176m
- 下り
- 180m
コースタイム
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
なし |
写真
装備
個人装備 |
ワラーチ(レーザーエンボス加工マンサンダル)
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
雨具
ザック
飲料
ファーストエイドキット
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感想
先日那須湯本温泉の那須温泉神社にお参りしてきてから、今後は参拝としての登山を自分のヤマとの向き合い方にしていきたいと思うようになりました。以前に蔵王古道を里宮から奥宮までたどったのが面白かったので、今後も他の山でも里宮からたどろうと考えていました。
で、近場の多峯主山に御嶽八幡神社があるけどこれも里宮があるのかと調べてみたらちゃんとある。ならばさっそくと雨の中行ってきました。
御嶽八幡神社というがそもそも木曽御嶽信仰というものがあり、金峰山・八海山・三笠山の三山を大神と崇めるもので、多峯主山の御嶽八幡神社にもその流れがあるということだ。・・・・と、このあたりまったく詳しくないので、ここで不正確な情報を書くのは控えておきます。一心行行者の碑、大天狗黒眷属金比羅坊の碑など、ちゃんと知識がある人が見ると由来がわかって面白いのだろう。
今回私が知って関心したのは、「前岩」と「陽雲山」の二つ。
里宮の看板に「...明治40年に当地前岩に鎮座する陽雲山御嶽神社に合祀され、御嶽八幡神社となり...」という説明文がある。
奥宮が建っているのは立派な岩壁の上だ(登りがいがありそうだがクライミング禁止)。あそこにちゃんと「前岩」という名があるのを知れた。もしかしたらあの岩壁が元々の信仰の対象だったりしたのだろうか、とも思った。
(....というかこの「前岩」については奥宮の由緒書きにも説明があるので、今までも何度も読んでいたはずなのだが、頭の中で結びついていなかった。)
もうひとつが「陽雲山」の名で、陽の字があるあたりヤマノススメのひなたを思い出した。それだけ。
多峯主山は何度も来ている山だけど、今回あらためて参拝の心構えで登ってみた。そうしてみると、今まで通り過ぎていた石碑の類がよく目に留まるようになり、由来を知りたくなった。身近な山でも知らないことだらけである。
雨の中を登ったが、かえって雨音と虫の声で心が洗われるような道中になった。
次回はどの山に参ろうか。
参考:
* https://tesshow.jp/saitama/hanno/shrine_hongo_hachiman.html -- 本郷八幡神社の解説
* https://hornyama-space.com/%E5%85%AB%E6%B5%B7%E5%B1%B1%E3%81%A8%E4%B8%89%E7%AC%A0%E5%B1%B1%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%80%81%E5%BE%A1%E5%B6%BD%E5%B1%B1%E3%81%A8%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%84%E3%81%86%E9%96%A2%E4%BF%82%EF%BC%9F/ -- 木曽御嶽三山の解説
* https://www.city.hanno.lg.jp/material/files/group/65/202305thats.pdf -- 飯能市立博物館きっとすによる「多峯主山の御嶽信仰」(PDF)
* https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2306866.html -- 私より詳しく説明してくださっています
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