巨岩と不思議の森の位山

2015年09月20日(日) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 10.2km
• 登り: 664m
• 下り: 651m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:06

8:57 モンデウス飛騨位山スノーパーク
10:13 10:33 リフト上部
12:09 12:10 天ノ岩戸
12:53 13:06 位山
13:23 13:24 天ノ岩戸
14:30 14:30 リフト上部
15:03 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

モンデウス位山スキー場の駐車場に停めました

コース状況／危険箇所等

コースは全般に初心者向けの緩やかな傾斜ですが、頂上付近の木道はスリップ注意です。

写真

9/20 8:56

今日はスキー場の駐車場からスタート。ここで高度は1000mですから涼しいです。

9/20 9:05

分水嶺の石碑のところから登ります。中央分水界が通っているということです。苅安峠です。ここから位山の尾根を登りますが、左側が太平洋側、右側が日本海側ということですね。

9/20 9:09

スキー場のゲレンデはホルスタインの放牧場になっています。

9/20 9:10

ミゾソバが満開。

9/20 9:13

イノシシの罠。今は使われてないようです。

9/20 9:19

ここからゲレンデの端を登ります。

9/20 9:34

さえぎるものがないので天気が良いと少し暑い登りですが、今日は涼しいです。

9/20 9:53

あ、アケボノソウ。

9/20 10:05

こちらはセンブリです。ヒメジョオンとかアキノキリンソウとか秋の花が沢山咲いています。

9/20 10:37

森の中に入ると涼風が気持ちいいです。この辺りはミズナラの林。この上はブナ、ダケカンバと林相が変わっていきます。

9/20 10:39

次々に現れる巨岩。いちいち名前の看板が立っているのが面白いです。

9/20 10:41

地面に落ちた栗の実は動物に全部食べられています。やがて冬を迎える森の恵みですね。

9/20 10:48

三等三角点、点名 「一の谷」 1233m通過

9/20 10:50

こんな感じのなだらかないい道が続きます。

9/20 10:58

大きなホウの木が木陰を作っています。

9/20 11:01

御手洗岩

9/20 11:13

畳岩

9/20 11:50

門立岩

9/20 11:52

ナナカマドの実も赤くなっています。この高度ではもうすっかり秋です。

9/20 12:12

鏡岩

9/20 12:12

天の岩戸と呼ばれている場所です。しめ縄が張ってあり、神域として尊ばれているようです。

9/20 12:15

付近は梅花オウレンの群生地です。春に来てみたいです。無数の株があります。

9/20 12:18

木道が現れます。濡れているところは滑らないように注意です。

9/20 12:22

御嶽の展望ポイントです。今日は残念ながら雲がかかっていて見えませんでした。

9/20 12:23

こちらは乗鞍岳の展望ポイント。こちらも今日は残念。

9/20 12:58

頂上直下の水場です。ご神水がわいています。美味しい水でした。

9/20 13:08

山頂には眺望はありませんが、そばの山頂広場からは白山の眺望があるようです。(今日は見えませんでしたが)

9/20 13:12

山頂のダケカンバの大木。

9/20 13:15

青空に赤い実が映えます。

9/20 13:29

御神楽岩です。この上で神楽を舞うのでしょうか？

9/20 13:46

位山はイチイの木が有名だということです。
この山は飛騨一宮水無神社の奥宮になっていて、山のイチイの木を笏の材料として天皇に献上した際に、この木が一位の官位を賜ったことから木は一位(イチイ)、山は位山と呼ばれるようになったという説があるのだそうです。

9/20 13:47

手が届くところに実がなっていたので一粒いただきました。美味しかったですよ。

9/20 13:58

9/20 14:32

9/20 14:50

撮影機器：

LUMIX DMC-GF1 パナソニック

感想

mizutani824

この夏は色々事情があり山に行けない日々が続いたので歩き通せるかどうかの自信がなかったのだが、涼しい天候と、なだらかな山道のおかげで快適に登ることができた。
登山口から少しの間はスキー場の端を登っていく。30分もしないうちにリフト上部に到着。この坂が今日の唯一の急坂といえるかもしれないが、涼しい風と、展望の良さにに助けられて順調に到着。
ここからは森の中を歩くなだらかな坂だ。ここの森は太平洋側と日本海側の分水界ということからか、種々の樹木が混交して面白不思議だ。木だけではなく、花もこの季節にしてはとても多く、春にはぜひ訪れてみたい場所だ。
山道には巨岩奇岩がそこらじゅうにあり、それぞれ名前がついている。
この山は飛騨一宮水無神社の奥宮ということで山全体が御神域。(それにしてはスキー場がありますけど) 大きな木も伐採されずにのこされているのだろう。天岩戸を過ぎるとすぐに頂上。頂上近辺には周りの山の展望所がいくつか設けられていて絶好のランチポイントにもなっている。
遠望の利く日には北アルプスの山々から御嶽、白山まで一望という展望の山なのだが、今日は残念ながら遠望は利かず。次回のお楽しみということでリハビリ登山は無事終了。
また来たい山が一つ増えた。